

ある朝のこと。


土曜日の朝一番に諸事情で
中太の学校へと車を走らせました。
【諸事情】については
また別のブログで書こうと思っておりますので
一言だけ…。
もう、ほんとうに、
あいつときたら!!
とまあ、メメは【おこ】だったのですが
当の本人は
と、到着間近になって
不安なことを言い出す始末
無事に教室に行くことは出来て
目当てのものをゲットし、
帰路につきました。
ふう、なんとか予定がこなせそうかな…
と、家まであと2分くらいのところで
事は起きました。


突然叫ばれて焦る。


自宅のある団地に上がるために
車での右折の心づもりをしていた際、
と中太が叫びました。
ちょ、な、何事!?!
と思いながらも、ブレーキをゆっくり踏みます。
続けて中太が
えっ!?!?
ふと反対側を見ると
ほ、ほんまや!!!
どうやら道路横の歩道を歩いていた方が
バランスを崩して転んでしまったようです。
起き上がれず苦しそうにされているので
慌てて左へ車を寄せて、停めました。
と、ほぼ同時に中太が
車の外へと飛び出します


頑張る高校生。


と声をかける中太。
メメも急いで降りたいのですが
運転席側は車道に直結なので
交通量が多くなかなか降りられません。
助手席側へ回って車を降ります。
するとメメの姿を確認した中太
が
とスマホを取り出す中太。
おぉ…確かに道路にも血痕が…
転んだ時におでこの上部を道路にぶつけて
切れてしまったようです。
頭って出血しますよね…
電話を見ながら
と。
あぁ、混乱するよね
119だよ。
救急で「9」とおぼえておこう。
わかった!!と言いながら電話をかける中太。
しかし。
動揺しているのか、かかったと思ったら
ちょ、代わるね
中太は声をかけてあげて。
チェンジして、必要な情報を伝えます。
意識のあるなし、呼吸のあるなし、
危険な場所ではないかの確認などがあり、
「10分ほどで到着しますので
しばらく付き添いをお願いできますか?」
と言われましたので
もちろんです、と回答します。
その間、中太は一生懸命声をかけていました。
すると、
「腰が…」
と出血している頭よりも腰が痛いようです。
体の向きが上半身だけひねったような状態に
なっているので、難しいようでした。
少し触りますねー、と言って体の向きを変えました。
出血している箇所を抑える必要がありそうでしたので
ハンカチで押さえます。
でもアスファルトに寝ている状態なので
絶対頭も痛い…。
すると中太が車の中から
クッションを持ってきました。
なかなか良い動きをしている!
さあ、あとは救急車の到着を待つだけ…
というところで明日に続きます
ここまでお付き合いくださり
ありがとうございました
また覗いてみて頂けるとうれしいです