実りの秋-我が家の柑橘類-
「名品ショップ
」店長の佐島です。
今年の米の品質が夏の暑さで悪いと報道されています。そんな中名品ショップのブランド米は品質を維持しており、食してみて実に美味しいです。
野菜もしばらく高騰するようですが、うれしいことに松茸は夏の暑さとその後の雨で、豊作のようです。長野県では昨年の2倍以上取れ、価格も半値だそうです。
その一方で、天然きのこが立派に育ち売り出されています。ベニダケに似たクサウラベニダケやウリタケに似たニガウリタケといった毒キノコも混じって売られ腹痛被害が今年83件も出ているそうで気をつけましょう。
さて、我が家は、かんきつ類が好きなので、古い順から柚子(6年)、みかん(2年)、レモン(1年)があります。最初の写真の右がみかんで、左がゆずです。今年はみかんは立派に育ち、写真を撮った後4つとって食しましたが、マアマアでした。柚子は昨年20個ほど実を付けましたが、今年は自ら落としてしまい3つしかなりません。
せっかく柚子胡椒を作ろうと張り切っているのに残念です。でも1回はぜひ作ってみます。レモンは今年買って植えたばかりなので3つは仕方ないですが、勢いが無いのが気になっています。
いずれにしても「天高く 馬肥ゆる秋」ですので、新鮮で美味しい食材を大いにいただきましょう。鍋良し、天ぷら良し、旅先もまた良しですね。
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私と川柳
「名品ショップ
」店長の佐島です。
私は、ストレートに表現する川柳が好きです。特に第一生命のが企画したサラリーマン川柳は実感が多いだけに感動します。
発表された中でも印象深いのをあげます。
1)まだ寝てる 帰ってきたら もう寝てる
これを家内に言ったら、本人のことを言ったのではないのに怒るの反撃するので百発きました。今では、長く寝れるのは、体力があるから出来るんだってなんていっています。
2)先を読め 云った先輩 リストラに
これは時代をよく反映していると思います。
3)昼食は 妻がセレブで 俺セルフ
これも家内は怒りました。「男の人は夜美味しいもの食べてるからいいのよ」
これに対してイオンが企画した主婦川柳が出てきました。
1)お醤油は そこにあるでしょ 昔から
要は、家庭内でも簡単なことは自分でやってよということですよね。その通り。
2)何食べる 決まっているけど 聞いてみる
これに似たことは我が家にもありますね。よく「お茶飲む?」と聴かれますが、大体は「いらない」と答えるのですが、たまに「うん、飲むよ」といってもまず、入れてくれません。
ところで先日(10月9日)お昼前に車に乗っていて、ラジオから流れてきた句が面白いのです。五、七、五ではなく、七、七、七、五で結構良い響きなのでご紹介します。
1)旅のお人か 美人の会釈 里にほのかに きんもくせい
2)旅の夜風に びんたを喰らい 醒めた枕は 木の根っこ
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私と俳句
「名品ショップ
」店長の佐島です。
先日お話した45歳教育でもう1つ忘れられない社外講師は、金子兜太(とうた)氏(1919・9~)です。91歳でもまだ活躍されているのはすごいですね。当時はまだ70歳ですから早口で精力的に講義をしていました。
1日目は約50名の受講者に俳句の手ほどきをし、2日目に各自の作品を批評する内容でした。その論評は歯に衣を着せない言い方でバサバサやるのです。
秀作とほめられたのは4-5名でした。私の句は忘れてしまいましたが、先生は一言『理屈っぽいね』でした。確かに読んだ人に分からせようという気持ちはあり、そうなってしまったと反省しました。
しかしそれ以来自分には俳句は向いていないなと思い、関心もなくなりました。
一方でほめられた人達は、その後俳句の会を作り、結構今でも活動しているようです。
今振り返ると、山本五十六氏ではないですが、褒めてやらねば人は育たないとつくづく思います。
金子先生が、少しでも褒めてくれていたら、もっとたしなむ様に努力したでしょう。
一方、私は昔から川柳が大好きです。規則に縛られずに気持ちをストレートに表現できるからです。即ち、同じ五、七、五ですが、俳句と異なり、季語、切れが要らない上に余韻を残さなくて良いのです。
切れとは 松尾芭蕉の「古池や 蛙飛び込む 水の音」の『や』のついたところで、他に『けり』や『かな』等を付けます。余韻は俳句のもっとも良いところでもあります。
私の想い出の俳句は「目に青葉 山ほととぎす 初がつお」(山口素堂)です。
この句は、私が高校生の頃、5月の朝、起きれないでいると母がこの句を歌いながら私の掛け布団を剥ぐのです。そして「早くおきな。学校に遅れるよ。私は一年でこの季節が一番好き!」 5月は毎朝この句で起こされました。
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今年2回目のゴルフ
「名品ショップ
」店長の佐島です。
私は、ゴルフが下手ですし、そんなに好きでないので、退職後は付き合いで年4~6回位でいいなと思っています。
今年は2-3月に手術をしたので、5月の夕日の会コンペ以来2回目です。
新潟冷蔵主催のこの夕日の会コンペは新潟冷蔵の中田社長との親交もありますが、新潟で一番良い季節(5月、10月)に行われるので必ず出ることにしています。
名門日本海カントリーはすばらしいコースで伸び伸び打てるし、この夏の暑さでも伏流水のおかげで、芝がよく、フェアウェイは絨毯のようでした。この日(14日)は天候に恵まれ最高でした。翌日近くの胎内市で大きな竜巻が起きるなどとは想像も出来ませんでした。
さて、8時に80名のコンペは東、中、西の3コース同時スタートで始まりました。
私は、東の第2番スタートで、スナップはその前のグループの中田社長のスウィングです。天気、芝の良さと社長のフォロースルーのすばらしさがお分かりでしょう。
彼はこのコースは2オーバーの38で回りました。(私は10打以上悪いですが)早昼は名品ショップでも取り扱っている『糠いわし』を肴に乾杯で始まりました。
この『糠いわし』の塩加減が絶妙なのです。イカの沖漬けを始め、食事も美味しいし、お風呂もやや熱めで私にはぴったりのゴルフ場です。(私はコースもさることながらこういう点を重視します)
今回は、この距離のあるコースで最後まで回れるか心配でしたが、自信がつきました。
懇親会の後、参加賞にたまたまですが私の好きな鮭の味噌漬けを頂いて帰途につきました。次回また来ようと思いました。
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珍味を求めて新潟へ
「名品ショップ
」店長の佐島です。
先週13日に久しぶりに新潟へ行きました。今回の目的は2つあります。
1つは新潟出身で名品ショップのお客様から新潟の珍味、杏仁子(アンニンゴ)とかんずり(両方とも9月に紹介)を要望され探すことです。
杏仁子はサワミズザクラの花(6-8月)のつぼみを梅酢漬けしたもので、今がちょうど出回る頃で、湯之谷、駒の湯温泉あたりで昔から食されていました。
そこで上越新幹線 を越後湯沢駅 で下車し、駅の温泉にザブッと入利増した。
これがまた、800円で大小タオルを貸してくれ、いつもすいてて良い温泉なのです。
その後軽く昼食をとり、駅売店や西口出て左の鮮魚センターなど6軒程回りました。
さすがにどの店でも杏仁子は知っていましたが、売っていません。
10年前あたりから入手できなくなったそうで、山のほうに入らないと無いというのです。スケジュール上あきらめました。
かんずりは、駅の売店にあり、自宅分と2つ購入しました。赤唐辛子を雪にさらし、アクをとってからすりつぶし、麹、塩、ゆず等混ぜて熟成させたもので、一味との違いは、サラサラしてなく、しっとりして風味とまろやかさがあり、何にでも合います。
名品ショップに掲載しようかと思いましたが、一瓶525円で食べるラー油と違っていくつも買うものではなく、送料のウェイトが高すぎるので、ネット販売に向かないと判断しました。美味しいので、もし贈答用にまとめて欲しい方がおられましたら、いつでも取り寄せます。
その後 新潟市 に行き、用を済ませた後、友人2名と駅側の割烹『しら川』で新鮮な近海魚の刺身の盛り合わせと脂の乗った高級魚のど黒の焼物など堪能しました。楽しい会話も加わり生きていて良かったという感じがします。
明日は2つ目の目的、日本海カントリーでゴルフなので、カラオケもそこそこに早く寝ました。
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森下洋子氏について
「名品ショップ 」店長の佐島です。
私は、先日お話した45歳教育を受けた1989年の11月に森下氏主演の『くるみ割り人形』を見に行きました。
森下氏(1948/12月生まれ)が40歳の時でした。
それまでバレーは日本人のようにスタイルが悪く(足が短く、太い)、顔の大きい人種には向いていないのではと思っていました。
最初の印象は、小柄(150cm、38kg)ですが、スタイル良く、顔も小さいのです。
更に身体の柔らかさからくるしなやかさ、弾力ある筋肉がかもし出すジャンプ力がすばらしく、まるで妖精のように舞台を舞うのです。感動しました。
1974年にヴァルナ国際バレーコンクールで金賞受賞し、同85年に英国ローレンス・オリヴィエ賞、日本芸術院賞を受賞し、日本を代表する世界的プリマバレリーナとなりました。
2001年より松山バレー団の団長を務め、現在も日本のトップバレリーナの地位にあるのはすごいですね。
私の長女が子供のときに、家内経由でバレーを習いたいといってきたのを私が『足が太くなるからやめな』といったそうです。今でも家内にはやっておけば良かったといっているようで、氏のようにはなれないでしょうが好きにさせればよかったと思います。
私の姉は48歳ぐらいから習い始めましたが、矢張り女性にはバレーに対して特別な思いがあるのでしょうね。
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坂東玉三郎氏について
「名品ショップ 」店長の佐島です。
坂東玉三郎氏は1950年4月生まれですから、私よりちょうど6歳若いです。
私が始めて見に行ったのは、45歳でしたから、彼が39歳の時でした。もともと歌舞伎は母が好きだったので子供の頃からテレビで見ていました。
中学生の頃、好きだった役者は、松たか子のおじいさんにあたる8代目松本幸四郎(1910-1982)、その兄9代目市川海老蔵(後の11代目団十郎:1909-1965)、弟2代目尾上松緑(1913-1989)の3兄弟と女形6代目中村歌右衛門(1917-2001)等であった。
特に海老蔵の『切られ与三』と『白波5人男』の歯切れのよさ、松緑の『勧進帳』と『義経千本桜』の弁慶は、忘れられない。
さて、何の予備知識も無く見た玉三郎の印象は、女形歌右衛門の印象があっただけに大きいな(公称173㎝)というのと声が太いということでした。
これは比較のことでして、スタイル・身のこなし方のすばらしさ、顔の美しさ・華やかさはさすがだと思いました。
更にすごいのは、彼はいわゆる歌舞伎門閥ではないのです。料亭の息子として生まれ、小児麻痺にかかります。
リハビリに習い始めた舞踊の魅力に引き込まれ、稽古に通った縁から守田勘弥の部屋子となり、1964年5代目玉三郎を襲名します。
歌右衛門とは確執もあったようですが、それを乗り越え歌右衛門亡き後歌舞伎の女形としてなくてはならない存在になりました。
世襲制の強い歌舞伎界にあっては極めて異例のことです。
かって、地方競馬出身のハイセイコーが中央競馬を制した以上に困難なことであり、応援したくなりますね。
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自分の教育
「名品ショップ 」店長の佐島です。
私は、社会人になってからも自己研鑽のために、教育には関心がありました。
それだけ自分に自信が無かったともいえます。教育には色々とありますが、ここでは受講する集合教育についてお話します。
振り返って今、私は、これまでいました会社に感謝するのは、社員教育に力を入れてくれました。
入社以来、どんなに忙しくても工面して用意されたメニューを受けましたが、その中で幾つかとてもためになったものがあります。
一番記憶に残っているのが、45歳になると受講する2、5ヶ月の教育でした。
特に一流の外部講師による文化・芸術論の講義は勉強になったばかりか、その後の人生を豊かにしてくれました。
一例を挙げますと、名前は忘れましたが、芸術評論家の方が講義の最後に『芸術家にも旬があり、旬のときに見ておくことはとても貴重なことです。
優れた芸術家で今旬なのは、坂東玉三郎氏と森下洋子氏です。今のうちに是非見ときなさい』といって終わりました。
そもそも教育、即ち講義を受講するときに、その講義がためになるかどうかは、70%は、その講義内容より受講する本人の姿勢にあると思います。
どうせ大したこと無いや戸者に構えて受けるのと、どうせ受けるのなら物にするぞと受けるのでは頭への入り方が違いと思います。
大半の受講者が聞き流した中、私は有志数人と8ヶ月以内にお二人の公演を見ました。確かにお二人ともすばらしかったし、その後テレビ・新聞などで出られると
見るようになりました。これだけでも私を豊かにしてくれています。
玉三郎氏については機会がありましたので、その後まもなく家内と娘を連れて歌舞伎座に行きました。予想以上に興奮していたのを覚えています。
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体育の日の横浜港
「名品ショップ
」店長の佐島です。
体育の日は毎年よく晴れるのだそうですが、今年は日曜と重なった為11日(月)でしたが、朝からの秋晴れになりました。こうなると家内はじっとしていられません。特に土日が雨だったのでなおさらです。しかも、近くで運動会があるらしく、朝早くから花火の空砲がドンドンなるものですからたまりません。
朝食も簡単に済ませて家を飛び出しました。
先日行った江ノ島の展望台にはまってしまい、行き先は横浜の山下公園向かいにある改修されたマリンタワーに行きたいというのです。
まだ早かったせいか道路がすいており、車で1時間弱で着きました。
山下公園脇の駐車場に入れ、早速タワーに行きました。改修されて間もないのでとてもきれいで清潔感があります。展望台に上りますと、秋晴れの好天に恵まれすばらしい景色でした。湘南とは違って、海と汽船とビルと緑のアンサンブルです。
これも大満足をしていただけました。
この後、タワーの側にある今流行のブランド店「バーニーズニューヨーク」のウィンドウショッピングをして、昼食は中華街へ歩いて5分。
家内の誕生日でもないのに、少し気張って四川料理の重慶飯店で大正海老のチリソース炒めなどを食し、栗の月餅を買い、山下公園で一服して帰宅しました。
爽やかな天候も手伝って江ノ島以上にご機嫌でした。
家内は館山育ちなので、矢張り海が好きなのですね。
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鮭について(1)
「名品ショップ
」店長の佐島です。
10月-12月は日本近海で鮭収穫の季節です。
河で孵化した小魚は海に下り3-4年北太平洋を迂回して母河に戻ってきて、産卵します。
日本では北海道が多いですが、新潟でも 村上市 を流れる三面川(みおもてがわ)をはじめ大きな河には、この時期には鮭が遡上します。
体長60cm以上の魚が浅瀬を群れを成していくのは、圧巻で興奮してしまいます。
日本で取れる鮭のほとんどが白鮭で、脂肪分は10%前後です。
『鮭児(けいじ)』というのは、ロシア北部の河で生まれた若い鮭で回遊中に日本近海で成熟した白鮭にまぎれて捕獲されたものです。
身体はまだ小さいですが、脂肪分が10-20%と多く、2度ほどいただきましたが、とても美味しいです。
きわめて珍しく白鮭数千匹に1匹の割合のため、値段も10倍以上するそうです。
『時知らず』というのは、『時鮭』とも言いますが、同じくロシアで生まれ、日本近海を回遊中に旬の秋ではなく春から夏にかけて捕獲されたものです。
卵巣・精巣がまだ成熟しておらず、身肉に脂があるのでとても美味しいです。
鮭は成熟して川を上り始める頃には、身体の養分が卵巣・精巣にいってしまい、脂が少なくなってしまうのです。
銀鮭、紅鮭の天然物は北海道でわずかに取れるだけです。銀鮭は養殖が盛んですし、紅鮭の多くは輸入品です。
石川、富山のブリに対して、新潟は佐渡のブリと村上の鮭があります。
特に鮭は歴史もあり、新潟特産品です。一度お試しください。
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