フランス人民戦線と労働党と都知事選 | メメントCの世界

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フランス人民戦線と労働党と都知事選

 

 

都知事選が終わった。

ひたすら、エックスで情報観察をしていた。

そこには、今までしらなかった、ミソジニーの嵐が吹き荒れていた。

私が知らなかっただけかもしれないが・・・・

 

 

ストーカー殺人は何故おきるのか? セクハラやパワハラはなぜ起きるのか?

なぜ、ひまそらなんとかが、女性支援のコラボを攻撃するのか?

女が言うことを聴かないのが気に食わない男性が多いからなのだ。

まったく驚くほど、女性が殺されてますね。

でも、女性だけじゃないですよ。

これって障害者とか高齢者とか、弱者に向かってくるものです。

公金チューチューって、彼らがののしるのは、税の再分配だったり社会福祉だったりするものを、

全部、更地にしてしまえ、なぜなら、自分の取り分ではないから、というルサンチマンが吹き荒れているのだった。

多分、当たり前に受けている水道とか、医療とか、そういう仕組みも無視して、当たり前に社会インフラがあるのだということさえ、気が付かない人が物凄く多いのだということだった。

自分の懐に入らないのなら、他は全て無駄という考え。

 

蓮舫候補を応援する、一人街宣に沢山の人がチャレンジしていた。

自分の時間、労力を民主主義のために使っている。凄い事だと思った。

これが本当に希望。

ネットのミソジニーは何も産まないのに、そこに同意している女性も多かった。

なぜ、助け合いがいやなのか、わからない。

生きるのに他人を貶める必要はないのに、こうなっちゃうのかなあ

 

 

今、1930年代のことを調べ続けているのだが、ファシズムにヨーロッパの自由が潰されていくなかで、

芸術家たちが、人民戦線を組織した。文化によるファシズムへの防波堤だ。

日本でもそれを作ろうとした人々がいた。

今、フランスの選挙で、極右の選挙での圧勝をを防いだという。

それも文化の力が大きかったそうだ。

本当に、弱いと思えば弱くなる。届け!!と思って何かを書こう。

 

労働党の副首相の経歴はすごい。っていうか、そこから自分の人生を選択できる社会が、保守党の前にあったことが幸いだった。

そういうものを作らないといけないんだなとおもう。

ミソジニーというのは、女性にもあって女性が女性を圧迫していく。

一つ、大きなこととしてその女性嫌悪を温存する会社は、かならず致命的なことになる。

だから、それは社会でもおなじ。

この社会が停滞し、楽しくないのは、ミソジニーが横行し、古い価値観の政治家が、裏金をためてのさばっているから。

経済発展とか、でかいでかい三井不動産のビルが豊かだとは思わない。

そんなものは、何時か滅びる。

心に、滅びることのない豊かなものを築きたいものだ。

 

ああ、NHKよ、日テレよ、凡てのメディアよ、恥を知れ。