
色々な準備と話合い
前回の続きです。
警察署から母を乗せた車は、そのまま斎場へ向かいました。
私は母を乗せた車に乗っていたので、安置する時も一人……。
その後、兄や私の家族も続々と斎場に来て、母を囲むように皆で話をしていました。
母は生前「兄家族と私家族だけで良いよ!他の親戚にはお葬式が終わってから伝えれば良いけど、◯ちゃん夫婦(母の妹夫婦)だけは呼んであげてね!」と言われていたので、その通りに連絡をしていました。
少し落ち着き、斎場の方とお寺さんの付き合いなどについての話合いです。
父の時もそうなのですが、本家ではないため特にお寺さんとの付き合いはありません。
なので、父の時は斎場の方から紹介して頂いたお寺さんをお願いをして、葬儀を済ませました。
今回も斎場の方から紹介して頂いたお寺さんにお願いすることにしました。
お寺さんの都合次第にはなりますが、枕御経・お通夜・告別式の時間も決めてから、斎場の方がお寺さんに電話をして下さいました。
お寺さんの都合と我が家が希望する時間が合った為、そのお寺さんにお願いをすることをしました。
枕御経の時間まで、斎場の担当の方と色々決めなければなりません。
まずは、祭壇の事!
生前母は「家族葬でお金をかけないで良いよ!」と言っていたので、こちらの意向をまず伝えます。
素人の私達はある意味相談して決めるしかありません。
斎場担当者の方も、母の意向に沿って色々とアドバイスをしてくれ、次々と決まっていきました。
翌日も決めることがたくさんありますが、その日はここまでって感じで決めて行きました。
そうこうしている間に、枕御経の時間になりました。
御経を上げてもらい、無事に済むと今度はお寺さんとの話になります。
お通夜・告別式の時間確認は勿論ですが、母の性格や趣味などを伝え、お寺さんが戒名をつけて下さいます。
その後、肝心なお布施の話です。
お寺さんとのお付き合いがある家庭は、ある程度決まりがあると思いますが、お付き合いのない我が家はどうするのかなんです。
斎場担当者に予め相談したところ「直接お寺さんち聞いても失礼ではないので、聞いてみてください」と言われていたので聞いてみました。
すると「お父さんの時と同じで、戒名料も含めて◯円で良いですよ」といってくださいました。
そうなんです。実は父の時にお願いしたお寺さんだったのです。
お寺さんをお見送りし、今度は私達の時間です。
食欲はありませんが、食べないわけにはいきません。
皆で食べれるように長女夫婦にお弁当を買ってきてもらい、広い食堂で食べました。
その日は私と兄のみ斎場に残り、一夜を過ごしました。
〜続く〜
その日は突然にやってきました……④
前回の続きです。
警察署から電話が来ました。
「◯大学で検視が終わりました。これから◯警察署に戻りますので、◯時位には到着しますので、時間がありましたら今から◯警察署へおいでください」と……。
葬儀会社へ電話をし、◯時に迎えに来てほしい旨を伝え、私と兄は警察署へ……。
旦那様は自宅へと一旦帰り、警察署を出る時に連絡をして斎場で落ち合う事にしました。
警察署へ入るとまだ母は戻っておらず、30分位待っていると、刑事さんが呼びに来てくれました。
母の亡き骸を見せてもらったのですが、朝見た顔とは違っていて、本当に眠っているようでした。
その後、葬儀場へ行く準備をする時に検視結果を聞くため別室へ移動です。
持病も無く、とても元気な母だったので私達は「もしかすると熱中症だったのか?」と……。もしそうだったのなら、前日の夜に病院へ連れて行っていれば……とおもっていたんです。でも結果は違いました。
病名は、心嚢内血腫。原因は、大動脈解離によるものでした。
一度に大動脈解離するのではなく、ジワジワと解離しながら心臓内膜に血液を溜まってしまい、死に至る病気だそうです。
検視医が言うには「買い物に出掛けようとしたけど具合が悪くてお昼前に吐いた」と言った時に、解離が始まっていたんだろうとの事でした。
もしその日、私がいつものくだらない電話をしていれば……。
兄が夜に病院に連れて行ってたら……。
タラレバかもしれないけど、どうなっていたのでしょうか?そんな事が頭を過ぎります。
斎場に行く準備が整った母を乗せ、車は警察署を出発しました。
〜続く〜
その日は突然にやってきました……③
前回の続きです。
警察官が来ました。
1人で亡くなったという事実があるため、兄も私も実家で事情聴取となりました。
兄と私は別々に話を聞かれ、母の身元を証明するもの(健康保険証等)や財布、通帳などがどこにあるのかを聞かれ、私が出したり探したりしていました。
その後、刑事さんが来ました。刑事さんもやはり同じ事を聞きます。
多分、つじつまの合わないことを言っていないか等、確かめたりしているんでしょうね……。
話が全て終わると検視の為、母は自宅から出ていきました。
その時刑事さんに「これから検視のために一度◯◯警察署へ行きます。検視をしてくれる先生と連絡をとって、時間帯がわかり次第電話をしますが、葬儀の準備のため、葬儀会社を探しておいて下さい。」と……。
その後、私・兄・旦那様の3人で不謹慎ながら母の通帳残高やお財布の中身を調べました。
母はキチンとした人だったので、1つ目の通帳には年金用口座。もう一つは生活費及び引き落とし口座として使っていたのが一目で分かります。
まず、年金用口座が凍結する前に引き出さなければなりません。
母から「葬式代はあるからおろして使うんだよ!暗証番号は◯だから……」と聞いていたのですが、その銀行の引き出し限度額がいくらなのかが分からず窓口に聞いたところ「1日100万です」と……。
なので、まず母が亡くなった当日から数日に分けて引き出しました。
その後私達は、今後の事等を話しているうちに、警察署からの電話が鳴りました。
「検視してくださる先生が◯時から行います。その為◯時頃お迎えに来てください。葬儀会社は決まりましたか?」と……。
母は、葬儀会社の積立に入っていたので「葬儀会社は決まっています」と伝え、電話を切り、葬儀会社へ電話をしました。
葬儀会社へ電話をすると、お悔やみの言葉やいつ亡くなったか?ご遺体はどこにお迎えに行くのか?また、ご遺体を自宅なのか斎場に運ぶか?おおよその人数など聞かれました。
実家の構造上、家には連れて帰れないので、そのまま斎場に行くこと・おおよその人数を伝えて葬儀会場の確保をします。
その後、数時間経った頃に警察署から再び電話が……。
〜続く〜
