~自然と生き物のシンフォニア~
これからの世代の「生き方の選択肢」が増える為に
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雨上がり、寒いですねー。。。
さて、この雨は「梅雨」なのでしょうか?
『ロシア方面から東南東に進む低気圧から伸びた前線が、日本を南下しながら通過』
この低気圧の動きは、早春の三寒四温の時期に見られる「春雨」で、「梅雨前線」とは全く違いますね
地球寒冷化の影響が年々強く現れる気候になっています
「日中が暑い!」という声は上がると思いますが
それは日差しの強さと、市街地のコンクリート率が原因です
多様な高木が茂り、起伏や傾斜のある地形や、水や風の動きがある土の上では、とても快適で涼しいです
日差しの強さの原因の1つは、大量の殺菌成分の噴霧や蒸発により、大気中の微生物が大幅に減った為だと見ていますが
自然の生き物の反応からわかるように、届く光の質も変わっていますし、北極点の移動や地軸・磁場の影響も大きく
地球規模の変化の呼吸、というところです
何故、すぐにわかる【嘘】の情報を、たくさん流すのかはわかりませんが
他人から言われることを鵜呑みにせず、個々がしっかりと、その情報の質を見極める、良い機会です
晩春のまとまった「穀雨」の気候に進まず、梅雨前線は存在すらしていませんでしたが
今回の台風が、温かく湿った空気を持って来て、沖縄辺りにようやく前線が発生しそうです
本当の梅雨入りは、7月半ばくらいかもしれませんね
台風も、近年よく騒がれますが、昨年、猛烈な勢力で九州に上陸した台風14号は、とてもわんぱくで
進路をUターンさせて屋久島の宮之浦港に立ち寄ってから、鹿児島港に上陸していました
これも、何故、行っているのかわかりませんが
高さが低過ぎて、色が灰色で、覆われると暗くなり過ぎる雲は、天然のものではないです
雨の降り始めの匂いや、肌の感触や空気感も違うので、わかりやすいです
地震も、以前は「核実験だ」と騒いでいた、P波が無い人口爆発の波形のものばかりなのに、最近は騒がないし
嘘の騒ぎにはもう飽き飽きなので、自分自身の感覚で、お互いに話が出来る人が、もっと増えて欲しいものです
さて、本題に
これも、ずーっと疑問に思い、講習などでは伝えて来ましたが
『日本の、"米"と"水田"に対する、異常なまでの【信仰】』
について
私が活動の中心に置いている「食と健康と豊かな暮らし」に関して、繰り返し伝えてもいることですが
「病気にならない土壌環境と野菜たち」や、「医者いらずの人たち」を増やすことは
薬品や医療の巨大な経済効果や利権が失われてしまうので、日本ではなかなか進みません
もっと根底にあるものが、本題の「米」と「水田」です
推進への疑問の元である、大きな、デメリット3つと、メリット1つを、解説します
【"米"と"水田"の、デメリット①】
『栄養価が豊かではない』
人間が生きるのに必要とする栄養素は、主が細胞の元の「タンパク質」で、ゼロでは困るのが「炭水化物」
「タンパク質」豊富と言われる、肉・魚・卵・野菜・豆などにも、人間が必要な量の「炭水化物」は含まれている
「糖分」でしかない「炭水化物」を、無理に多量に求める必要が無いどころか、身体の酸化や病気の素になる
米の「胚芽」は、「タンパク質」豊かと言われるが、それ以上に「炭水化物」が多過ぎる
「玄米」や「1~5部付き」でも糖分過剰なのに、「白米」は健康視点では害しかない
1日200km走ったと言われる飛脚くらいエネルギーを消費するなら、玄米でちょうど良いと思う
【"米"と"水田"の、デメリット②】
『労働生産性が悪過ぎる』
米は、籾を土に置いておくだけで、畑で出来る「陸稲」として、一定量育つくらい強い植物だが
「水田」での「水稲」を育てる為に、何倍もの手間をかけ、何種類もの機械を必要とする
効率悪さの極みは、毎年必ず、同じ量の仕事をしなければならず、工夫して手間を減らせない
実った状態から、食べるまでに必要な手間も、他の食べ物と比べて圧倒的に多い
「水田」は、ヒエ・アワなどの雑草混入を防ぐ目的も大きいが、混ざった「雑穀」の方が栄養価は高い
【"米"と"水田"の、デメリット③】
『水平で水が停滞する水田は、必ず土が悪くなる』
水は全ての生き物の命そのものだが、停滞すると腐敗する、生と死の要
水を溜める目的の水平の水田は、水を抜いても一雨で停滞水が発生し、徐々に土が腐敗する
天然の湧水を絶えず流し続けていれば、ワサビなども育つが、出入口をせき止めたら、湧水だとしてもやがて腐敗する
開墾当初は、水が動きやすい、小さくて地形に沿った形だったが、大きな四角形に整地して停滞が増加
当初流していた天然湧水は、溜め池やダムの汚水に変わり、より腐敗しやすくなった
元々豊かな地でも、長年の水田跡地は、強靭な米以外の作物を育てるのが難しい程、土が痩せてしまう
【"米"と"水田"の、メリット】
『常温で何年も保存が効く』
保存性の良さによって飢饉が減ったと言われるが、日本の大地はそもそも、食べ物の宝庫
地中、草、中低木、水中など、身の周りは食べ物で溢れているが、それを食べなくなったし、都市開発で遠い存在になった
保存の良さも、タンパク質豊富な豆も似たものだし、木の実は手間をかけることなく保存食
野草だけでなく、そもそも、野菜・豆・芋など、とてつもない量が自生するので、1年中収穫可能
水田や人工林を原生に戻せば、実・花・果実・野草と、魚・肉・卵なども、豊かな地になる
まとめると
食べ物豊富だった地を、手をかけて痩せさせ、作るにも手がかかり、出来たものも栄養価が低い
どうして、こんなことに?
同時に発生しているのが
年貢や主食概念といった異常な価値観、ダム含めた大量の土木工事、大量の機械販売、大量の薬剤販売
結果的に、健康で明るく生きる人たちが増えているなら良しではありますが、世界一の病人と医療の国ですし
笑ってしまう程、日に日に、生きる自由度が減らされていませんか?
私たちはみんな、巨大で長期的な「嘘」に、巻き込まれてしまっていたかもしれません
私が考える「食」と「健康」の、安定的確保は
(1)主食は、自生する木の実と果物
(2)副食は、自分たちが食べたいものを自生させて増やした植物たちと、野草
(3)常備食として、自生させた豆や芋
(4)元気な人は、魚や肉を狩りに行く
「収穫」するだけで、作ったり、整地したり、機械を買ったり、といった労力は、不要です
夢のような生活かもしれませんが、不可能どころか、縄文の頃とか、元々はそうだった筈
私たちは、発展して便利になったのでしょうか?
生きることの楽しみや自由と、制限や抑圧と、どちらが多いですか?
なんだか、私たちみんな、騙されていませんでしたか?
~自然と生き物のシンフォニア~
これからの世代の「生き方の選択肢」が増える為に
多様性×循環 「めぐり郷」大分県由布市
開拓跡を原生に還す
失われかけている日本の古き良きを体現し後世に伝え残す
地球と共に生き物を育む「シンフォニア農法」考案者、かじか