京都府 脱兎 純米 無濾過 生原酒
本日はこちらを。
28BYからの新しい限定流通酒。脱兎。
京都の酒米「京の輝き」を使用。
29BY搾りたて。新酒。
去年の12月出荷なので早く飲まないと。
今回も一升瓶を買い逃してしまい4合瓶です。
ボトルは個人的に大好物のブルーボトル。
ラベルも青だし、英字にウサギ。
とても良いデザインです。
外見 うすく黄色。にごりなし。発泡なし。
粘度 高い
香り
ココナッツミルクの様な、カシューナッツとかアーモンドに似るミルキーでオイリー。
スパイシーさは弱め。芳ばしさは無い。
杏仁豆腐。エッセンスっぽい香り。バニラではない。
強さ 中程度
複雑性 中程度
甘 中程度
酸 やや高い
苦 やや弱い~中程度
旨 やや高い
口に含む
アタック やや強い
複雑性 やや複雑
甘辛度 やや甘口~辛口
アフターフレーバー やや高い
余韻 やや長い
とろみあり。
立ち香にもあるナッツ系のエッセンステイストがくる。しっとりとオイリー。
酸味は強め。
やや濃い目でコクがある濃醇タイプ。
フレッシュな果実感のある青々しさではなく、野菜や薬膳みたいなえぐ味のある青々しさが中程度上回る程度に。
熟成が始まっている。芳ばしさや糖蜜感はないが、フレッシュさは落ち着いていて、味に厚みが出はじめてる。
辛味の余韻は長く力強い。
具体的な味わい、
甘味 やや強い。
酸味 強い。
苦味 中程度。
旨味 やや強い。
のんだかんそう、
独特なエッセンステイスト、オイリーさ。やや濃いめなコクのある醇酒。
お燗は面白そう。後日。
羽田酒造有限会社 http://www.hanedashuzo.co.jp/
2日目(開栓後3日目)
今日はお燗から。
上燗約45度。
香り
乳酸テイスト溢れる。
濃い目のカルピス(ホット)+イースト菌(パンや饅頭)
厚いほっこり感に旨味濃い目、酸強め。
含む
甘みは幅広く軟体に。
とにかく酸味が鮮やか。若々しく元気いっぱい。
個性的なエッセンス&オイリーは数歩後退しながらも、繋がっていく余韻はパフューミーとなる。
旨味もしっかりめ。
側面にはモダンテイストも。
味わいはしっかりながら、キレも良い。
個性的ではあるが、良いお燗だと思います。
そこから冷酒。
香り
初日とあまり変わらず。
果実香はパインが。
含む
ジューシーさやドライ感が少し増している。
個性的なエッセンス、オイリー、ラバー感は変わらず、お燗と比べるとどうしても抵抗感を感じる。
機械油や絵具みたいな厚みのあるボトム&マッドな青さ。
以上で飲み終わる。
個性的で面白いお酒でした。
お燗。冷酒とのギャップがあって、飲み易く若々しいほっこり感。バランスも冷酒より良い。
脱兎。今後も注目してみる。
三重県 颯 純米吟醸 無濾過生原酒
ほんじつはこちらを。
去年買い逃してしまったお酒。颯の生酒。
一升瓶を狙っていたけど、そっちは売り切れ。ひと足遅かった。
生酒は出荷量も少なく品薄。売れ行きも良い様子。
4合瓶。久しぶりな気がする。
外見 ごく薄く黄色。透明度高い。発泡なし。
粘度 高い
香り
強さ やや強い
複雑性 中程度
イチゴ、ベリー系の果実香。
みずみずしいキャンディーやシャーベットなど。
フレッシュさや清涼感も強め。
甘 やや強い。
酸 やや強い。
苦 中程度。
旨 やや強い。
オレンジ色のラベルで、三重県の酒造好適米、神の穂で造った商品もある。次回はそちらを。
口に含む
アタック 強い
複雑性 中程度
甘辛度 やや甘口~やや辛口
アフターフレーバー やや高い
余韻 中程度
ガス感はかなり小さい。
ベリーテイストではあるが、重厚さはなくさっぱりしている。
コンパクトでスリムなジューシーさ。
終始、一定幅のあるドライさがあり、ドライの余韻は長い。
みずみずしい辛味。
具体的な味わい、
甘味 やや強い。膨らみのあまり無いスリムな甘味。
酸味 中程度。フレッシュ感はある。ショートでコンパクト。
苦味 中程度。余韻は長い。
旨味 やや強い。
のんだかんそう、
フルーティーでスリムな爽酒か。
甘味と旨味に強さはありつつ、膨らみや粘りがなくさっぱりと軽い味わいが印象的。
合資会社 後藤酒造場 http://www.sake-seiun.com/#
2日目(開栓後2日目)
香り
イチゴの香りが主に。イチゴシロップにも似る砂糖の甘い香り。
余韻は短く素早く消えていく立ち香。
含む
甘味の強さは変わらず。艶やかになっている。
酸味は短くスリム。
苦味はひと回り増しているか。厚みを感じる。
辛味が強まっている。みずみずしいフレッシュな辛味。
スタイルの良いジューシーさ。
2日目は格段に良くなっている。
初日に足りなかったインパクトがあるし、厚みも出てきている。甘味から旨味までメリハリがある。
3日目(開栓後4日目)
落ち着きている。
開栓直後には少なかった青々しさがしっかりある。
全体的なバランスも良い。
颯。面白いお酒です。
開栓直後よりも3、4日置いた方が美味しい。
以上で飲み終わる。
新潟県 根知男山 純米吟醸生酒 プレミアム雪見酒
ほんじつはこちらを。
雪見酒とあるので、はやく飲まないと。
5年くらい前にお店で飲んだ記憶がある根知男山。銘柄等は忘れています。
今回は上級品をじっくり家で飲み進めてみる。
29BY新酒。
根知谷産、五百万石の一等米。
精米歩合55%
アルコ 16度~17度未満
裏ラベル無いから、他わからん。
製造年月 18.1
外見 ごく薄く黄色。にごりなし。発泡なし。
粘度 中程度
香り
強さ やや強い
複雑性 中程度。果実香は複雑。
果実香は順にマスカット、リンゴ、パイン、桃、イチゴといろいろ。
置くと柑橘テイストもでてくる。オレンジの皮を剥いたときのような、オレンジ系の清涼飲料を開けたときとか。
押しは強くなく、幅広く豊かな果実香。
最初は甘い香りが目立っていたが、置くと酸が立ってきて甘い香りは後退していく。
甘 中程度やや上回る強さ。キメ細かい上品さ。
酸 中程度。膨らまず短い。
苦 やや弱い。余韻も短い。
旨 中程度。
口に含む
アタック 強い
複雑性 やや複雑
甘辛度 甘口~やや辛口
アフターフレーバー 高い
余韻 やや長い
果実感はマスカット~苺まで上立ち香に似る。柑橘テイストは無い。最後は苺ミルクっぽい酸とクリーミーさがある。
キュウリや瓜っぽい厚みのある静かな青々しさ。くどさはなく、果物系(メロン)の青々さよりも品があり静寂な青さ。これが強めの甘味に絡む。
フレッシュさはそれ程ない。角がなくまろやか。ジューシーさもない。
芳醇でとろみがある甘味が全体を支配する。余韻も柔らかくコシがある甘味。でも、くどくない。
糖蜜感はない。
酸味は一定感がある。
苦味は中程度。最初弱めから、少し膨らみ収まるちょうど良い塩梅。
旨味はしっかりある。甘味の強さに隠れるように、主張は強くないが全体を包み込む安定感のある旨味。
具体的な味わい、
甘味 強め。とろみあり。コクと濃さも。余韻も長くゆっくり広がって馴染んでいく。
酸味 中程度。膨らまず。
苦味 やや弱い~中程度。
旨味 やや強い。
のんだかんそう、
果実香は幅広く、味わいは甘味の芳醇な醇酒か。
甘味にある熟成酒のようなとろみが印象的。
でも、糖蜜感はなく水飴のような砂糖感。
加水なのか原酒か分からないけど、ちょうど良いタッチがある。
コレは美味しい。
甘味が豊かな甘美なお酒です。
雪見酒ってなんだろう。
これは花見酒でもいいと思うし、真夏にも、お月見でも。
季節を問わないと感じる、甘味の豊かさは特筆的な。いや、これ以上引っ張ったら熟して崩れていくのか。どうかな。
開栓後の展開にも期待。
合名会社 渡辺酒造店 http://www.nechiotokoyama.jp/index.htm
2日目(開栓後3日目)
香り
果実香は少し弱まり結合しているような印象。
洋梨っぽさも。洋風なテイストも加わる。
甘い香りはさらに上品に。ケーキの詰め合わせを開けたときみたいな。とてもラグジュアリーな立ち香。
酸と清涼感は強まる。
石灰水の香りに似るミネラル感のあるパウダーさ。
含む
全体的に変わらないが、味わいが濃くなっている印象。
初日よりは厚みがあり重厚。軽快さは落ちる。
辛味は弱まっているか。シャープさも弱まる。
一言でいえば、旨味が全開ってことか。旨味たっぷり。
3日目(開栓後5日目)
重厚さは和らいでいる。
苦味が膨らんでいる。余韻も長くなっている。
辛味はまた戻ってきている。
薄く芳ばしい穀物感。
4日目(開栓後10日目)
甘味から旨味まで溶け込んでいる味わい。ゆるくパワーダウン。
辛味はしっかりと伸びる。
軽快なセメダインに絡む柔らかい穀物感。コクのあるパウダーさ。
上燗約45度
甘味が主体。カラフルで幅広い甘味がチャーミングに。
芳ばしい穀物感に軽快な南国テイスト。深くて明るい。
甘味から旨味までまろやかで柔らかい。フレッシュでシャープな辛味が元気いっぱいに。
以上で飲み終わる。
群馬県 聖 純米吟醸 無濾過生原酒
本日はこちらを
こちらも気になっていたお酒。聖。
去年28BYを見送ってしまったので、今年はすぐに購入。
期待は膨らむ。
直詰めと普通のでラベルが違う。
こちらは直詰めの方。
紺色で落ち着いた雰囲気。
外見 薄く黄緑色、にごりなし、発泡なし。
粘度 高い
酵母、Mー310
香り
強さ やや強い
複雑性 中程度
果実香はリンゴ、洋梨、薄くグレープフルーツ。柑橘テイストは強くない。
グレープフルーツの皮を剥くときに似る、苦さを感じる香りがある。
分かり易いカプロン酸からくる果実香。
弱くはない果実香だが、柔らかくてきめ細かい。残らなくキレイに消えていく。
甘 中程度の強さ。柔らかく切れも良い。
酸 中程度やや上回る強さ。
苦 やや弱い。コンパクトで短い。
旨 中程度。
口に含む
アタック 強い
複雑性 ややシンプル。
甘辛度 甘口~中程度
アフターフレーバー やや高い
余韻 中程度
ガスは細かく良く溶け込んでいる。微量な刺激の直汲み食感。
全体的にはシンプル。複雑さはあまり無い。でも個々の味は強めに分かり易い。
厚みのあるみずみずしさに、柔らかく角の無い果実感。
味は強めだが、やわらかい軽快さがそれを上回る。
喉越しのあとに小さく辛味が膨らむ。微量な刺激が鼻に抜ける。
具体的な味わい、
甘味 やや強い。柔らかく芳醇。
酸味 中程度やや上回る強さ。
苦味 中程度。
旨味 やや強い。
のんだかんそう、
フルーティーで軽快な醇酒か。
柔らかく飲み易い。
甘味と旨みはしっかりある。コクは無くさっぱりとキレがある。
無濾過生原でもよく表れている、山田錦らしい円みと旨味のまろやかさ。
聖酒造株式会社 http://www.hijiri-sake.com/
2日目(開栓後2日目)
香り
甘い香りが強まっている。
砂糖系の甘い香り。
薄くフローラルさも。
含む
ガス感は変わらず。
ジューシーに果実感が強まる。
酸味が出てきている。ジューシーでコクのある酸味。
甘味も膨らみ、辛味もシャープに。
全体的に立体感がでて、コクがある。
3日目(開栓後4日目)
香り
苦味を感じる要素はほぼない。グレープフルーツは無くなる。
イチゴっぽい酸が小さく。
カプロン酒で開栓後時間が経つと出てくる、化粧水みたいなフローラル感。
含む
ガスは抜けている。ジューシーさや果実感も後退。
甘味が強い。余韻も長い。砂糖系の甘味が主に。
辛味も伸びる。鼻に抜ける刺激がシャープな辛味を感じさせる。
コクは変わらず。旨みとコクは整ってきている。
全体的にシンプルな味わい。
3日目は軽快さやキレは無くなり、溶け込んだ味わいに甘味と辛味の主張が目立つか。
上燗約45度
冷酒ほどは砂糖系の甘い香りの押しは強くない。
柔らかくコンパクトな甘い香り。
鼻に抜ける刺激は鮮明に。
パフューミーな印象も派手さやギラつきはなく柔らかいクラウド感。
含む
甘味が柔軟に。溶け込んだ脱力的砂糖系の甘味。
辛味もキレイに。
それらに絡む柔らかいパフューム&フローラル。
なかなか美味しいお燗でした。
以上で飲み終わる。
静岡県 正雪 別撰 純米吟醸プレミアム うすにごり生
本日はこちらを。
久しぶりに正雪。
29BY
兵庫産、山田錦で磨き50%
製造年月 17、12
外見 うすにごり。発泡なし。
粘度 中程度~やや高い
香り
強さ 中程度
複雑性 ややシンプル
果実香は青リンゴ、洋梨、メロン、薄くバナナ。どれかが強く無くフラットに幅広いフルーツ感。
置くとメロンが強まってくるか。
にごりらしいミルキーさも軽くさっぱりとしたタッチ。
清涼感は中程度上回る強さ。
甘 中程度やや上回る強さ。キレが良くさっぱりと軽い。
酸 中程度。フレッシュで短い。
苦 やや弱い。余韻も短い。
旨 中程度やや上回る強さ。にごりらしくパウダー感があるがとても軽い。
裏ラベルは無い。
表のラベルも簡素に。
逆に凝ってないところに特別感が漂うか。
口に含む
アタック 中程度
複雑性 ややシンプル~中程度
甘辛度 やや甘口~やや辛口
アフターフレーバー 中程度~やや高い
余韻 中程度
青々しいメロンに若いバナナやマスカット。
このマスカットが、薄くカプロンっぽい表情も。
ガス感は弱い。
粘度は無いがとろみがある。
やや青々しいフレッシュさ。
後半は辛味もしっかり出てくる。鼻に抜ける刺激が味わいとしてある。
具体的な味わい、
甘味 中程度。軽快でさっぱりと。
酸味 弱い。フレッシュ感があり短くコンパクト。
苦味 中程度やや上回る強さと余韻の長さ。
旨味 中程度やや上回るにごり酒らしい強さはない。
のんだかんそう、
軽快なパウダー感にフレッシュで薄い果実感のある爽酒か。
香りには色々な果実が薄めに。
味わいは仄かに薄いバナナ感。淡くカプロンっぽい立体感。
今まで飲んだ正雪のなかでは一番みずみずしい印象で、濃さやコク、ボリューム感は控えめ。さっぱりしている。
スッキリと角のないシャープさ。
個人的には加水なしで原酒でもいいかと。
前回の正雪。https://ameblo.jp/melonsword/entry-12207045296.html
2日目(開栓後2日目)
香り
あまり変わらない。
含む
とろみが弱まる。サラサラ流れる。抵抗感が無くなる。
初日には無かったフローラルさが出ている。フルーツキャラメルみたいな。
3日目(開栓後4日目)
香り
果実感が少し弱まっているか。
メロンやバナナを主に感じる。
以前に飲んだ正雪に近づいている印象。
しっとりと甘い香りが品良く。
含む
甘味と旨味はスリムに。
酸味が立ってきている。スリムで軽めながら、鮮やかでシャープな酸味。
苦味も輪郭がひと回り大きく。余韻も長くなっている。
わりとしっかりした酸味から喉越しの後に辛味が膨らむ。辛味の余韻は長い。
みずみずしい反面、厚みがもう少し欲しいところ。
全体としては下降ラインに差し掛かっているか。今後は崩れていきそう。
4日目(開栓後6日目)
甘味、苦味は初日に比べると弱い。苦味は一回強まったが、現在は弱め。
フレッシュ感や清涼感は強まっているか。
甘口の酒とは言い難い。
5日目(開栓後2週間)
メロン&バナナ。まったりとした果実感。キュウリやメロンの皮などの青々しさ。
みずみずしさはまだありつつ、とろみもある。
微かに芳ばしい甘味と加水らしい旨味の伸び。
コクや旨味の圧はパワーダウン。
パンチは足りないが。以前、飲んだ正雪っぽくなってきている。
じつに正雪らしいです、コレは。
なんだろう、開栓から10日以上経過している加水生酒だけど、これはこれでアリかなと。
淡くクリアな正雪らしさ。開栓直後には無かった正雪らしさ。
以上で飲み終わる。
これからの正雪は気になる。

































