「あの子」をめぐる三角関係!?(オレンジカウンティ アーバイン)
オレンジカウンティ アーバイン市 前重めいこピアノレッスン前重めいこです。ホームページ /お問合せ/Youtube Channelインスタ/Face Book/公式LINEアカウント京都Musicandの福田ゆみ先生とYoutuberで人気ピアノ講師の野口幸太先生のチャンネルでしゃべりまくり。毎週月曜日更新中!そんな中、我が夫がピアノを習い始めました。しかも「私」に。詳細はX(旧Twitter)で。https://twitter.com/meikomaeshigeそして幸太先生の名言!「上達って手段だよ!」ピアノのレッスンというのは実に不思議な時間と空間です。ピアノ教師とその生徒というのもなかなか稀な関係でもあります。1週間に1度、5年あるいは10年の年月で定期的に会うのですから、1年単位で変わっていく学校の担任の先生よりも長いスパンでお付き合いをすることになります。その上、「表現」という心の動きを話し続けている間柄だからか保護者や学校の先生に言いにくいことも子どもたちが話してくれることが多いように思います。小学校も3、4年生になるとママやパパに対しての批判的な言葉もしばしば。そんなときは、子どもの気持ちを受け止めながらママやパパ、あるいは学校の先生の思いを代弁するように心がけています。営業や交渉の世界では「ABCの法則」と言われるものがあります。ABCはそれぞれA = Adviser (アドバイザー)B = Bridge (ブリッジ)C =Customer, Client (カスタマー、クライアント)の頭文字をとっています。AがCに何か物を売ろうとする場合、あるいはAがCを説得して何かをさせる場合、Aが直接Cに働きかけるよりも、Bという存在がいることでスムーズにことが運ぶと言います。AがCに勧められたことを行動に移せないとき、そこには何らかの誤解や問題が生じています。その誤解や問題を解消することができるのがBの存在なのだそうです。たとえば、八百屋さんの店先で、トマトが一箱300円で売っていました。前の日に売れ残ってしまったものです。「ちょっと日がたっちゃってるけど、ものはいいんだよ!」と八百屋さん(A)は言います。トマト一箱300円はお値打ち品ですが二人家族でこれだけの量を数日間のうちに食べ切れるかどうか、と私(C)は迷いました(問題が生じている)。そこに八百屋の女将さん(B)がやってきました。「奥さん、トマトって冷凍ができるのよ。冷凍しておくとね、湯むきが楽だし、何かと便利よ。」その一言で私はトマト一箱を買うことに決めました。このように、CがAの勧めることに対して決断ができない時に、Bが助け舟を出すことで、Cの決断を促すことができるのです。ただし、条件があります。AとBの目的が一致していること。さらに、BはあくまでもCの気持ちに寄り添うことです。ママやパパに不満を持つ生徒ちゃんと、私の関係性をこれに当てはめると、A =ママやパパ、あるいは学校の先生B = ピアノ教師、つまり私C = 生徒ちゃんと考えることができます。AとBの目的はCである生徒ちゃんを自立した、より良い大人に育てること。ところが思春期に入りつつある生徒ちゃんにはそのママやパパの本当のキモチが見えなくなってしまうことがしばしば。そこでBである私の出番です。「うざいんだよね」とか「ほうっておいてほしいんだよね」という生徒ちゃんに対して「そうなんだ、あんまり口を出してほしくないんだね」と受け止めつつ、「でもきっとパパって、本当にあなたのことが大好きで、でもどうやって話しかけたらいいかわからなくてついついそんな言葉になっちゃうんじゃないかなぁ」と別の見方を提示します。この関係性は実は教育の現場のいろんなところに当てはめることができます。例えば、我が家の場合母親である私(A)と娘(C)がもめたときに父親である夫(B)が娘の気持ちに寄り添いながら私の気持ちをも代弁することがしばしばありました。家庭の外では厳しい野球のコーチ(A)に不満を言う我が子(C)に対し、親がBとして「それはきみに期待をしてくれているからだと思うよ」あるいは「もっと頑張れば上手くなれると信じてくれているんだよ」などの言葉を添える。子どもたちをめぐって何か問題が生じた時にその問題の先にある目的を見据えながら、我々大人が、自分の立ち位置を確認してふるまえば、子どもたちにとってより利益のある解決策が導き出せるのかもしれません。前重めいこピアノレッスンでは最新の脳科学をもとに子育てをもサポートするピアノレッスンを行なっています。外地で子育てをするお父様お母様には何かと悩みも多いものです。そうした方々に寄り添うべく半年に一回の保護者面談を行いお子様の健やかな未来をともに育成するお手伝いをしています。「なりたい自分になれる子に」また前重めいこピアノレッスンにはピアノのみならずより深く音楽を学びたいというお子様も通ってきてくださっています。プロフェッショナルも視野に入れた広く深い音楽教育をお考えでしたらぜひ一度ご相談ください。お問い合わせをお待ちしております。当教室では音楽を通じてお子様の自主性、自発的思考、創造力を高めるためにリコメソッドを採用しています。リコメソッドに関するお問い合わせも、お気軽に。ピアノの前でなら、話せることもあるようです。「前重めいこピアノレッスン」は「ピアノこころのほけんしつ」の認定教室です。公式Lineのご登録はこちら。まずはスタンプを一つお送りください。その後、1対1でお話ができます。「うちの子、レッスンを始めて大丈夫かしら?」などピアノのレッスンで心配なことなどもお気軽にお問合せくださいね。