渦
固定概念にしばられて頭がちがち 醜い嫉妬でうずうず
今日も、彼の言ったこと全てがわたしの頭のなかをぐるぐる駆け巡る。
『大丈夫』
『優しくするから』
不安要素が必要以上にどんどん大きくなる。
あの子のあの顔が焼き付いて離れない。
あの子がわたしの顔が焼き付いて離れなかったように。
罪はこうして形を変えて返ってくる。
神様ごめんなさい。
苦しいです。はちきれそうなくらい苦しいです。
どうすればあの子のようにならずにすむの?
どうすれば愛され続けることができるの?
どうすればふたりは幸せでいれるの?
どうすれば、どうすればいいのか分からない。
わたしは彼を愛してる。
気が狂いそうだ。
愛するには何が必要か。
理由なんてそこにはないはず。
感覚に理由なんてない。
理由がないものに全てを捧げることの背徳感。
世間体だとか優越感だとか建て前、うすっぺらな紙みたいな関係をぶち壊す。
ふたりの世界を守るんだ。
そして、満たされた愛でわたしを埋め尽くしてほしい。
この先に何があるかなんて考えやめようよ。
今、ここにいてよ。
I wanna be your dog
男三人、女一人、いつものジャズの流れるあの店でウィスキーを飲む。
話すことといえば別にわざわざ思い出す必要もないようなくだらない話ばかり。
哲学だとか恋愛だとか何だとか。歌ったりなんかもして。ほんと笑っちゃう。
酔っ払い4人組は吉祥寺~高田馬場を闊歩する。
朝までふざけて、いちゃついて、またねでお別れ。
似たもの同士ってどうしてこう集まってしまうんだろう。
わたしはこういう点でやっぱり恵まれているんだなって思う。
あいつと仲良くなってしまったこと、あいつがわたしのことを予想以上に気に入ってしまったこと
彼はきっと心配してるんだろうなって感じた。
わたしがあの子のことやあの子のことを心配するように、やっぱり彼も心配するのだろう。
それは相手を好きだから、行かないでほしいからそう思うのだ。
嫉妬や他人からしたらばかばかしい心配も可能にさせてしまう。
そんな恋をわたしたちはしているんだ。
おわり から始まった恋は余計に おわり がこわくなってしまうのかな。
これが罪と罰ってこと?
君しか見えないんだけどな。
君がどんなことを考えているか、今はそれほど気にならなくなってきた。
わたしには与えることができる。
分かち合えることだってできる。
それだけで十分なんだと、最近そう思うようになった。
こないだ予定外に彼の家に行って、そのまま泊まった。
わたしにしてみればけっこうパンクな行動だったんだ。
君からもらった合鍵がうれしくて、たぶんこれからも眺めつづけると思う。
お互いコンタクトを外した0.05の世界でも、君がわたしをやさしく見下ろした
その目がわたしにはとても素敵に見えた。
みえないからこそ愛で見えなくても愛なんだな なんてほんと笑っちゃうけど
本当に暖かいその目がわたしには愛そのものだったんだ。
いつか終わるその日まで、その目がわたしに愛をくれる。
女の幸せ
なんて かっこつけて考えてるふうだけど
わたし、ほんとはきみのこと大好きだから
好きすぎて怖いくらいだから
これからも一緒にいることを誰かに肯定してもらいたいだけなんだ
と思う。
いちばんかっこ悪いね。
一年ののち
女の子でいること、女の子といることは、たのしい。
今日は、そんなみんなが当たり前だと思うようなことを、はっと気づかされた一日だった。
朝から何でも話せる大好きな子と映画をみた。
パスタを食べて、おしゃれなカフェへ行った。
つきない話をえんえんとした。
何でだろう、あの子が大好きだ。
笑顔でばいばい。また今度。
いつもの女の子4人で飲み会。
笑っちゃうようなたのしい会話。
おいしいごはんとお酒。
バースデーケーキとちょっとえっちなプレゼント。
いやすごくえっちだ。
みんながわたしにしてくれたこと。
わたしがあの子にしてあげること。
全部が素直にうれしくて、たのしいのだ。
女の子 友情 恋愛。
何だ。
わたし失ったものはほんとは何もないんじゃないか。
あれは失ったんじゃなくて、最初からなかったものだったんだ。
あー。
そうだったんだ。
何だ。
言葉なんてあいまいなもの
過ごした時間と今過ごしている時間の重みは違う。
昨日見てはいけないものを見てしまった。
3年間の重みと彼女のいたいけな愛情にわたしなんかが入る余地は最初からなかったんだ。
なぜあの日彼女がわたしの前に現れたか、今はよくわかる。
彼が言ってくれた言葉が砂みたいに崩れてさらさらと落ちていく気がした。
何故?
わたしの愛情と存在は彼にとって何にも力にはならない。
体がそこにあって、声がするから彼は求める。
けど体なんていつかは飽きて朽ちるだけのもの。
だったら何をもってわたしを愛してくれるんだろう。
何故好きだと言ったの?
何故全部壊してしまうの?
彼はどこへ向かうんだろう?
でもわたしには一つ分かる。
彼が向かう先にはわたしはいない。
だったら今の重み を確かめさせて欲しい。
わたしはあなたが捨てるその時までここにいる。
信じさせほしい。
わたしの選択は間違ってなかったんだ。




