各配信でも有効とわかったGoogleの
フランス語字幕機能で、Huluのフランス
映画観てみた。
なるべく普通の日常会話が多そうなもの
を選んで見つけたのが『ローラと二人の兄』
いつもなにかともめる兄ブノワとピエール
に挟まれて気をもむ妹ローラ。それぞれの
家族、恋人、仕事をまじえての悲喜こもごも。
凄く美男美女が出るわけでもなく、劇的な
ことがあるわけでもなく、どこにでもいる
ような人たちの日常を描いた映画って逆に
見る機会があまりないかも。
気になる表現
"Ton frère est plus perspicace que toi."
(ピエールのほうが鋭いのね。)
perspicace 鋭い、炯眼の
ブノワの三度目の妻サラに夕食に家に招待
されたピエールとローラ。何か報告があると
感づいて問うピエールにサラが夫ブノワに言う。
実はおめでたの発表だったのだが、ブノワの
一言でぶち壊しに。
出てきた表現
donner mal à~ 人の~を痛くする
digitalisation デジタル化
reprendre ses esprits 正気に返る
virer (vt) (銀行)振替える
まくしたてる口論とか、やる気のない
接客シーンが、いかにもフランス的。
でも、家族や親しい人との関係
とか思いはやはりどこの国でも同じだと
思わせて、結局はなかなか良かった。
ピエールが行ったカラオケスナックで
全員で合唱する曲にどうも聞き覚えが
あった。
昔の日本のサーカスが歌っていた
『愛で殺したい』だと思い出した。
元々フランスの楽曲だったらしい。
彼らの大ヒット曲『ミスターサマータイム』
もフランスが元歌だったと初めて知った。
そういえば、どちらもちょっとメロウな曲調が
フランスっぽかった。
といっても60歳前後以上の人しかわからない
だろうな。