6月27日の座・高円寺2で、藤浦敦メモリアル公演があります。
駒塚さんによる、二演目の口演。
藤浦先生にお会いしたのは、2018年か2019年の銀座の妲己のお百の公演の時が初めて。うひゃーーー怖い先生がいる、と思いましたが、とても親切で思いやりにあふれた方でした。お手紙をもらいましたが、達筆過ぎて判読できなかったこともあります。
先生は自分は右翼だああ!と言ってましたが、中江兆民が大好きだったということで、その弟子の幸徳秋水は大嫌いだそうです。でも、女人往生環や、2020年の座・高円寺でやった「太平洋食堂」ファイナル公演を観に来てくれました。先生の江戸人情噺を読むと、玄人とはこういうものかとよくわかります。先生は、ピンク映画を沢山おつくりになって、その題名とか笑ってしまうようなものばっかりですが、最後に洛陽という映画のプロデューサーをやって大赤字?を作って日活をつぶしてやめたそうです。こーんな大胆な人生はなかなか無いでしょう。駒塚さんが四季をおやめになった後に、精進に精進を重ねて新しく開いたフィールド、「江戸人情噺」の粋な芸を、皆さん是非、お聞きください。
本物の作家というのは、こういう藤浦先生のことだとよくわかります。駒さんにプレッシャーを掛けつつ、藤浦作品の魅力を一人でも多くの方に知って頂きたいです。一周忌記念なので当日は学校休んで会場でお手伝いしてます。よろしくお願いします。チケットはこちらからお申込みください。
https://stage.corich.jp/stage/314605/ticket_apply