ホントーに病気は突然です。

日常生活から突然病気と向き合う生活にシフトするのって、これ自体、病気になるほどのストレスですよねぇ。

しかも、病気や病状によっては、有無を言っている余裕も与えられない場合もあります……。

それでも、逃げるわけにもいかないし……ね。

仕事は?家族は?

体調が悪いのならまだいざ知らず、その自覚すらない場合もありますし。

そんな中で、重大な決断をしなければならないし。

重大な決断をするには、宣告間もないために十分な知識もないし……。

自分だけではなく、家族や職場の人達の理解や協力も必要なのに、理解を求める言葉を知らないし……。

 

こんな中で、患者は病気に向き合い、治療に向き合っているんだということを分かって欲しいですね!

いつ、誰に、こんな場面が訪れないとも限らないのだから。

ウチの患者さんは医者も看護師も技師も、歯医者も、放射線技師も大企業の重役も会社員も、中小企業の社長も、公務員も、弁護士も会計士も、設計士も主婦も大学の教授、高校の先生、中学の先生、小学校の先生、年金暮らし、議員、農業、自営業などなどなど、10代から90代まで、老若男女問わずです。

なんで私が……、なんでうちの妻が、夫が、子供が、親が……、と問いながらも、答えは勿論見つからないし。

 

私は元々落ち込まないし、考え込まない質なのですが、家族や、知人に説明するのには疲れましたね~。

 

今回の緒方先生のお話は相当期待できると思います。
『骨髄異形成症候群の診断と治療』です。

ちょっと長くて難しいかもしれませんが、お楽しみに~!!!

 

いつものようにご相談もできますので、検査結果等をお持ちください!!!

 

できれば、ゆーちゅーぶの動画を見てきてくださいね!せめて……。

 

 

時々、変わった患者(?)さんが初診外来でいらっしゃいます。


通常、何らかの数値の異常はあるけれども、まだ病気ではない程度。

ご本人にその気はないのでしょうけれども、ご自分が特別扱いされるのを当然を思っていらっしゃるのでしょうか?


そして、ご自分の時間の貴重さ(この方々の場合、通常はTime is money.程度でしょうが)の自覚はあるのでしょうが、生死にかかわる患者を多く抱えている緒方先生の時間の貴重さには思い至らないのでしょうか。

 

緒方先生の時間をロスさせることは、患者さんの命に関わることなのに。


今、ご自身があるいはご自分のご家族が脳出血を起こして大変なときに、病気とも言えない人が一般的な暇な質問をしているところをみたら、その人をなんとかしたくなりませんか?

そんなことは治療をしない先生のところに行ってやって下さい。

 

ちょっと今日、そんなことがあったものですから。

 

先生はお忙しいでしょうから、とよく言われますが、本当です。

そして、どうしても優先されるのは、優先しなければならない病状の方です。

当然のことです。

ですから、先生がお時間を割かない方は、それはそれで喜ばしいことなのですよ~!!

 

今、診療所の屋上にちょっとした庭園をしつらえています。

ちょっとしたといっても面積が広いので、結構大変です。

昔、BMWやプジョー・シトロイエンだったころには駐車場だったところですからねえ。

瀬井主任と一緒にやってますが、なかなか苦労ではありませんか。

 

診療所の隣には南台公園がありますし、少しあるくと石仏公園もあります。また近くには遊歩道もあって、緑は豊かな地域ですけれども、点滴ぶら下げてお散歩というわけにもいかず、かといってお外にでないと気がふさいでしまいますからね~。

というわけで、最初の頃から考えてはいたのですが、忙しさにかまけてなかなか着手できませんでした。ついに先日着手したのですが、まあ、素人ですからどうなることやら……、どうぞお楽しみに!!!

 

シンガポール社員研修旅行の続きです。

こちらが宿泊したシャングリラホテル。素晴らしかったですよ~!!
ホライゾンクラブフロアに宿泊したのでクラブラウンジが使いたい放題。日本のホテルにもクラブラウンジが増えて来ていますが、こちらはブレックファースト、ランチ、アフタヌーンティー、カクテルタイム、どの時間帯に行っても混み合っていなくて、食事も美味しくて種類も豊富と言うことなしのリラ~ックスタイムを過ごせました。

河原主任が意外とカクテルタイムなどをエンジョイしていて、山元、ちょっとびっくりしましたが、みんなの意外な一面が見えますね~!!

ここにおいてあったお茶が気に入って、購入したいとお願いしたのですが、残念ながら売り物ではないと言われ、どこで売っているのですかと尋ねても、分からないとの返答。クラブフロアに宿泊しているのなら、ラウンジにあるものを全部持って行けと言われました、すぐに補充するからと……。といわれてもね~、ちょっと気がとがめて少~ししかもってこれませんでした……、残念……。

ちなみに日本に帰ってきてからネットで探しても、私が気に入ったものだけがなぜか売っていませんでした。スリランカに買いにいくしかないのかしら~????お~い!

3日とも午前中はプールでぷか~っと浮いて過ごしました。

 

初日午後にマウントエリザベスホスピタルとメディカルセンターに行きました。

昔、私が行ったときには、本当にきれいな病院でしたが、久しぶりに行ってみたら、少し古ぼけて見えましたね。

それでも、沢山のクリニックが入っているメディカルセンターは圧巻です。

ちなみに説明されて分かったのですが、今ではオーチャードから離れた場所に新しい素晴らしいホテルのような病院が建てられているらしいです。B Groupの方はそちらの見学に行っていただくことにしましょう。

 

 

もう既に1ヶ月たちましたが、シンガポールに行ってきました。

私はシンガポールが好きです。

特に今はシンガポールを目標にしていると言っても過言ではありません。

あんな何もないジャングルの小さな島が、マレーシアから見捨てられる形で独立を余儀なくされた時、誰が今を想像したでしょうか?リー・クアンユーですら絶望の涙を流しました。その中から必死で将来を築き始めたのです。

リー・クアンユーの作品とも、明るい北朝鮮、明るい独裁国家とも言われますが、「成長し続けなければ死」と肝に銘じて、みんなが必死で勉強し、働いてきました。そして今のシンガポールがあるのです。

 

私たち東京血液疾患診療所も同じなのです。ですから小さな診療所ですが、みんな必死で勉強し、働いて欲しいです。そしてシンガポールのように小さいけれども、知らない人はいないような大きい存在になれればいいなと思っています。

そのシンガポールのエネルギーを感じて欲しいという思いで初めての社員研修旅行にシンガポールを選びました。

 

勿論、美味しいものが沢山あるし~、一年中泳げるし~……。

いろんな国に行きましたが、どこに行っても帰ってくると日本が一番いいや~と思う私ですが、シンガポールだけは帰りたくないな~!!!といっつも思ってしまうのですが……。

 

まあ、そんなこんなでシンガポールです。チャンギ空港に着きました!

飯塚師長、工藤さん、私、中谷くん、池村リーダー、河原主任です!

 

マーライオンはシンガポール観光局最初にして最高最大の成功作品といわれています。まあ、世界三大がっかりの一つとして長い間誤解されてきましたが、その間もシンガポールの象徴だったことに変わりはありません。今はマリーナ地区の一等地に移設されて毎日楽しく水をはいています。昔は独立記念日だけでしたが。

柴崎(監査役)の初登場はこんな感じで……。

現在、医療法人化の手続きを行っていますが、設立後、監査役に就任していただきますけれど……。止めて!って言われたのですが、つい……、ごめんなさい。

こちらは小さいマーライオン。昔からこの場所に一人でいたのです。これを本物のマーライオンと思った人達ががっかりして世界三大がっかりにノミネートされたらしいです。今でもかわいらしくここにいます。誰も構ってくれないけどね。

 

そう、信頼を裏切る人もたまにはいるけれどね……。

 

通常、そんな人達にも言い分はあるようです。

共通しているのが、それまでは自分に一番に目をかけ、手をかけ、時間をかけ、(お金をかけ)てくれていたのに、

ある時から、自分が一番ではなくなった……、というような言い分です。

それは成長して、ステージが変わったということで、一応未熟ではあっても一人前ということです。

後はまた少し教えてもらいながら、自分で成長していかなければならない。

手を離れ、独り立ちしなければならないのに、、いつまで「よい子ちゃん、よい子ちゃん」しなければいけないのでしょうかねえ?

独り立ちできず、自分で苦しみながら学んで成長することを放棄し、グレるんですよね~、この人達ったら。

 

ただ一方で、シャーロック・ホームズがモーラン大佐について以下のように言っています。

「けれどもね、ワトスン、ある高さに達すると、突然醜く奇妙な形に枝葉をのばす木があるだろう。人間にもよくあることさ。(略)モラン大佐はおかしくなり始め(略)インドにいられなくなった。そこで退役してロンドンに戻り(略) モリアーティ教授に見いだされ(略)た

(あっ、決してモーラン大佐のように上流階級の出身ではないし、イートン校からオクスフォードなんて優秀な人達でもありませんけれどね)

実は引き上げてもらっているのを、全部自分の努力と実力と誤解して、いい気になって、どこからか「自分ってすごい!」と有頂天になって、傲慢になって、いい気になって、曲っていったのでしょうね。どちらかというとこっちかな??

 

グレるだけなら良いのですが、他の人に危害が及ぶと私としても放置はできないですから……。

 

ということで、見る目がなかった自分に、そしてついつい情に流されてシビアな対処ができなかった自分に対して

自戒を込めて……、あほー!!!!!!!!

嫌な話でごめんなさい。

 

しかしながら、これで、さらに飛躍する土台が整いました。

今まで邪魔されてできなかったことが出来るようになったのです!

 

ということで、さわやかに、頑張りま~す!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

本日、夜からシンガポール社員研修旅行に行ってきます!

 

ということで、電話相談の方、お気をつけ下さい!!!

電話はシンガポールで受けますので、自動的に国際電話になっちゃうと思います。

 

診療所にお電話頂いても、緊急性が高いと従業員が判断した場合、私の携帯にかけてくれと言うと思います。そのように指示してあります。

勿論、その者がお答え出来る範囲ではお答えしますが。

予約を入れるだけなら、大丈夫です。

 

でも、この時間になっても、パッキングが済んでいないんですけど~!!!!

 

頑張って、本日も仕事をしてから、夕刻に診療所から直接空港に行き、日曜日の深夜便で月曜日早朝に羽田着、当然そのまま働く予定です。若い従業員達を引き連れて、頑張ってきますんで。

 

ゆっくりできるかな~???少しは・・、この3年間の疲れをいやせるかも!!!

元気で帰ってきたら、また頑張って働きますね!!

 

ほとんどの患者さんが骨髄異形成症候群が進行して急性骨髄性白血病になると説明されているようです。

これはある意味で本当ですが(定義上、芽球が20%を越えたらAMLと定義されているので)、一方で大きな間違いです(病気の性質がAMLに変わる訳ではないので)!

つまり~、何が言いたいかというと、骨髄異形成症候群よりも急性骨髄性白血病の方が「重い病気」という認識が間違っているということ。

残念ながら。

 

フォーラムのMDSの基礎の基礎で説明していますから~!!!

本日、東京都国民健康保険団体連合会から請求した金額に関する増減や返戻や再審査結果通知やらの通知が来ました。

毎月のことですが……。

先月の「審査結果通知書」に書かれていたように、骨髄穿刺の料金が大量に支払われませんでした。

 

さて、どうしましょうか??????!!!!

「連月の骨髄像の算定は症例を選び、適正に実施算定願います。」

「ビダーザ注射用を継続投与している患者への骨髄穿刺は症例を選び、適正に実施算定願います。」と2月27日付けで宣言されたので、その通り実行したということでしょうか?

ある患者さんは、昨年の4月~9月までの骨髄穿刺を全て切られています。

全部、過剰な検査だったということでしょうか??

 

ビダーザを毎月注射している場合、副作用で血球減少がどうしても起こります。

ときには血球減少が強いので、次回のビダーザを3週間以上伸ばしたり、7日間の投与を5日間にしたりすることも少なくはありません。

検査をきちんとやることで、結果的にビダーザの投与が少なくなり、結果的には医療費の節約になると思いますけれど。

骨髄像をきちんと読むことは適切に治療を行う上で、最も大切なことだと考えて、当診療所では基本的にビダーザを注射している患者さんで、血液検査の結果が安定していない方に関してはほぼ毎月行っています。それがやり過ぎだとはとても思えません!
さらに骨髄像に関しては確かに一ヶ月に2回行う場合もあります。勿論、治療のために必要な場合に限られますが

これこそが結果の違いにつながっているのです。

 

まあ、よその病院で骨髄穿刺を毎月行うとすると、患者さんたちがパニックを起こしかねないですけれどもね。

みなさん、トラウマになるくらい、激痛らしいので。

しかしながら当診療所ではそれほどは痛くないらしいので、患者さんたちも特にいやがったりしていません。

それに骨髄像を読める先生はそんなにいないのでは??????という大きな疑問があります。

 

それにしても、それにしても、医療の世界って、なんでこんなに不思議なんでしょうか?

お役所仕事って言葉がありますが、少なくとも私、お役所でそんなに理不尽な目にあったことはありません!!!

当診療所を開設するときだって、本当に保健所の方も、都庁の方も厚生局の方も、消防署も区役所の方もみなさん本当に親切にして下さいました。そしてなんとか実現するべく、それぞれの立場から助言を下さったり、手助けをして下さいました。

本当に助かりましたし、おかげさまで東京血液疾患診療所を開設できました!!本当に感謝していますし、患者さん達にもそのお話はいつもしています。本当に皆さん、患者さんのことを第一に考えて協力して下さいました!!

 

国保の方も、社保の方も、もしも分からないことがあったら来て一度見て、ついでに色々と教えて頂きたいです!

ウチの特殊性はあります。骨髄異形成症候群の患者さんがこんなに集まっているところはありません。

そして骨髄異形成症候群は患者さん一人一人があまりにも違います。特にウチの患者さんは重篤なかた多いので、本当に一人一人があまりにも違います。患者さん達は最期の望みを持って東京血液疾患診療所にいらっしゃっています。私たちもそれに応えるべく、必死でこの病気と取り組んでいます。それを見て欲しいです。比べるべき何処かなど無いはずです!

 

国保や社保と対立するつもりなどありません。どうすれば患者さんの利益になるかについて一緒に考えて欲しいのです。

分からないことを色々と教えて欲しいのです。そして患者さんの利益を第一に考えて欲しいのです!

 

今日のところはこれで……。