メメントCの世界

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演劇ユニット「メメントC」の活動・公演情報をお知らせしています。

嶽本あゆ美 初の戯曲集、発売中!!





ハーベスト社 本体1800円  
ISBN978-4-86339-104-8

「まっくらやみ・女の筑豊(やま)」メインビジュアル解禁!

 

黒田征太郎イラストのチラシです‼️

 

ついに、ついに、チラシのビジュアルが来ました!

脱稿も、8合目です。いや、熱い熱い。灼熱の炭鉱で日夜、脚本を書いております!!

決して蕎麦屋の出前ではありません!!!!!

 

 

私ごときが大胆にも、森崎和江、谷川雁の1958~1964年、そして、「まっくら」に描かれた女坑夫の物語を、

書いております。もっと年をとってから書くものでしょうが、いやはや、森崎女史のエネルギーが凄いので。

年をとってからでは、力がもたない!!!しかし彼女の探し物、それは本当の女ですが、女が女探してもみつからない。

女ってなんでしょう?

椿組の熱量と演出の高橋さんの剛腕に期待します!(無責任)

でも、本当に大変な戯曲になりそうです。青春の門・筑豊編ではあありません!

女のヤマの話です。

 

チケットは12月15日からですが、メメントC予約を承ります。

チケットを郵送いたします!!良席が限られますのでお早目に!

DMは12月半ばに発送します。(早すぎ?)

来年のことですが、ご予定が決まりましたら、

メールで、

mementocdefg@gmail.comまでメッセージください。

お申込み方法を必ず返信いたします。

 

 

 

 

椿組2023年春公演 
「まっくらやみ・女の筑豊(やま)」
作:嶽本あゆ美(メメントC) 
演出:高橋正徳(文学座)
主題歌:山﨑ハコ

■2023年2月9日(木)〜19日(日)11日間・14ステージ
■木戸銭:指定席4500円/自由席4000円/
学生・養成所割引:3000円/中高校生2000円/小学生1000円 
◎予約 椿組:☎︎080-5464-1350 Mail:tsubaki.ticket@gmail.com
◎予約フォーム:https://ticket.corich.jp/apply/210536/
[木戸銭発売日:2022年12月15日(木)14時より]
[出演]
田渕正博/木下藤次郎/趙徳安/斉藤健/井上カオリ/長嶺安奈/岡村多加江/山中淳恵/望月麻里/土屋あかり/鈴木彩乃/佐久間淳也/辻親八/水野あや/山本亨/外波山文明

椿組クラウドファンディング進行中です!!
https://motion-gallery.net/projects/tsubaki-gumi

雲霧仁左衛門「龍 三益高根の雲霧」感想まとめ

 

中山精一

 

『吉原の中江別館 金村のお座敷で恒例の江戸人情噺

駒塚由衣 江戸人情噺「龍見益高根の雲霧(りゅうと みますたかねのくもきり)」作: 藤浦 敦

 

話は、「雲霧仁左衛門」の話であるが、池波正太郎の雲切、山崎努のニヒルな雲霧を描いていたが、そこは藤浦先生。江戸時代中期の享保年間に活動したとされる盗賊。池波さんが近くにと言っても、500M先辺りにお住まいだったので、興味深い。因果小僧六之助、素走り熊五郎、木鼠吉五郎、おさらば伝次、七化お千代も登場しない、登場人物4人の藤浦版。

 「肥前の小猿が鰍沢から富士川沿いにすうっと下ってきまして、駿河街道を宮ノ花の宿場に着いたのは10月はじめのことでありました」とすっーと、ゆったりと語り始めると情景が浮かぶのです。

 「鰍沢」か、日本三大急流のひとつ富士川に面して、三つの川の合流地点であり、舟運の拠点、鰍沢河岸、落語で有名だなと思いながら。すうっと下るとあるが、下部温泉、身延山はどうしたと思いながら。色が濃いから避けたかな。いいリズムだね。10月初めということは旧暦で11月。紅葉はどうかと・・。

 印象的だったのは、雲霧の「寝顔」。やられましたね。これは山崎務ではなく、中井貴一の方が近いなと思う。「無垢」で可愛い仁左衛門。「無垢」で可愛い仁左衛門、そんなわけないだろうと思いつつ、術中に嵌っていく。そこは、駒塚さんの女性ゆえの慈しみも感じる。

 そんなこんなで、万沢の宿まで下ってくる。

 ・・・ネタバレしたら面白くないので・・・

 藤浦さんの「凄み」は学識の深さ、雲霧仁左衛門の話の元ネタは、歴史学者の大石学によれば、安永7年(1778年)に甲斐で起こった盗難事件を元に、後世の大岡政談で大岡忠相が裁いたと創作されたというから、何らかの根拠がある、

 越中には「立山」、加賀には「白山」、そして駿河の国には「富士山」と語っていく。日本三霊山をさりげなく。

 富士山と書くのは近年、「福慈岳」、二つとない山ということで「不二山」、山頂の雪がなくならない(尽きない)ということで「不尽山」なんかもある。ペコちゃんの不二家の「不二」も、「ルパン三世」に出てくる峰不二子の名前も。山辺赤人が「田子の浦ゆ、うち出でて見れば真白にぞ、不尽の高嶺に雪はふりける」という歌が万葉集に。秦の始皇帝から「不老不死の薬を持ってこい」とむちゃぶりされた徐福がここに来たという話から「不死山」。

 11月27日まで、吉原 さくら鍋中江別館にて。

 吉原商店会長の「吉原」の蘊蓄も。今回は桜鍋「中江」のご主人が語った吉原、いいね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

嶽本あゆ美

『藤浦先生の新作、「龍 三益高根の雲霧」駒塚由衣さんが10年続けている江戸人情噺、藤浦敦先生の新作。

こういう題名は何を意味するのか、勉強が足りない私は、文字を読んだだけでは俄に分からない。

けれども芝居のラストがそういうことなのね、とつくづく納得しました。

錦絵の様な世界というか、藤浦先生は情景の描き方が凄まじい。絵がどんどん見えてくる。

以前、よく聞かせてももらった「妲己のお百」も「猫頭」も、江戸時代の街の様子が手に取るように語りで繰り広げられる。

どうしてああいう風に書けるのか?しったこっちゃねえ、まだまだ修行が足りねえよ!!と声が飛んできそう。

今回の、雲霧の話は、最初の出だしからすぐに町の旅籠の薄暗い部屋に持っていかれるし、登場人物に馴染みがなくても、その情景の細かな色合いが伝わってくるので、ひたすら絵を追っていくような、不思議な体験となしました。

ある名詞とか、形容詞、オノマトペを語る時の声や温度の高さ、軽重、色合い、乾き具合、湿り気、そういうものがぴたっと来ないと、音は絵にならない。

聞いているだけで、ひりひりしたり、寒くなって腕をかかえたくなったり。

足の裏に地面のごつごつした木の根道を感じたり。

富士川のひやりとした冷気が漂ってくる。江戸ではないのだ。

それを語りで全て体験させる芸は、大道具も音楽も無いのに、豊穣で豊か。芝居の原点なのです。

 

 

そういうものが、日本語の美しさだと思う。

紫いろの時雨れた様な声が、今回の大発見です。

終演のあとに、藤浦先生の直筆原稿を見せて頂いた。

うーん・・・達筆すぎて読めない・・・・・

 

そして終わった後で、この話はひょっとして、また続くのだろうな、という余韻に満ちていた。駒さんの語り口は、いつもの江戸とまた違うし、じっとりと富士川端の湿り気を帯びていました。きっと千秋楽までどんどんと、深いものになっていくでしょう。

 

一つ。

私は昭和42年生まれの静岡は遠州育ちだった。秋になると田んぼがすっかり黄金色になった頃、小学校の帰り道に、

山の方から、ドーン!と鉄砲の音が聞こえてきた。

熊とか鹿とかイノシシを撃つ音だ。ああ、そういう季節だな、と子ども心に心が弾んだ。

決して、野生動物を哀れんだりはせず、時々到来する、鹿肉とかイノシシ肉を思ってほくほくしたのだ。

野蛮でしょうか?

 

鰍沢から始まる語りだしの地理は、落語の人は「鰍沢」を思い浮かべる。そして静岡(しぞーか)の人間には富士川沿いに富士山の横を甲州へ上がっていく身延線という寒い寒い路線を思い出させる。私も、コロナ前に、茅野市の会館の仕事から、掛川に戻るのに、中央線で甲府に出て、そこから身延線で降りていって東海道線に出たことがある。富士川の雄大な眺めも素晴らしいけど、兎に角寒いのだ。余程でもない限りそのルートを私は使わない。

でも、身延山に御参りに行くのは、お題目を唱える叔母さんだったか、そう言えばよく行ってたっけ。

こんな事を書いていて、この話の先が見えた様で、あっ!と思った。見て聞いて欲しい。

藤浦先生の筆の鮮やかさ、駒さんの精進、学ばせて頂きました。

 

静岡県一帯に武田信玄の足跡があるのは、伊那谷、駒ケ根などの南信の天竜ルート、そしてこの富士川ルートから武田軍が南下したから。

昔のルートは、今と違うので川沿いに開けている。そして足でてくてくと、進んで行くわけで、旅というのはそれだけの重みと理由が無ければなされなかったのだろう。

今、私は脳内劇場で筑豊の炭鉱を経めぐっています。

坑口を目指して、石炭を掘るのでした。』

 

 

 

 

 

演劇ジャーナリスト:山田勝仁

FBより転載

 

『昨日マチネは吉原・中江別館金村で駒塚由衣江戸人情噺「龍 見益高根の雲霧(りゅうと みますたかねのくもきり)」(作=藤浦敦)

 地下鉄三ノ輪駅を降りたら出口が違うので一瞬、方向感覚がなくなったがいつもの出口を見つけてそこからスタート。

 吉原。道の脇で若い客が店までの送迎車を待っていたようで、迎えの人が「〇〇さんですか」と迎えに来る光景と2回遭遇。吉原に来る若い客はそれなりに富裕層なのだろう。

 

 駅から道沿いに15分。あしたのジョーの等身大の像が目印で、そこから先を右に折れると大門通り。

 店の案内所となっている喫茶店が何軒か。吉原といってもこの一角しか知らない。

 勝手知ったる金村。玄関で靴を脱いで2階へ。

 

 まずは中江の主人による”風俗街ではない”昔の吉原の芸者と遊女の話を10分ほど。ツボを心得た話しっぷり。

 そして駒塚さんの一人語り。

 今回は雲霧仁左衛門の話ではあるが、切った張ったの血なまぐさい話はナシ。

 登場人物4人と、これまでの大人数の藤浦噺とは趣きを変えた一編。

 後に雲霧一党の身内となる肥前の小猿が雲霧の子分になるべく駿河の国までやってくる。二人の出会いと、甲州原沢村の文蔵から千両を盗み出す策略の顛末は…。

 

 いつもながらの歯切れのいい口跡。時代ものはおぼえにくいというが、流れるような駒塚噺。女優とは凄いものだ。

 この肥前の小猿が登場するのは大岡政談の中の雲霧話だとか。

 93歳の毒舌家、藤浦先生も年には勝てず、養生中とのことだが、元ネタはあるにしても原稿用紙にさらさらと書き進める筆の巧みとその博学さよ。

 ご本復して次の作品を書いてほしいものだ。

 14時~15時15分。11月27日まで。

 

ちなみに、馬に括り付けた千両箱の重さはどれくらいかというと約25キロ。徳川家康が造らせた慶長小判は1両4.76匁=17.85g。千両なら約17キロ。箱の重さを5〜6キロとして千両箱1箱は約25キロ。米一俵の半分以下か。

 帰りは見に来ていた大西多摩恵さんと駅まで。

親戚が下町に住んでいたとのことでこの界隈も詳しく、「芸者になりたかった」とか。芸者でも向島と新橋などで格が違うらしいが。』

 

 

配信中!ワーニャおばさん!感想まとめ

夢乃玉堂

11月2日 0:49  · 

「ワーニャおばさん」オフィス由衣 目黒キンケロシアターにて

有名なチェーホフの「ワーニャ伯父さん」のパロディーかと思うとそんな事はなく、全くのオリジナル作品だった。

この芝居は、二度にわたる初日の延期など

様々な不可抗力に巻き込まれて、公演自体危ぶまれたという。

しかし、主宰の駒塚由衣さんを始め、出演者、スタッフ全員が

決してあきらめず、この素晴らしい劇空間を生み出した。

私が当初予定していた公演日も、出演者などの体調不良によって、休演となり、結局私のスケジュールが都合つかずに配信での観劇となった。

配信を観た後で、この空間に直接居られなかったことがとても残念に思え後悔した。それほど見ごたえがある作品である。

ただ配信で見て良かったのは、聞き逃したセリフなどや、出演者たちの熱演を表情細かく、再度確認することが出来た事だ。

物語は、高齢者向けサロンの経営と借金による土地の買収問題を縦軸に、母と子の秘めた思いが交錯していく、というものだが、

その中で出てくるセリフの数々が、まさに珠玉である。

うろ覚えながら、一部を並べてみると、

「運命のまま素直に死んでなんかやるもんですか」

「悪いことより良いことを想像する方が、エネルギーが湧くでしょう」

「正しく怒らなければいけないのよ。何度も何度も正しく怒るべきなのよ」

こう並べてみると、ある種哲学的でもあるが決して堅苦しくはなく、(前作のネタである)ヌードカレンダーがらみのセリフや

「どっこいショーンペン」なんていう軽い笑いも登場し、

会場にいて一緒に楽しみたかったなぁ、と思いながら拝見した。

実は私は、少し占いをかじっている。

占いでは、人それぞれが持つ「運気」を読み解くのであるが、

その中には、生涯幸運でのんびり生きる人もいれば、

『楽には生きさせてくれない人』もいる。

たくさんのプレッシャーやたくさんの責任がのしかかり、

自分の意志とは関係なく、様々な障壁や重荷を背負わされてしまう人だ。

「うわ~苦労ばっかりで嫌だな」と思った方、大丈夫です。

そのような運気の人は、

課せられた重荷を跳ねのけ、障壁を乗り越えた時に、さらに大きく発展し見事な実を結び、人物としても大きくなれる。というのが占いの世界での常識なのです。

だから今回の「ワーニャおばさん」も、製作上での苦労が、

素晴らしい芝居となって結実したに違いない。

それは、実感を伴う本物のセリフとなって観客に伝わっていたと思う。

まさに、「自分の方が他人より不幸だと言う比較の森」に

陥ることなく、前向きに生きていこうと思える作品であった。

すでに本公演は終了しているが、いつか再演を期待したい。

 

アーカイブ配信のお知らせ
10月25日(火)14:00の千穐楽をアーカイブ配信いたします。
配信期間は11月18日(金)19:00より12月2日(金)23:59まで。
配信チケット3,000円は11月18日(金)19:00より12月2日(金)19:59までカンフェティにて販売いたします。
http://confetti-web.com/officeyou2022_streaming

 

 

 

 

『ワーニャおばさん!』アーカイブ配信のお知らせ


10月25日(火)14:00の千穐楽をアーカイブ配信いたします。

ブライアン役が田中完さんとなります。

前回、見逃した方、是非ごらんだくさい!!

千秋楽の大興奮です。


配信期間は11月18日(金)19:00より12月2日(金)23:59まで。
配信チケット3,000円は11月18日(金)19:00より12月2日(金)19:59までカンフェティにて販売いたします。

チケット料金は3000円となります。

 

 

 


チケットの取り扱いはWEB予約のみです。
宜しくお願いいたします。

15日はニコ生の孫崎チャンネルです

 

 

孫崎さんが、2020年の朝日RONZAの記事を再アップしてくれました。

あれから二年ですよ。

ああ、5年位経った様な気がします。

大石誠之助みたいな人が、現代に出てきて欲しいなあ。

 

両親と親戚関係の用事で、田舎に帰りました。

その時に、おいしい里芋を沢山、掘ってもらったので、

近所のママ共におすそ分け。

お返しに魚を頂きました。

これで、夕ご飯は困らないな。

 

物価があがり、電気料金が上がり、インボイス制度になると、自営業的な演劇とか実演家は、

すごい事になっていきます。なので、これからは物々交換とか・・・

チケット代は、米5キロとか・・・・豚ロース2キロとか・・・・・ミカン一箱とか・・・・

うーん!分からない!

戦争が止まれば電気代は下がるだろう。という短絡指向でも、ウクライナとロシアの戦争が止まりますように。