その日は突然にやってきました……② | 日々の出来事!子宮頸部中等度異形成で手術?(子宮頸部異形成)そして高度異形成へ‥‥そしてバルトリン腺嚢胞摘出

その日は突然にやってきました……②

いつもと変わらない朝。

私はいつも通りに起きて、旦那様と次女ちゃんのお弁当作りをしていました。

「あと、卵焼きを作るだけ〜☺️」と思っている時に、携帯ではなく家の電話が鳴りました。

朝早く電話が鳴ったので、「母の体調が悪いのかな?」程度に思っていたんです。

電話は兄からで「婆ちゃんがヤバイ!息してない!」と……。多分テンパっていたんでしょう。「救急車呼んでくれ!」と言うんです。目の前に居ない私に……。

つかさず「あんたが呼びな!これから直ぐ行くから……」


実は兄ですが、約7年前に亡くなった父から「婆ちゃんを頼むな〜」と言われていたらしく、朝は自分が出勤する前。夜は仕事終わりに必ず実家に顔を出していたんです。なので、朝早くに実家に居たわけです。


そして、私は旦那様と次女を起こして、事情を説明。直ぐに着替えて実家へ向かいました。

実家に着くとまだ救急車は到着しておらず、とりあえず中に入るとそこに寝ている母が……。声をかけても返事はしない。

もう冷たくなっていました。

1人で逝かせてしまった……。後悔しかありません。

母は生前「皆に迷惑をかけないで、コロッと逝ければ良いんだけどね〜」なんて冗談交じりに言ってましたが、一人で何故、二階の寝室ではなく一階のリビングにいるのか?不思議でした。


兄に話を聞くと、前日の夜に実家へ寄った時、リビングに居ない母を探すと母は二階に居たそうです。

「どうした?」と聞いたら、「寒いから長袖のパジャマ探してた」と言ったんですって……。

パジャマが見つかって、兄と母は一階に降りてきて、少しだけ話をしたんですって……。

「午前中に買い物に行こうと思ったら、何か調子が悪いし、吐いたから買い物は辞めて家に居たんだけど、怠いし吐き気もあるんだよね。吐きそうだから今日はここで寝る」って。

「病院に行くか?」と聞いてみたところ「行かない!」と言ったから、少しだけ様子を見てから帰ってきたそうです。


そんな話をしていたら、救急車が来ました。母の状態や脈、熱を計ったりしていました。

状態を見た救急隊員の方は「亡くなって時間が経っているので、硬直が始まっています。このまま病院に行くことも可能ですが、病院に行っても治療をするわけではありません。どうされますか?」と聞いてきました。

私はこんな事態に遭遇したことはないので「普通はどうするんですか?」と聞いてみました。

そうすると「これから警察官が来ます。そして検視をして、死因を調べる方法もあります」と……。

私も兄も「では警察の方に任せます」としか言えませんでした。


〜続く〜