

マンガ好きの沽券。


先日、ゲームから学習に誘導できるか、
という話を書きました。
前編。
後編。
あの後、小太も、幼太
に負けたくない、
と思ったらしく、
幼太がピクミンに勤しんでいる間に
武将と戯れてましたw
まあ、66%が興味を持ったようなので
(3兄弟のうち2人)
成功といえるのではないでしょうか。
で、そんな話を友人にしたところ
「お得意のマンガはないの?」
と聞かれました。
お得意の…マンガ…?
「学習に活かせそうなマンガの話って
聞いたことないなって思ったのよ。」
あ・・・。
言われてみれば。
ブログでは漫画紹介の時に
ちらちらと「子どもにもオススメ」
みたいなことは書いておりますが
友達に勧めることはないかも…。
というわけで、今日は
そんな話を。
いつもの調子で行くと長くなるので
年齢別に1種だけ紹介!!


小学校低学年。


小学校低学年というと
まだ文字を習ったばかりで
マンガを読むのは難しそうに思えるのですが
少年誌(ジャンプとかサンデーとか)や
少女誌(なかよしとかりぼんとか)は
ふりがながあるのでむしろ親切。
ただ、少女誌は最近、エロ化が進んでいるので…
あまりおすすめできないのも事実…
というわけで低学年向けには
安定の
【ドラえもん】をオススメ!!
ドラえもんでもまだ早い、という場合は
こちらの【はじめてのドラえもん】を!
こちらはコマに番号が振ってあるので
マンガの読み方わからない子でも
絵本のように読んでいくことができます。
サンプル。
カラーだし、かわいい。
ドラえもんに慣れると、
学習まんがにも興味がでるかも??
学習まんがはいろーんなのがありますが
見知ったキャラクターなら、
頭に入りやすいようです。
また藤子不二雄先生の絵に慣れてきたら
もう少し進んでこういう本も…。
【藤子F不二雄SF短編コンプリートワークス】
低学年で読むにはちと早いかな。
高学年で読むと、人生の見方が変わるかと・・・。
ドラマも面白かったですね。
再放送してほしー。


小学校高学年。


高学年になってくると
進みたい、進ませたい方向性によっても
オススメは変わってくるのですが…
生きる上で圧倒的に必要なことだと思うので
メメ的にはまずこちらを読んでほしい!
荒川弘さんの【銀の匙】
最強の食育本、だと思います。
北海道の農業高校を舞台に繰り広げられる
汗と涙と泥まみれの酪農青春グラフィティ!!
です。
食べ物は大切だ、命をいただくんだ、と
いろいろ聞かされて育つ子どもたちですが
その尊さを実感するのって
なかなか難しい。
でもこの漫画の中では
ニヤついたり悲しんだりしているうちに
そういったことが自然に学べる。
将来の進路を考えるにあたっても、
大事な部分だと思うので…
動物大好きー、という子にも
ぜひ読んでほしいなって思います。
ちなみにアニメも実写映画もあります。
映画はSexyZone中島健人くんが主演です
(評判は…ですが、面白かったよ!)
あ、あと、こちらもあわせてどうぞ
もっとリアルな農業生活!(?)


中学生にオススメ。


中学校を超えると
もうなんでもありかな…
と思うのですが。
そもそも今時分のお子様たちは
小学校の段階で
鬼滅の刃や進撃の巨人を見ているわけですので…
エロはともかく、グロに関しては
耐性があるのかな?と思ってみたり。
そんな中で、中学生以上のお子様に
おすすめしたいのはこちら!
【紛争でしたら八田まで】
田基博さんの作品。
前にも紹介したことがあるのですが
世界中の色々な場所で起きる問題を
地政学の知識と、
時にプロレス技で解決に導くお話。
各地で八田さんが食す料理も
普段はジャパンで見たことがないものばかりで
美味しそうに食べる姿が描かれているので
一度は食べてみたくなります!
と、食べ物はさておきw
島国日本ではなかなか考えづらい、
たくさんの国と隣接している場合に
起きうる問題や
多国籍で多言語が入り交じる世界の話など
まさにグローバルな話が描かれているので
これからの世界で生きていくためには
必要な視点なのではないかなって思います。
地政学に興味が出たら
このあたりも一緒に読んで見ると良いですね


高校生にオススメ。


んでもって、高校生。
まあここまできたらオススメも何も
好きな本を好きなように読みなさいよ、
と思うのですが…。
そんな中でももし、読むならば。
こちらを…。
【闇金ウシジマくん】
言わずとしれた真鍋昌平さんの名作。
闇金業を営むウシジマくんの元にやってくる
お金に困った人たちのお話。
ですね。
メメは常々思うのです。
お金について学校で教えてくれないのはなぜかしら。
お金の話って、ダーティなイメージが強くて。
【学校教育】では触れてはいけない部分のように
思われてるのかなって。
でも実際にはどんなところに
落とし穴があるかわからないし
そうならないためにどうするのか、
また、困った時には行政でのサービスが
どうなっているのか、
そういった事を教えてくれたら良いのに…。
そういう意味でも、反面教師的に学べるのが
ウシジマくんだと思うのです。
書かれていることはエグい話ばかりなので…
これを読んでトラウマになるくらいのほうが
良いのかなって。
お金はコワイよって学んでほしい。
人生、何が起きるかわかりませんから…。
でもウシジマくんは全46巻あって
買って読んでもらうのはちょっとしんどいかもしれません。
そんなときは現在真鍋昌平さんが連載している
【九条の大罪】をおすすめします!
こちらは現在8巻まで。
通常の弁護士は引き受けない案件を受ける弁護士が、
依頼人の利益のために道徳は切り捨て、
法律で解決していく話です。
これはこれでねー…
いろんな事があるのねーってなります。
随分偏ってる気もしますが…
こんな感じでどうでしょうー!!
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました
また覗いてみて頂けるとうれしいです