このブログでは、
人生なるべく充実させたい人のための
仕事観、子育て観、人間関係構築法、不安や悩みの対策、
自分をなんとか好きになること、日常を新鮮にすること、
夢を現実化すること、ときには日記、を書いています。
ただいま2日に1回の更新にしています
太田かおりです。
先日、
1回りくらい年上の男性から、
私が科学者から
まったく違う分野で起業したときに
「そうは言っても、
科学が続けられなくなったとわかったときに
落ち込んだりつらかった時期があったんじゃないの?」
と聞かれたんです。
いや、
実は
そのときはほとんど
つらくなくて、
いちばんつらかったのは
大学に入った段階で
「あ、何か間違えた」
と感じたときです。
間違えたからやり直したい、
けど
どうやり直していいのかわからない。
資金もない、
方法もわからない。
何をやり直せばいいのかもわからない。
この、
行き詰まってどこにも行けない感覚のときが
一番つらかったです。
鬱状態と自分では思っていました。
軽症だったのかもしれませんけど。
行き詰まってどこにも行けない感覚を
分析すると、
「1つの価値観だけで生きていた」
いわゆる進学校
↓
少しでもいい大学
↓
少しでもいい就職
という、
よくある一般的な価値観ですが、
親も学校も
周囲の人も親戚も
ほぼその価値観で生きていて、
なんならそのときの両親は
その価値観で生きていない人を見下すくらいだったので
(父は今では丸くなり多様な価値観をだいぶ認める人になっています、母は他界)
まあ
その価値観に疑問を持ってしまうと
なかなか行き場がなくなるわけです。
ここから
親や社会とのバトルが始まります。
最終的にこれに勝ち抜けば
自分の人生を生きることに成功!
するのです。
科学者はもうムリだ、と
なったとき、
「自分の仕事を創って生きていく」
という価値観が
私の中には育っていました。
そのように生きている人たちの本を
たくさん読み、
そのように生きている人たちに
直接会い、
その世界に触れる中で、
ああ、こういうのいいなあ、
私はこっちがやりたいな、
と
新しい自分の「行き場」が見えていたから
それは希望でした。
科学者もうムリだ、と
トーンダウンすると同時に、
自分の仕事を創って生きていこう、
という気持ちがトーンアップしていったので、
そのときは
落ち込むことなく
新しい未来に向かうことができました。
周囲に反対する人は
たくさんいましたけど、
そのとき(20代後半)には
うまく反論する術も身についていました。
20代前半ではまだ
新しい行き場も見えず、
違う価値観との接点もほとんどなく、
行き詰まり感を抱えたまま
重い気持ちを引きずりながら
それでもがんばる、
サイドブレーキを引いた状態で
アクセルを一生懸命踏んで
高速道路を走ろうとするような日々でした。
と
思い返していくと、
「1つの価値観に縛られていない」
ことは、
健全なメンタルでいられるために
必要なことではないかと思います。
こっちがダメなら
あっちがあるさ。
そういうメンタルです。
そして
こっちとあっち、
どの価値観にも、
序列をつけていないことです。
こっちが優れていて、
あっちはこっちより劣っている、
そう序列をつけていると、
こっちがだめなら
あっちに「ドロップアウト」した感覚になり、
みじめになります。
そんな序列こそ
くそくらえ 笑
こっちもあっちも
どちらも素晴らしい、
こっちで生きている人も
あっちで生きている人も
どちらも素晴らしいなと
思うことができること。
無理やりそう思うのではなく
心からそう思っていることです。
違う価値観の世界を知っていて、
それを対等に受け入れられるキャパが
十分に育っていれば、
もし何かで行き詰まっても、
別の生き方に
スッとスライドすることが
できるのではないか、
新しい路線に移るハードルが
心理的にも
物理的にも
低くなるのではないかと
思います。
いろんな価値観の人と出会うには、
いろんな体験をするしかなく、
私にとっては
その第一歩となったのは
大学で武道を始めたことでした。
少林寺拳法部に入る、と
親に話したとき、
何と言われたと思います?
「そんなガラの悪そうなところ大丈夫?」
でした -_-;
いやいや
意外とみんな
心は紳士なんですよ
しかも強い
サイコー!
1つ違う価値観を受け入れると、
さらに別の価値観も
受け入れやすくなります。
そうして多様な価値観に
出会えるわけですが、
案外、
世の中の多くの人は、
1つの価値観の中で
生きているのかもしれません。
うちを自宅兼店舗にしてから、
ロミロミお茶会、食事会、
マインドブロック解除お茶会など
ホームパーティ的なイベントを
よく開催しました。
そのたびに、
参加してくださった方が、
「いろんな年齢の、
いろんな仕事をしている人に出会えるのが
とても楽しい!」
「日頃は家と職場の行き来だけだから
特定の人としか会うことがない」
とおっしゃっていたのを思い出します。
いろんな人が家に来てくださる中で
私の子供たちも成長して、
いろんな生き方の人がいることを
肌身で感じることができたのでは、と
思います。
今では家族の成長とともに
家にモノがあふれ、
ホームパーティーを開けるような
部屋ではなくなってしまいましたが、^^;
飲食店にて
門のリアルなオフ会、
サーバー空間にて
門のオンラインサロンなど
門学つながりではありますが
いろんな人が集まる場所を
作っています!
柔軟な感性を持っているほうが
きっと生きやすい。
キングダムで言えば
信はもちろんそうですが
蒙恬がそんな感じなのですよね。
しっかり名家のお坊っちゃんだけど
いろんな人を受け入れ、
仲良くできる人。
社会にはどのみち
いろいろな人が
必要なのですから。
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