こんにちは、めぐみです。
今日も訪問いただきまして、ありがとうございます♪
突然ですが、
「血管プラーク」という言葉、
聞いたことありますか?
歯のプラークは”歯垢”ということで、
知っていましたけど、
血管にもプラークがあるそうです(´゚д゚`)
要は血管をつまらせる異物。
血管は私たちの人体の”生命線”と言えますから
それを脅かすのが血管プラーク。
なんと、
血管プラークによって
脳梗塞、心筋梗塞、高血圧などに
繋がってしまうとか。
特に油が原因だそうです。
やはり毎日口に入れる食べ物は大切。
怖いです(-_-;)
ということはですね、
昔から「心身一如」と言われているように
私たちの心や思考、精神を脅かす
’思考のプラーク’も存在している??
とも言えるのじゃないかなーと思うのです。
思考のプラーク、
つまり”思考のつまり”みたいなものがあり、
それが私たちの問題を
引き起こす一つの原因に
なっているかもれないと。
なぜなら数々の社会問題や
私たちが抱えている問題って
大体昔から
そんなに大きくは変わってないと思うんです。
例えば社会問題、
・学歴社会
・少子高齢化
・添加物
これらもずーっと言われ続けていますし、
個人の問題だと
・人間関係
・お金
・子育て
細かく見れば違うでしょうが
大枠はだいたい同じ。
あらっ私たちって”進化している”と
言えないのかも・・・?
やっぱりプラークが詰まっているに違いない。
(私予想)
だったら
歯の歯石(プラーク)を、
歯科衛生士さんが除去するように、
血管のプラークを、
薬で散らしたりして除去するように、
思考のプラーク除去できたならば
豊かで幸多き生き方につなげられるじゃぁ
ないでしょうか?
というのが今回のお話しです。
子育てにも、
子どもの進路を考える上でも
そして女性のキャリアや
生き方全般に関わることですので
ぜひ
今日も楽しんで読んでみて下さい♪
シリーズでお伝えしてきた
「世界最古の企業・飛鳥時代創業の’金剛組’から
長寿の秘訣、その美学を私たちの生き方へ」
ということでしたが、
それも今回は最終話です。
前回は匠の技、’審眼’について、
そのこだわりを私たちの日常へ落とし込むには、
どうしたらいいかということを考えました。
まだの方はこちらからどうぞ!
【前回投稿】
こだわりの美学”審眼”で、毎日を”幸せの投資”に変える
最終回は、その匠の技をもたらす背景から
1400年にわたって連綿と続く 老舗の智慧に触れて
いきますね♪
□□□ 知恵 と 智慧 □□□
ところで
先ほどあえて私は’智慧’と書きました。
知恵と智慧の違いとは、何でしょうか?
私たち普段よく使う’知恵’とは、
例えば’生活の知恵’というように
「アイディアや、物事を判断する能力」という意味です。
それに対して’智慧’とは
仏教用語で
「この世の真理を悟ること、真偽を見極める能力」
という意味 で使われます。
この言葉を知った時、私はこれまでの自分を
振り返って、焦りました。
「私、そんなこと考えていない。。。」
過去の私といえば
仕事はそれなりに楽しく、真面目に働いていました。
でも”それだけだった”ことに気づいてしまった。
目の前のことしか、私は追いかけてなかった(゜o゜;
お金、子育て、以上!という感じ。
気づいたら、あれっ 人生も半分!?
になっていると気づき、びっくりしました。
そんな時に、「智慧」という言葉に
出会ったんですね。
そして自分なりに真理を探してみて
気づいたのは、
私の目の前に広がる世界は、絶対的真実ではなく
「私の色眼鏡」を通して見えているだけ、ということ。
その眼鏡を外そうとすれば、もっとその先に広がる
世界が見えるようになる。
でもそれは決して、良いことばかりはない。
美しい世界と汚れた世界、
まばゆい光の世界と暗い闇の世界も、
両方ともに見えてしまうようにできている。
ということ。
ちょっとポエム入ってましたね笑
具体例をあげますね。
例えば、それは私が最近泣いたこと。
「エコカー」。
エコカーで泣くって??
まぁ聞いて下さいm(_ _)m
エコカーといえば
今SDGsやら環境問題やらで、
クリーンなイメージもあり、流行っています。
それを加速させているのが、
国を上げての経済政策です。
自動車業界は日本の大きな産業の1つですから
経済を回すためには当然です。
私たちも購入すれば補助金という恩恵を受けられます。
そしてクリーンなこと、良きことにお金を落とせたと
少しいい気分にもなります。私もそうでした。
これが光の面。
でも智慧という言葉に出会い、
物事の真実を見極めようとしたところ、
不都合な真実も見えてくるのです。
私たちがクリーンな気持ちになれる裏側には
アフリカの子どもたちの過酷な児童労働や
虐待があるのです。これが闇の面。
興味ある方は英語ですがこちらから
→Child miners aged four living hell Earth
エコカーや電気自動車を作る上で必要なのが
「コバルト」というレアメタル。
それを発掘するのはアフリカの子どもたちなのです。
もしこれが自分の子どもだったら、
私がその子どもたちの母親だったら、
そう考えると、もう胸が苦しくなります(> <。)
私がこの記事を書いている今この時にも、
アフリカでは小さな幼稚園児くらいの子どもたちが、
素手で、労働をしている。
しかもそれは私たちが
「クリーンなエコカー」を望むために。
一体、何がクリーンなの?
そして、何も知らずに恵まれた日本の地で
恩恵を受けている
私の「生」とは何なのだろうか。
思考のプラークがたまってしまっている
小さな一個人の私に、一体何ができるのだろうか。
こう考えずにはいられませんでした。
そう思って色々学びを深めると
知識や知恵よりも、むしろ
’智慧’’を持つことが重要な時代
だということがわかってきました。
私たちはこれからAI と共存していくわけで、
知識量はかなわないわけですし、
人間にしかできないこと、
例えば創造性や独創性が
求められていく時です。
実際にビジネス界隈ではすでにその流れがあり、
ダイソンをはじめ、世界の名だたる企業が
アートスクールへと幹部候補生を送り込み、
美意識を学んでいるのです。
・・・ということは、こちらで↑以前お伝えしました。
彼らは
「ビジネスをアートの視点で捉える」
という意味だけでなく、
倫理観や哲学などの
「内面的美しさと」
しての美意識も重要視しているのです。
言い換えると、これが「智慧」にもあたります。
ですから、私たちも金剛組の在り方から
私たちの未来を切り開く智慧を探し出し
生き方に当てはめていくにはどうしたらいいのか
そこを見ていきたい思います。
□□□ シンプルな原理原則 □□□
さてさて、
金剛組の匠の技に対するこだわり・美意識の源を探ると、
それは
企業理念
に現れていました。
そして私が今回この記事で注目するのは、
江戸時代から伝わっている家訓についてです。
なぜなら、
江戸時代といえば、日本が世界一幸せで、
文化水準も高い国と、
海外からの評価を得ていた時。
完全な自給自足で循環型社会だった時代です。
だから、今の’物質中心主義’寄りな
経済社会で生きる私たちにとっては
その頃の精神性、哲学、智慧の中に、
何かヒントがあると思ったからです。
ということで
ホームページを見ると
江戸時代、第32代金剛八郎喜定が残した<遺言書>が
”大切にしている家訓”として載っていました。
「お寺お宮の仕事を一生懸命やれ」
「大酒はつつしめ」
「身分にすぎたことをするな」
「人のためになることをせよ」など。
https://www.kongogumi.co.jp/posture.html
さて、ここからあなたは
どんな風に感じましたか?
さすが世界最古の企業、理念が他とは違うなぁ!!
という風には私は思えず、、、
「けっこう普通なんじゃん!」「シンプルだ!」
って 思っちゃいました(・o・)
でも、、、
これは裏を返せば、
このシンプルな原理原則を貫くのが難しい、
とも言えるのかなぁと。
それは前回お伝えしたような
企業存続率の低い数字にも現れています。
まぁみんな恐らく、多くの社長さんが
志を持って事業をスタートされると思うんです。
「お客様は神様だ」
「世のため人のために貢献しよう」
「社会へ価値を提供します」
「人に尽くそう」
etc…
でも、いろんな社会情勢、景気などに左右されたりする中
利益を上げなければいけないわけで、
だんだんと企業理念が形だけになってしまう、
そういったことが起こりやすいのもあるかもしれません。
人間は誰一人完璧ではなく、
私ももちろん穴ボコだらけですから苦笑
でも、その人間の”さが”を認めた上で、
地球上のみんなが願っている「幸せ」を
分かち合うことができるために、
私たちは一個人として何ができるのでしょうか?
□□□ 魂と行動を一致させて生きる □□□
ここで、金剛組の1400年に渡る長期経営の智慧に
その答えが見えてくるのです。
以前の投稿でもお伝えした
経世済民の思想、
「世をたすけ、民を救う」
はもちろんですが
普遍の「人としての在るべき姿」を
企業をあげてみんなで、
いかに愚直に実行し続けていくか
ここに尽きるなと、私には思えるのです。
結局のところ、
金剛組の家訓が伝えているのは
私なりの意訳をすると
「自分に与えられた使命・天命を全うし、
慎んで、人として正しく生きる」
ということ。
つまり
この人格主義、利他主義をベースとした思いが
金剛組という企業体のDNAに刻み込まれていて
根を張り、脈々と受け継がれている。
だからこそ、
職人さん達の卓越した匠の技や精神が
しっかりと引き継がれ体現されて
1400年の時を越えて今に至っている、
と捉えられるわけです。
結局さいごは「人間力」に立ち戻っていくんだなーと
思うのです。
これを私たちの生き方や子育てへ
転用するならば、、、、
まずは人生の”根”をはらせる「志」を立てること、
それに沿った生き方を進めていくための
具体的行動を「今」積み重ねていくこと、
そしてうまく行かなければ
軌道修正をしていくこと。
この、「生き方のPDCA」を行い
自分の志=魂と行動が一致する生き方
これを進めていけば
例え困難や問題にぶち合ったとしても
周りから自然と助け舟が湧いてくるのです。
実際に金剛組でも
2006年に 倒産の危機があったそうですが、
同じ大阪の建築会社が救出劇を演じて
話題となりました。
ですからまずは私たちがきちんと自分と向き合って
心から望むような、
魂が震えるような生き方・志を抱いて
未来を仮でもいいから決定すること。
そして私利私欲に溺れすぎること無く
必要十分のお金はきちんと得て
経済を循環させる生き方を創造できれば
感謝が感謝を産み、ピンチの時には助け合える
そんな過去の江戸時代のような
相互扶助の世界を作り上げることもできます。
しかも今、私たちがラッキーなのは
ネットがあるということ。
うまく使えたならば、リアルでも、オンラインでも
その世界を創り上げることは可能です。
例えばオンラインなら
オンラインサロンとか
Facebook グループとか
そこを融合させたり、リアルとネットを融合させたり。
でもその中味は様々なので、
そこをしっかり見極める必要があるようです。
いずれにせよ、学ぶといろいろな
可能性が見えてきて楽しみです!
そういった、
ネットの機能を良い方向で、美しく使い、
きちんと温かい思いを持った人たちとつながること、
そういった世界を作るための考え方を
学びたい方は、ぜひ私と繋がって下さいね✨️
□□□ まとめ □□□
さてさて、これまでの話をまとめますと、、、
私たちの思考のプラーク、”つまり”を外すには
まず「志」をしっかりたずさえること。
そして、「生き方のPDCA」を回して
魂と行動を一致させて前進する。
修正をしながら人生を進めていくこと。
この小さな原理原則の積み重ねが
金剛組が1400年以上続いた秘訣であって
思考のプラークをはずすことにつながるのです。
そうできたなら
私も
あなたも
あなたの周りも
日本も
地球も
宇宙全体も、幸せの輪が広がっていきます。
こんなの「きれいごと」って思ってましたが、
その「きれいごと」を、言葉だけで終わらせないコツ
それはちゃんと
「汚いところ」闇の部分にも目を逸らさないこと。
両面を見つめた上で
もし本当の本当に、
私たちが魂に従って行動することができたなら
悲しい犠牲のもとに生まれるサービスは
少しづつ消えていき、
私たちが生きている間には難しくても
素敵な未来、地球を子どもたちに残せるはずです。
私は心からそう思っていますし、
これからも同じような気持ちの人とともに
進んでいきたいなと思っています。
ということで
同じ志の方はぜひこちらまで!
登録特典もお渡ししています☆
私たち1人ひとりが世界を創造している、
この意識で有限の人生を、
思う存分愉しむ人が増えたら
どんどん世界は変わるヽ(`▽´)/
共に素敵な未来をクリエイトしていけたら
嬉しいです♪
------------------
さて。5回に渡って、書いてきました
日本型企業経営の美学。
どこか参考になるところがありましたでしょうか?
感想いただけたら、泣いて喜びます!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました(^_^)/~