このブログでは、
人生なるべく充実させたい人のための
仕事観、子育て観、人間関係構築法、不安や悩みの対策、
自分をなんとか好きになること、日常を新鮮にすること、
夢を現実化すること、ときには日記、を書いています。
人生なるべく充実させたい人のための
仕事観、子育て観、人間関係構築法、不安や悩みの対策、
自分をなんとか好きになること、日常を新鮮にすること、
夢を現実化すること、ときには日記、を書いています。
ただいま2日に1回の更新にしています
太田香織です。
先日の記事で、
長女が働いているホリ牧場の地震被災と復旧について書きました。
長女が働いているホリ牧場の地震被災と復旧について書きました。
ホリ牧場では断水が解消され、
いつもどおりの牧場運営ができるようになり、
いつもどおりの牧場運営ができるようになり、
被害のひどかった能登の方の牧場の牛を
受け入れる体勢ができたそうです。
受け入れる体勢ができたそうです。
それでクラウドファンディングが始まっています。
もしよかったら、
動物好きの方、乳製品やお肉好きの方など
支援いただけたら幸いです!
動物好きの方、乳製品やお肉好きの方など
支援いただけたら幸いです!
さて
2月1日が私立高校の入試だったわけですけど、
次男が受けた高校の国語の問題に出ていた文章が
次男が受けた高校の国語の問題に出ていた文章が
「いい話、っていろんな人が言ってた」
というので
読んでみました。
読んでみました。
(入試問題は持ち帰れます)
三浦哲郎著「たきび」
からの出題でした。
簡単にあらすじを書きます。
子供会の恒例行事で公園を掃除したあと、
集めた落ち葉で焚き火をしていた。
中学生の男の子が、年下の子たちを驚かそうと思って、
いたずら心で焚き火に栗を入れた。
いたずら心で焚き火に栗を入れた。
焚き火ではぜた栗が、
あろうことか、
小学6年生の女の子の右目を直撃してしまった。
小学6年生の女の子の右目を直撃してしまった。
その子はやがて失明し、右目は義眼になった。
その栗を誰が焚き火に入れたのかということが
問題になっていると聞いたが、
男の子は恐ろしくて名乗り出ることができなかった。
問題になっていると聞いたが、
男の子は恐ろしくて名乗り出ることができなかった。
結局なぜか何の咎めもないまま時は過ぎていった。
男の子は東京の大学に進学した。
夏休みに帰省したとき、道でその女の子に出会った。
その子は眩しい笑顔で「おかえりなさい」と挨拶してくれた。
それで自責の念が抑えられなくなり、
その休暇中に女の子にかつての罪を告白することにした。
犯人は自分で、
償いのためならどんなことでもする、と。
償いのためならどんなことでもする、と。
すると女の子はこう言ったのです。
「あたし、あのたきびに生栗を入れたのが
あなただってことを知ってたの。
あなたがそっと投げ込むのを見ちゃったから。」
「でも、あたしはそれを誰にもいわなかったわ。
家では、誰の仕業なのかって随分騒いだけど、
あたしが頼んで栗を入れた人を探すのをやめて貰ったの。
あたしは運が悪かっただけなのに、誰もが栗を入れた人の罪にする。
それが厭だったから。 あなたを罪人にしたくなかったから。」
この男の子と女の子はのちに結婚して、
三人の子供が生まれ、
三人を育て上げたタイミングで
この世には未練がないとばかりに「妻」は急性心不全で亡くなった、
そのいきさつを
長男一家と住んでいる男性が
定年後に設置した薪ストーブの火を見ながら
思い出す、
というストーリーです。
文学的な味わいは
三浦哲郎「たきび」
お読みください!
栗がはぜて失明したのを
「運が悪かっただけ」
ととらえ、
栗を入れた人を責めることをしない・・・
犯人探し、
誰が悪い、
おまえのせい、
罪を償え、
そんなことを
いろんなところで見聞きする現在、
この女の子のとらえ方は
まるで「神」だと思ったとともに、
これを読んだ現代の中学生たちが
「いい話だった!」
と思う心があることにも
なんだか温かい気持ちになったのでした。
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