オレンジカウンティ アーバイン市 前重めいこピアノレッスン
前重めいこです。
京都Musicandの福田ゆみ先生と
Youtuberで人気ピアノ講師の野口幸太先生の
チャンネルでしゃべりまくり。
毎週月曜日更新中！
脳傾向性診断テストの解析を行うようになってから
私自信がいちばん
救われたかもしれません。
単なる脳の使い方の違いだとわかり、
「なんとなく合わないな」と思っていた人にも
歩み寄ることができるようになったからです。
先日、私が所属する
一般社団法人teachers Brain Academyの設立記念講演がありました。
講師は東京大学総合文化研究科の教授
酒井邦嘉先生。
演題は「AI時代における教育の未来」です。
一般の人にも使えるChatGPTが登場して、
AIが身近なものになりました。
教育の世界でもすでに
見逃せない存在になりつつあります。
酒井先生はこの現状に
ユーモアを交えながら
警鐘を鳴らしてくださいました。
そもそも、ChatGPTに代表されるものを
「生成AI」などと言われていますが、
「生成」ではなく「合成」
（既存のものを組み合わせているだけ）
でしかないということ。
「対話型」と言われているが
「対話風」でしかないこと。
「今後AIが奪う仕事」などというタイトルの記事が
あちらこちらに見られるが、
そういう議論こそが馬鹿げている
と酒井先生ははっきりおっしゃいました。
「対話」とは、相手がどんな表情で
どんな言葉を使って伝えようとしているかを
全身の（無意識の）感覚を持って捉え
それに対し応えようとすること。
そしてそれこそが
人が人たる能力であるのに
果たして、紋切り型で
最大公約数の答えしか出てこない
AIに人を育てることができるのか。
誰に教わるのか
どう教わるのかで
同じことを教わっても
違ったものになっていくのが
教育の面白さであり
多様性であるはずなのに、
同じ答えしか出さない、
同じ答えしか持たない
AIに教育を任せたら
人が育つわけがありません。
生徒さんのレッスンをしているとき、
今のこの子に必要なものはなんだろう
この角度で伝えてみてはどうだろうか
あの音楽を今聴かせてあげてはどうだろうか
と常に考えています。
そのため、
同じ教材を使っても
お子さんによって取り組み方は全く違うのです。
説明の仕方も
表現も
一語たりとも同じになりません。
それはアプリやYoutubeではできないことなのです。
ピアノ教師がもっとも
必要とされる力は
コミュニケーション力かも知れない
と常々思っていました。
AIが教育の王道になっていく時、
ピアノ教師のみならず
音楽に携わる教師が
言葉にできない音楽という代物を
どうやって必死で伝えようとしてくれたかという経験。
言葉を介さずに思いを表現する方法を
切磋琢磨するレッスン室。
これこそがAI時代「だからこそ」
音楽を「人間」から習ってほしい
本当の理由なのかも知れないと感じました。
その経験があれば
その子もまた
人として人に接することができ、
人類はかけがえのない存在として
子孫を繋ぎ
生き延びていくことができるのです。
自分の仕事に誇りと責任を
改めて感じた講演会でした。
ほかに
手書きでノートを取ることが
いかに脳によいかということ、
「ググる」のではなく
辞書を引くのが
どれほど記憶に残り
さらに創造的行為であるか
については
またいずれ。
なにしろ
情報量が多くて
そのくせ、なめらかな語り口で
決して難しいと感じさせない、
さすが東大教授！
と唸ってしまう講演会でした。
さて、その酒井先生の講演会が
再度3月に行われます。
teachers Brain Academy会員でない方も
ご参加いただけます。
（今回はアーカイブがありません。
酒井先生の生の声、「今」の思いを
聞いていただくことができます。）
子どもたちの未来のために
私たちの未来のために
ぜひご参加ください！
ただいま脳傾向性診断テストの
キャンペーン中。
私と一緒に
まだ見ぬあなたに出会ってみませんか？
前重めいこピアノレッスンは
単なるピアノ教室ではありません。
最新の脳科学をもとに
子育てをもサポートする
いわばコミュニティでもあります。
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お父様お母様には
何かと悩みも多いものです。
そうした方々に寄り添うべく
半年に一回の保護者面談を行い
お子様の健やかな未来を
ともに育成するお手伝いをしています。
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ピアノ以外のたくさんの情報を
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