チューリップ

 

 

   気温高めの日が続いています。今日も、曇り時々雨のぐずついたお天気ですが、20度くらいあります。
   
   ただ、この2~3日は、春の嵐のような強い南風が、昼夜問わず吹き続けています。今も、ゴーッという風の音が聞こえます。
   あまりの強風に洗濯物が飛ばされそうになったり、庭の鉢が倒れたりと、落ち着きません。こんなに風が強いと庭の作業も、手が着けられません。
   
   ただ、嬉しい事がひとつ。
   昨年11月に種まきしたスナップエンドウがようやく収穫できました。ふっくらとして、美味しそうな実です。湯掻いて食べたら、甘くて美味しかったです。
   
   相方と一緒に種まきしたので、きっと収穫を喜んだでしょう。
「美味そうだな!」の一言が聞きたかったです。

   もうじき、木々の緑が眩しい時期になりそうです。

 

   
 

●並んで
   公園や遊歩道、それぞれのお宅の庭に、色とりどりのチューリップが咲いています。
   
   私が毎年楽しみにしているのは、団地横の花壇。真ん中に大きなチューリップがずらりと並び、周りにはパンジーが寄り添っています。
   
   花壇ごとに、チューリップの色が異なり、赤のほか、白、ピンク、黄色など。どれもきれいですが、やはり赤が一番チューリップらしいですね。
   
   昨年秋頃、ボランティアの方が球根をたくさん植えてくれた遊歩道では、さまざまな色が楽しめます。「これがチューリップ?」と思うような変わった種類のものもあります。
   10センチくらいと小さめですが、可愛らしいです。
   
   幼い頃、「赤、白、黄色~♪」と、よく歌っていましたが、実際には、身の回りにこれほどチューリップは多くなかったと思います。
   
   タンポポやシロツメクサ、ヒメジョオンなどが野原にたくさんあって、通園、通学時によく摘んで遊びました。夢中になって、幼稚園に遅刻した事も何度か。
   
   フラワーパークや緑地などで、一面のチューリップ畑が見られるようになったのは、最近になってからという印象です。園芸種も増えているようです。

 


 

   
 

●シダレザクラ
   散歩で通りがかる団地に、小ぶりなシダレザクラがあります。
   先週、淡いピンク色の花が、ちょうど見頃になっていました。
   風の強い日が続いたので、花びらがはらはらと散り始めていましたが、それも風情がありました。

 

   
 

●QRコード
   最近、よく見掛けるQRコード。
   商品の袋やレシートのほか、テレビの画面に表示されている時があります。
   
   そのQRコードが、ついに教科書にも登場します。
   検定に合格した全ての教科書にQRコードが掲載され、来年春から使われます。
   
   内容について、さらに詳しい説明や動画、地図、音声までも教材として学ぶことが出来、今より詳細かつ多角的な「学び」が可能になります。
   
   教科書会社は、「『1人1台』の端末を有効に使いたいと考えた」
「読むのが苦手な子どももいるので、特性に合わせて活用してもらえば」

   文部科学省も2024年度に小5~中3の英語からデジタル教科書を本格的に導入することを決めています。
   
   こうした方針を受けて、教科書会社もQRコードを積極的に掲載。教科書採択のPR材料としても「QRコードは『数を増やした』と説明しやすい」と言っています。
   
●先生は
   ただ、現場の先生は
「今でもQRコードはほとんど使っていない。これ以上増やされても持てあましてしまう」と困惑気味。

   現在の45分の授業で見開き2ページの内容を教えると、時間はほとんど残らないのが現状です。
   今は、教科書会社も先生も試行錯誤の段階のようです。
   
●デジタル化の時代
   このニュースを聞いて、最初に思ったのは、「これからの子どもたちは、学ぶ事が多くて大変だな」。
   
   年々、世の中で扱う情報量は多くなり、科学技術の進展とともに、新しい事実が次々と明らかになってきます。自ずと、子どもたちが学ぶ量は増えます。
   同時に、子どもが情報に触れるツールも、インターネットやスマホなど、進化しています。
   
   デジタル化と学びの量・種類の増加は、時代の流れでしょう。
   ですが、取り残される子どもたちがいないように、関係者や現場の先生たちの十分な配慮を願いたいです。
   
   とはいえ、現在の子どもたちは私たちの時代と比較すれば、圧倒的に情報の吸収力や理解度が違います。

 生まれた時から、デジタル機器を使いこなして育った世代は、私たちが想像できない能力を発揮するかもしれません。
   
   将棋で七冠達成を目前にした藤井聡太さんは、本人の努力はもちろんありますが、そうした時代の申し子かもしれない。昨日のニュースでそんな思いを抱きました。