ホントーに病気は突然です。

日常生活から突然病気と向き合う生活にシフトするのって、これ自体、病気になるほどのストレスですよねぇ。

しかも、病気や病状によっては、有無を言っている余裕も与えられない場合もあります……。

それでも、逃げるわけにもいかないし……ね。

仕事は?家族は?

体調が悪いのならまだいざ知らず、その自覚すらない場合もありますし。

そんな中で、重大な決断をしなければならないし。

重大な決断をするには、宣告間もないために十分な知識もないし……。

自分だけではなく、家族や職場の人達の理解や協力も必要なのに、理解を求める言葉を知らないし……。

 

こんな中で、患者は病気に向き合い、治療に向き合っているんだということを分かって欲しいですね!

いつ、誰に、こんな場面が訪れないとも限らないのだから。

ウチの患者さんは医者も看護師も技師も、歯医者も、放射線技師も大企業の重役も会社員も、中小企業の社長も、公務員も、弁護士も会計士も、設計士も主婦も大学の教授、高校の先生、中学の先生、小学校の先生、年金暮らし、議員、農業、自営業などなどなど、10代から90代まで、老若男女問わずです。

なんで私が……、なんでうちの妻が、夫が、子供が、親が……、と問いながらも、答えは勿論見つからないし。

 

私は元々落ち込まないし、考え込まない質なのですが、家族や、知人に説明するのには疲れましたね~。