

救急車が来るまで。


救急車は10分程度で到着します、
と言われたのですが
こういう時の10分て長いですよね…。
傷を押さえながら
おじいさんの話を聞いていたのですが
実はこうなる前に一度転んでいたこととか
家はこのバス停の近所だとか
奥様は足が悪いので連絡しても
出てくるのは難しいとか…。
と、いろいろお話を伺っていると
通りすがりの人々が
たくさん声をかけてくれました。
「大丈夫ですか?」
「なにかできることはありますか?」
「救急車呼んだ!?!」
などなど。
我が地元、まだまだ捨てたもんじゃないぜ!
と思った次第です
今回は怪我をされていて出血はあったものの
意識ははっきりしていたので
ご家族がいらっしゃれば
救急車を呼ぶ必要はなかったかもしれないのですが
今回は歩けないし、
そもそも立ち上がれなくなっていたので
呼ぶしかない、と判断しました。
でもこれが意識がないパターンだったら
メメはもっとまごついていたと思うんですよね…
AEDとか心臓マッサージとか…。
前に講習会に参加したけど
実際に役立てられるのかどうかは未だ不明
と、いろいろ話している間に
救急車が到着。
隊員の方に一応名前と連絡先をお伝えして
メメ達の役目は終了となりました。
「ご連絡、ありがとうございました!」
と言って救急車の扉は閉じました。

生徒会長のトンチキ発言1。

お役御免になったので家に帰宅すると
予定の時刻を大幅にオーバーしており
予定は変更せざるをえない状況でした。
何も知らずにずっと待っていた
小太と幼太
が激おこですw
事情を説明すると一応は納得してくれましたが…。
人助けできたのだし
何よりも中太のアクティブな一面が見られて
これで良かったのだ
と思っていたのですが。
おいぃいいいい。
そういうことじゃねーのよ。
ねーーのよぉおおお!!!
てかお前がいうなぁあああ
きぃいいいい!!
ポジティブ魔神めー!
でも…これはまだ序の口…

生徒会長のトンチキ発言2。

夕方、怪我をされた方のご家族が
「今日はありがとうございました」
と、実家の方に来られました。
なんで実家に??
てか、なんで住所が???
と思ったら、どうやら町内の方だったらしい。
その方の息子さんは、
うちのジジといっしょに町内会活動をしていて
我が家の名前を聞いてもしかして、と思って
連絡してきたんですって。
おぉ…悪いことは出来ません
お礼に菓子折りを頂きまして…。
中太と
「なんだか申し訳ないねぇ、
救急車呼んだだけなのにねぇ…」
と言っていたのですが。
それを聞いたジジが
と言いました。
それを聞いた中太。
と叫ぶ。
な、何でしょうか。
…は?
いやいや・・・救急車呼んだだけやて・・・
と、言うことで。
最後の最後で
いい話をぶち壊す中太でした…
こんな話に最後までお付き合いくださり
ありがとうございました
また覗いてみて頂けるとうれしいです