もう出産予定日も間近なのに
全然不安が消えなくて
出産できる気がしない。

自己暗示がだめなら自己分析してみましょう。

先月、宮本アサギさん に勧められて読んだ
「嫌われる勇気」
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対話形式がちょっと苦手だったので
「アドラー心理学入門」も読んでみました。
これについてはまた色々考察もあるのですが
とりあえずおいといて

アドラー曰く、感情には目的がある

では、この恐怖心の目的は何か
出産が不安で怖いのは、
ある程度当たり前ではあるけど
本能的な何かとか、
痛みに対する恐怖だけじゃなくて、
今回はなんか様子がおかしい。
過剰な恐怖心をもつことで
私は何をどうしようとしてるのか。

ノートに気持ちを書き出して、
目的についてよーく考えてみたら、
わかりました。
要するに、私は夫に構って欲しいだけだ、と。

年末年始、仕事が忙しく
夫は帰って寝るだけの毎日で
夫婦の会話もろくになく
一家団欒の食卓でも、疲れてピリピリして
子供に小言を言うばかりの夫。

もっと仲良くしたい。。。
でも彼も仕事で体力限界でストレス溜まって余裕ないし。。。
私も臨月の身体がしんどくて
家事もままならなくて
夫のストレス軽減どころか
色々用事を頼んでしまう。。。

そんなジレンマが
異様な出産怖い病の原因でした。

理由がわかったら、なんかふっと楽になって
出産怖い病が落ち着き、
よし、産むぞ!という気持ちに。

産後は2週間くらい夫が仕事を休んで
家のことをやってくれることになっていたので
そうなればゆっくり話す時間も取れるし、
仕事のストレスと寝不足から解放され
イライラもおさまって、仲良くできるはずドキドキ

そう思うと、不安が消えたワケではないけど
なんだか力が抜けて、
ようやく出産に立ち向かう覚悟が出来ましたニコニコ

しかし、何度か前駆陣痛、微弱陣痛もどきが来るも
予定日まで本陣痛が来ず、卵膜剥離処置。
これで陣痛つかなければ
41週で促進剤利用とのこと。

1週間後の誘発分娩予約をとり帰宅。

そんなタイミングでイタリアで妊婦が相次いで死亡とかいう不安なニュースを見てしまったのだけど、
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あの異様な恐怖心は再燃せず。
(やだー、こわいねー、程度)
感情には目的がある、
これ本当に大事だなーと
実感した出産予定日でした。

<つづく>



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5人目にして、
突然出産怖い病を発病しました。

落ち着かない、超ナーバスな数週間。

とにかく怖い。
痛さも分かってるし、流れも知ってる。
分かってるのに怖い。
分かってるから怖い。
なんか嫌な予感しかしない。
産める気がしない。

まさに出産前の動物。
無意味にウロウロしてみたり。
気が立ってピリピリしたり。
不安で悲しくなってみたり。
しまいには動悸がしたり。

前駆陣痛がきただけで
血の気が引いて冷や汗かいたり。

なんなんだこれは?!

とにかく不安をなんとかしたくて

「出産 怖くない」とかで検索してみるも

出産の流れも、痛みもよーく知ってて

いきみ逃しのコツもだいたい分かってるのに

無性に怖い場合の対処法は見つからず。

分娩が始まったら覚悟を決めて

リラックスモードにもっていけないと

それこそ痛みも酷くなるし難産になるので

とにかく呼吸で心拍数を下げて、
リラックスモードに入る練習をし、
大丈夫大丈夫と自己暗示。

かからない。
自己暗示全然かからないYO!

そんな状態の臨月でした。

<つづく>
1月5日に第5子となる三女を出産致しましたドキドキ

産後9日目、退院して5日。

退院当日は興奮気味の子供達の相手と
片付かない部屋に少々ウンザリして(笑)
あと1週間くらい静かで清潔な病院に入院してたい、、、と思ったけどw

お家でダラダラ過ごすのは快適です照れ

夫が、出産予定日の少し前から
有休や配偶者出産特別休暇などを駆使して
今週金曜日までお休みをとってくれているので
家事はぜーんぶお任せして
ぐぅたら過ごしています。

御飯も美味しいし、
小腹がすく時間にはリンゴをむいてくれたり
沐浴は夫がやってくれるし
授乳後のゲップ出しやオムツ替えも
おねがーいって丸投げッ

至れり尽くせりで、大変幸せですラブ

来週からはさすがに仕事なので
私も多少家事をしないといけなくなりますが
赤ちゃんも退院時には出生時の体重を超える飲みっぷりで
(一般的には出生後5日間で3~10%体重減少します)
少しずつ授乳間隔も空いてきたし
なかなか順調な産後ですドキドキ

目が疲れやすくてネットがあんまり出来ないのが玉に瑕。
メルマガとかめちゃくちゃ溜まってるゲッソリ

心配していた次女の赤ちゃん返りも無かったし
赤ちゃんライフ満喫中ですドキドキ
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スピード出産、超安産!のように見えて
実はひそかに色々危機一髪でした。

なんと、へその緒に複雑な結び目(臍帯真結節)ができてました。


<臍帯真結節とは>
臍帯は胎盤とおなかの赤ちゃんを結び、
酸素や栄養分を運ぶ大切な役割をしています。
この臍帯が、赤ちゃんの動きによって
赤ちゃんの体に巻きつくことがあるのですが、
ごくまれに臍帯に結び目ができてしまうことがあります。
これを臍帯真結節と呼んでいます。
結び目の状況によっては臍帯の血流が滞ってしまい、
子宮内胎児発育遅延や胎児機能不全、
胎児死亡を起こすことがあります。
残念ながら、妊娠中の超音波検査では
臍帯真結節を発見することはとても難しく、
発見できたとしても
妊娠中に結び目をほどくことはできません。
分娩後に臍帯を観察してわかることがほとんどです。

原因:赤ちゃんが動きまわって、
偶然できた臍帯の輪の中をくぐりぬけて出来ます。
元気過ぎる赤ちゃん、臍帯過長、羊水過多の場合など。

4人目ちゃんの臍帯の結び目は、
助産師さん曰く「外科医結びみたい」だったそう。
こんな複雑なの初めて見た!と記念写真撮ってました。
これのせいで大きくなれなかったのね。。。

これが、何かの拍子にギュッと引っ張られて結び目が締まっていたらと思うと、、、ガーン

微弱陣痛でゆるゆる進行して、
最後は一気に出産!だったから無事だったものの
もし3000g越えの大きな赤ちゃんで出産に時間が掛かっていたり
陣痛促進剤を使って、無理に収縮を起こしていたら
無事では済まなかった可能性もあり。。。

短い陣痛で強引に産んだせいで
私も出血が多くて、色々な処置が必要だったのだけど、
もし医療機関じゃない場所で出産していたら大ダメージだったかも知れず。
前回は助産院だったけど今回は病院にしたほうがいいような予感がしたのは
第六感的な何かだったのかな。

胎脂も綺麗に取れて、産まれる準備万端で誕生してくれた娘。
産まれる日も、大きさも、陣痛の強さも、
全部自分でちゃんとコントロールして出てきたんだなぁ、と
命って凄いなぁ、と。

なにはともあれ、無事に生まれてきてくれて本当に良かった!!

直感と、産まれる力の凄さを知った
第4子の出産でした!!

出産記録、臍帯真結節編でしたチューリップ
2度目の内診の結果、
子宮口5㎝、入院!

後期の検査でB群溶血性連鎖球菌の
陽性反応が出ていたため
陣痛室に通されるや否や
大急ぎでペニシリン系の点滴を開始。
間に合わないのでもう一気にダバーッと点滴。
血管が冷たい!

強まる陣痛の合間に着替えさせられ
産塾パンツを履かされたと思ったら脱がされて
もう子宮口7㎝!
助産師さん3人がかりで
あたふたと出産準備して移動

産院到着30分で分娩台へ!
陣痛の間隔も、陣痛自体の継続時間も1分。
短い!

しかしここで猛烈な眠気が!!
お腹もぺこぺこ!!
前の晩、微弱陣痛で徹夜
朝御飯も食べてない
クラクラしてきた!!

「あと25分、12時までに終わらせる!」
と宣言し、
短い陣痛で一気にいきんで
宣言通りのスピード出産!!
出生体重2495gの小さい女の子が誕生!!
産院に着いてから1時間。
助産師さんに「超高速分娩」と名付けられました。

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そして産まれてみて初めて、
なかなか赤ちゃんが成長しなかった理由が分かりました。

<つづく>