フランス語の気になるひとこと

フランス語の気になるひとこと

中年過ぎからフランス語勉強し始め2018年仏検準一級取得。
コロナでステイホームの時期にフランス語でNetflix見始め、気になる単語、表現など、フランス語で見ることができる作品について
書いていきます。

『スイートマグノリア』シリーズ3

第10話

 

フランス語の日常の面白い表現が一番見つかる

のがこのシリーズ。ごく親しい家族や恋人との

打ち解けた会話がほとんどだからかな。

日常会話でも親しい間柄だから使う、ごく

カジュアルな表現なのだろう。

 

今回面白いと思ったのはこの表現。

 

気になる表現

"Je crois bien que l'on m'a posé un lapin."

(すっぽかされた)

 

poser un lapin  à qn (話)(人)との約束をすっぽかす

 

主役のマディのお母さんがおめかしをしてバー

で待っているが、なかなか来ない相手が来ず、

バーテンダーをしているイザックに告げる。

直訳するとウサギを置くになるけど、どうして

すっぽかすの意味なのか?

なんでもlapin は昔は娼婦を表しposer は待たせる

という意味があったそう。娼婦を待たせてお金を

払わないで行ってしまうことを表していたんだと

か。

 

相当ジョーク交じりのくだけた表現ぽいので、

使うのも聞くのも外国人だとまれなのかも

しれないが、映画やドラマなどでは耳にする

かもしれない。

フランス語はちょっと今ではタブーなシチュエ

ーションから生まれた表現多いかも。

 

出てきた表現

frais (m) 冷気

s'imaginer  (根拠なく)思い込む

flatteur   お世辞のうまい

 

今回マディの母のおそらく70前後のポーラも

キラキラのブラウスで待ち合わせた男性と

恋愛真っ只中。それがなんの違和感を感じ

させないのがすごい。最も相手の男性も

ダンディでまけずおとらず現役な感じだけどね。

 

『グッドドクター』シーズン3 第一話

 

もともとTVシリーズのこの番組は1シーズンが

ながくて、ずいぶん見てきたようだがまだ3

シーズン目。それでも毎回考えさせられるクオ

リティの高い内容で長く続いてほしい。

 

気になる表現

"C'est qu'on est en sous-effectif."

(スタッフ不足です。)

être en sous-effectif 人手不足の状態である

 

今や医療現場でもその他さまざまな場所で

各国で聞かれる表現。

外科部長に選ばれたリムに看護師が訴える。

sous-を接頭語にして足りてない、不足している

状態を表す。

 

出たきた表現

faire mal 痛みを与える

métastase(f) (医)(癌などの)転移

biopsie (f) 生検

s'entraider  助け合う

 

最初のデートがうまくいかなかったと嘆く

ショーンに、

同僚のクレアが闘病の患者とパートナーの関係

をみて、自分が努力してうまくいかない

ことも乗り越えれば

相手も支えてくれると、ショーン

に告げるが、ショーンは"Ça ne vaut pas la peine." 

(割に合わない)と納得しない。

医学的なことに優秀なショーンも愛とか感情

とかの問題になると、まだまだの状態。

最も誰にとっても難しい問題だから、

誰でもずっと研修中かも。

『ストレンジャーシングス』シリーズ5

第三話

 

Netflixでも一番の人気シリーズもこれが最終

シーズン。

相変わらず怖くてドキドキさせる面白

さはさすがだなと思わせる。また1980年代の設定で

若いころ見た映画の雰囲気が満載なのもうれしい。

 

気になる表現

"Les choses ont mal tourné pendant l'incursion 

hier soir."

(昨夜の潜入で失敗した)

tourner mal  (情勢が)悪化する

 

少年チームの一人ルーカスが作戦の失敗を説明して

妹のエリカに助けを頼むシーン。

こまっしゃくれた妹もアメリカ映画によく

でてきて笑えて好きなキャラクター。

 

出てきた表現

provision (f)(複)食料のたくわえ

raffoler (vi) (de) ~に目がない

pépitoes de chocolat チョコチップ

voyant 千里眼の人

 

みんなそれぞれかなり成長してしまって、特に

男の子たちは最初のころの声変わりもしてなくて

ひげも生えてないお肌つるつるの頃とはだいぶ

イメージがかわってる。

 

実写の少年ものってハリーポッターもそうだった

けど、時間との勝負というところがあって、

これが最後というのは仕方ないだろうなと思う。

 

勇気があってかわいくてユーモラスな少年たちっ

てそれだけで引かれるもんがあったんだけど。

過ぎていくのはあっという間で尊い時期。

 

 

『タンデム』シーズン1 第三話

 

フランスの映画やドラマを見ていると日本について

話題になることがちょくちょくある。

鮨をはじめ日本の食べ物への興味はもちろん

日本のことをひきあいにだされることがある。

 

『タンデム』は元夫婦の捜査官で二人の子供たちが、

母のレアと夫のポールの家をかわりばんこに行き来

している。妹のほうがゲームばかりして家に

いる兄を日本でいう”Hikikomori”だとレアに

告げる。何度も引きこもりという日本語がでて

きて、フランスで話題になったのかしらね。

 

気になる表現

"C’est une question de bon sens."

(常識でしょ)

bon sens  常識、良識

 

捜査と同時に子供に対する問題でもやりあう元

夫婦の二人。仕事でも上司で子育ても10年

間ずっと一人で育てたレアが電話でポールに

どなる。

 

相変わらず捜査と親子問題 同時進行で

ややこしい。

 

出たきた表現

laborieux 面倒な、骨の折れる

s'acclimater  (環境に)慣れる、順応する

plaque d'immatriculation ナンバープレート

purificateur (adj)

 

最後のカギになる人物も,日本では塩で汚れを

清めると言及して塩水で自殺しようとする。

 

このドラマ10年近く前のものらしいけど、

フランスではすでに日本の情報を色々だして

くるのがはやっていたのかな?

とらえ方は独特だけど。

 

 

 

 

今観ているシリーズの中で最も身近に使えそうで

面白い表現が出てくるのが『スイートマグノリアス』

シリーズ3 第九話

 

地方の小さな町が舞台で普通の家族や恋人

などの間の身近な出来事が題材のドラマ。

アメリカでこういうドラマは相当昔から

定番になっている気がする。

 

極端な事件など起こらないので、かえってちょっと

した普通の会話表現がたくさん出てきて面白い。

 

気になる表現

"Je suis resté aussi zen quand le maire a parlé du
matériel, c'est parce que tu étais très calme. "

(あなたが落ち着いていたから、私もパニクらずに

すんだ)

 

rester zen(話) 冷静沈着でいる

 

町長に公園の施設を新しくする要望を

掛け合った若い二人(タイラーとシーシー)

が話している。

 

ここでzen は仏教の禅のことで、昔から海外でも

よく知られてzenで通じるらしいが、こういう

会話表現にも使われているほど定着している

イメージなんだな。

 

出てきた表現

créneau(m) (予定表などの)空いた時間

qualité  (f)(複)美点、長所

sous un jour ~  ~の見方で

 

おそらく昔と違うのは主人公達が

離婚とか別居とか未婚とか

様々なところかな。

その辺は現代の世相を反映せざるおえない

でしょうね。