
その日は突然にやってきました……④
前回の続きです。
警察署から電話が来ました。
「◯大学で検視が終わりました。これから◯警察署に戻りますので、◯時位には到着しますので、時間がありましたら今から◯警察署へおいでください」と……。
葬儀会社へ電話をし、◯時に迎えに来てほしい旨を伝え、私と兄は警察署へ……。
旦那様は自宅へと一旦帰り、警察署を出る時に連絡をして斎場で落ち合う事にしました。
警察署へ入るとまだ母は戻っておらず、30分位待っていると、刑事さんが呼びに来てくれました。
母の亡き骸を見せてもらったのですが、朝見た顔とは違っていて、本当に眠っているようでした。
その後、葬儀場へ行く準備をする時に検視結果を聞くため別室へ移動です。
持病も無く、とても元気な母だったので私達は「もしかすると熱中症だったのか?」と……。もしそうだったのなら、前日の夜に病院へ連れて行っていれば……とおもっていたんです。でも結果は違いました。
病名は、心嚢内血腫。原因は、大動脈解離によるものでした。
一度に大動脈解離するのではなく、ジワジワと解離しながら心臓内膜に血液を溜まってしまい、死に至る病気だそうです。
検視医が言うには「買い物に出掛けようとしたけど具合が悪くてお昼前に吐いた」と言った時に、解離が始まっていたんだろうとの事でした。
もしその日、私がいつものくだらない電話をしていれば……。
兄が夜に病院に連れて行ってたら……。
タラレバかもしれないけど、どうなっていたのでしょうか?そんな事が頭を過ぎります。
斎場に行く準備が整った母を乗せ、車は警察署を出発しました。
〜続く〜