本当は夏休みに入る前に書こうと思ってたんですが、特別日課やら休日で「つまんなーい、暇!」と騒がれてちっともこっちは暇じゃない!
やる事が減らない目の前で家族に「暇」とぼやかれること以上にイラッとくるものはあるだろうかろか…ないだろ!ってくらいバタバタ・イライラの日々。
夏休み到来!!(しちゃった)
そうしていたらあれ、なんか忘れてたよな…
ハッそうだ。
最近の小中学校の英語のレベルが親世代よりも大変なことになっているようですね。
って他人事のように言ってますがまさにその流れを読めずに
完全に早期教育に乗り遅れ、気付いたときには英語なんて大嫌い!
娘の英語嫌いってそもそもどこから始まったのか考えてみたんですが、確実に「英語嫌い。授業もつまらない。何やらされてるのかもわからない」と、はっきり拒絶反応を示したのは小学校5年生くらいだと思います。
…えぇ、えっと。それは困る!困ります…
まさにその「苦手意識を持たせないように」と始まったのが小学校の英語の必修化だったんじゃないんですかね?いやいや、別にこの施策にイチャモンつける意図は全く無いですよ?
だって、小学校では「好きな教科」で英語はダントツ人気でしたから。みんな英語の授業が楽しかったみたいだし。たがうちの娘にはマッチしなかった!と言うことでしょうね…
娘目線からの英語の授業ってこういうことらしい。
【先生】What fruits do you like?
【娘】…?!(何言ってんのかわからない。)
【先生】For example, apple,orange…
【娘】あ…えっと、あぽー?(あぽー?オレンジはオレンジ?)
【先生】Oh!You like apple!!
【娘】…(え?)
【先生】Good job!!
【娘】…(なんだったんだ?)
…と、「気づいたら何か終わってた、一体何を教わったのかも把握できない」
そんなもんだから何を聞かれてるのかもわからないし教わってもないし何て答えていいのかもわからないんだそうです。
娘いわく「Whatの意味を教わってない」そうですよ?
えー、んなアホな。そんなわけなかろう、あなたが覚えようとしないからじゃなくて?とも思いましたが、中学校入学の時点でWhatの意味すら知らなかったことは確かですし、その意味を知ろうとすらしないレベルに英語が嫌いだということはよく解った。さらに小さい頃から英会話教室などに通っている友達がALTの先生と楽しく話している様子を見てさらに「あー、もう絶対に英語なんかやらねー!」といった気持ちになったようです。
ほれみたことか、だから幼児期にちゃんとやっとけば…という声が聞こえてきそうですけど、英語の本の読み聞かせでもするか?とか色々やってみた時期はあるんですよ。
まぁ、色々あるじゃないですか。苦手なママが英語英語英語!とかw
親子揃ってもう救いようがないです、娘とたいして変わりません。「もう絶対に英語なんてやらせねー!」ってやつです。
そんなわけで英語から遠ざかった結果、英語大嫌いな娘が完全しました、ダメじゃん。
ということで、今になって思いますけど「アポゥを幼児が言えたくらいで何をした気になっているのだ!小学生くらいみんな知ってる!だいじょーぶ、だいじょーぶ!」とか威勢よく言っておいてアポゥレベルの英語を実際に拒絶されたらかなり精神的にきますので、
余裕あるならやっておいたほうがいい
と、思います…。多分この先何度も言いますけど、
お子さんが拒絶しない程度に、
余裕があるならやっておいたほうがいい!(2回目)
とはいえもう今更過去に戻ってやり直せないのも事実。
「じゃあゼロどころかマイナスから始める英語がどこで追いつくか見届ける」とかまだ言うか!
だってもうそう言うしかないですもん。
そう言うしかない状況になっちゃってたんですよ!
ところで、
何をもって【追いついた】といえるのか。
中学生の課程レベルが英検3級と言われていますね。
ちなみに私も中学3年生のときに受験して合格した覚えがあります。
なので、中学生から英語やる気になっていつ英検3級レベルに到達できるのか、と英語の勉強が始まったわけですが、
中2の夏で英検準2級合格出来ました!
3級ふっ飛ばしちゃいましたね…
娘本人が3級じゃなくて準2級受けると主張するので…
中1の冬頃まではとにかく学校で習ってくることを真面目にやること。特に塾などは行ってません。
それどころかラジオ基礎英語もスタサプもぜーんぶ飽きたのかノリが合わなかったのか挫折してます。
ちょいちょい模試なんかを受けたりしては「出てくる単語の意味が解らないしこれじゃ問題もまともに解けないわ」
ということで語彙力の強化を一気に進めました。
ボロボロになるまで読んでましたねー…
英検の過去問買ったけどほぼ手つかず。
これを1冊覚えるとほぼ英検3級に出てくるような単語は網羅されているんですが、集中してやると3ヶ月くらいでしょうかね。
時間がまだある!じゃあ次のステップへ!
…と、進めてたらもう準2級の過去問さらっと読んで「あ…こっちいけそう」と、なった次第です。
さすがに2級だと見てわからない単語がパラパラあるから無理だなーと言っていましたね。
文法ですが、ここは親の私が手伝いました。
わ…私だって英語はちゃんと勉強してたもん…!!
多分なんですが、私もそうでしたけど中学生の英語で理解のしづらい山場って
・不定詞to
・関係代名詞
あと
・形容詞的に使われる受動態(っていうの?)
じゃないでしょうか。
教え方は少し工夫しました。
いや、そんなに教えることってそんなに無いんですが、
修飾のかかった文章を読み書き出来るだけでこれまでダラダラ書いてたことが一行で済むんだよ!!!
日本語だってそうじゃないか。
ある程度ちゃんと文章読めるようになれば小説だって読めるもんね。英語の文法のお作法はあるけど、びっくりするくらい英語の長文がサラッと「読める…読めるぞ…!」
あとは国語の問題と変わりません。
「何を聞かれてるのか」を理解してないと答えが出ないのは同じです。だから日本語ペラペラの日本人だって現代文(日本語)の問題を目の前にして100点取れる人少ないでしょう…?
なんで日本語なのに100点取れないのよ!そっちのほうが不思議じゃありませんか?
ここから先を書く需要…あります?w
なので省きますけど、どうしても英語が苦手ならノンネイティブの日本人は遠回りして「国語」やったほうがロジカルに説明できるし身につきやすいのでおすすめしておきます。
さて、一旦は【追いついた】と判断したいと思います。
ただ、リーディング得意ですがリスニングは人並み(…か、それ以下)?
単語帳2周目はアクセントや発音を聴きながら進めているようです。
次はどうやって得意教科にランクアップできるか見守っていこう…
どうなるのか心配でしたが、1年がっつりやればそれなりに出来るようになるっぽいです。
でも習慣化しないとどんどん抜けてくのが語学なんですけどね!
最後にもう一度言いますけど、精神的にきついので語学は【余裕あるなら】お子さんが拒絶しない程度にやっておいたほうがいいと思う…