オレンジカウンティ アーバイン市 前重めいこピアノレッスン
前重めいこです。
京都Musicandの福田ゆみ先生と
Youtuberで人気ピアノ講師の野口幸太先生の
チャンネルでしゃべりまくり。
毎週月曜日更新中！
お母さんやお父さんが頑張らなくてはいけないこと。
それはそばに座って一緒に練習することでもなければ
「練習しなさい」と声をかけることでもありません。
親が頑張らなければいけないのは
そこではないんです！
3歳半からレッスンに通ってきてくれているTくん。
レッスンを始めて2年ちょっとになります。
5歳になってからは
発表会でみたバイオリンに憧れて
バイオリンのレッスンにも
通い始めました。
耳で聞いた音をあてたり
リズムを書き出したりするのも
とても上手。
楽譜もスラスラと読んでいきます。
バイオリンの先生からも
「音楽が好きなのが
こちらにも伝わってきて
本当に教えやすい生徒さん」
とお墨付きをいただきました。
こんなTくんですが
最初の頃は
レッスンは成立しませんでした。
そもそも
いろんなことにこだわりがある、
というよりも
「やりたいこと」
「好きなこと」がはっきりとしている
Tくん。
お洋服だってママ任せではありません。
3歳の頃から全部自分でコーディネートします。
そんな彼ですから
たとえピアノのレッスンでさえも
こちらの意のままには決してなりません。
うちには
裏表に音符と休符の書いてある
木のパズルがあるのですが
一時期は
毎週それだけをしていました。
しかも、
パズルそのものの遊びではなく
パズルのピースを立てて使って
迷路を作ったり。
それだけでレッスンの３０分が終わることが
数ヶ月続いたことがあったのです。
無理やりピアノに座らせることは
決してこの子のためにならないと
悟った私も
ときには
「ピアノ弾かない？」とか
「おうた、歌おうよ」
と声をかける程度で
無理強いはせず。
偉かったのはお母さん。
その当時はレッスンに入っていただいていたのですが、
決して文句を言わず
静かにニコニコと
息子のTくんを見守っていらっしゃいました。
おうちでも
宿題を無理やりやらせるようなことは
していらっしゃいませんでした。
ただ音楽をYoutubeやラジオなどで聴かせることは
心がけているとおっしゃっていました。
4歳半を過ぎた頃からでしょうか。
楽譜の仕組みが少しずつわかり、
バラバラだった知識が繋がり
「こうすればピアノが弾ける」
とわかった途端、
レッスンに対して態度が変わりました。
とにかくどんどん
新しい曲が弾いてみたい。
そういう時期は
曲の完成度をもとめず
とにかく新しいものに
チャレンジさせてあげる。
そうすることで
「できる！」という
自信が生まれてくるのです。
相変わらず
「パズルがしたいなぁ」と言うことも
あるのですが
「ピアノを弾く時間が減っちゃうよ」
というと
「じゃ、いいや」と
ピアノに向かってくれます。
もしあのパズルだけをやっていた時
「うちの子にはまだ早いので
レッスンをやめさせます」
とお母さんが諦めていたら
今のTくんをみることはありませんでした。
音楽の価値を伝えながら
信じて待つ。
それこそが
親のするべきことで、
それこそが
一番難しいことかもしれない
と思います。
「はえば立て
立てば歩けの親心」と
言われる親だからこそ
どうしても
早い成長、早い結果を
望んでしまいがちです。
でもそれでは
「急いては事を仕損じる」。
うちの娘は
たまにいいことを言います。
以前、
「親御さんの中には待ちきれなくて
習い始めたばかりなのに
『いつになったら「エリーゼのために」が弾けますか』
とおっしゃる方もあるんだよね」
と愚痴を言った時、
「未来を見せてあげないのが良くないんじゃないの」
とちくりと私を刺した後、
こう言いました。
「でもさ、どんな小説だって最初の５０ページくらいは
つまんないじゃん。
そこを我慢して初めて開ける世界があるよね。」
ただいま脳傾向性診断テストの
キャンペーン中。
私と一緒に
まだ見ぬあなたに出会ってみませんか？
前重めいこピアノレッスンは
単なるピアノ教室ではありません。
最新の脳科学をもとに
子育てをもサポートする
いわばコミュニティでもあります。
外地で子育てをする
お父様お母様には
何かと悩みも多いものです。
そうした方々に寄り添うべく
半年に一回の保護者面談を行い
お子様の健やかな未来を
ともに育成するお手伝いをしています。
また、SNSを通じ
ピアノ以外のたくさんの情報を
提供することによって
皆様の子育てを
より豊かにするお手伝いをしています。
「なりたい自分になれる子に」
お問い合わせをお待ちしております。
ピアノの前でなら、話せることもあるようです。
「前重めいこピアノレッスン」は
「ピアノこころのほけんしつ」の認定教室です。
公式Lineのご登録はこちら。
まずはスタンプを一つお送りください。
その後、１対１でお話ができます。
「うちの子、レッスンを始めて大丈夫かしら？」
などピアノのレッスンで心配なことなども
お気軽にお問合せくださいね。