以前、乾燥大豆から豆腐を作ろうとしたときには
温度管理に失敗して固まらず、とうとう豆腐は豆乳のままであった。

しかし豆腐を作る際の副産物であるおからだけでも、
日本食や中華料理に飢えている私たちにとっては
歓迎すべきご馳走であった。

今回は豆腐を成型することは半ばあきらめ、
おから作りを主な目的として豆腐作りに挑んだ。

ところが、いい加減な温度でにがり(
Epsom Salt)を
投入したところ、豆乳はまんまと豆腐になったのである。

乾燥大豆約
280gからできたおからは約1kg
豆腐
4分の1丁程度であった。


できたよ、豆腐



おからがメイン…質素極まれり


何事も肩の力を抜いて、物事にあたるべし。

日本ではあまり馴染みのなかった「国際女性の日」。

娯楽が他にないことも相俟って、
祝日やこういったイベントごとはキッチリ執り行う。

3
8日の国際女性の日は、ナカラ在住の日本人(昨年12月に来ナカラ!
JICA青年海外協力隊員として2年間業務にあたっています)の方に
誘っていただき、彼女の職場の一員としてイベントに参加した。


うちから歩いて5分ほどのところにある広場が会場で、
まず第1部は式典。驚くべきことに、時間通りに開始した


女性の警官が花を置くと、女性たちが後に続いた


ナカラ市誕生20周年の記念碑(現在43周年)

式典はものの10分ほどで終わり、今度は向かいにある
ステージに移動し、第
2部が始まる。

 
バラバラと移動する人たち。
職場やグループごとに同じ柄のカプラナで揃える

 
お偉いさんたちのスピーチは聞いているふりだけして、
ぺちゃくちゃ雑談をするレディースたち

 
いくつかのグループにより披露された伝統的な踊りと歌。
トランス状態に入ってしまう人もいて、司会に遮られていた。
(写真右)使われていた太鼓

ほとんどの女性たちがどこかの職場などのグループの一員として
参加しているので、それぞれにお揃いのカプラナを腰に巻き、
上は同じ色のブラウスやシャツを着ていた。

かく言う私も友人の職場のなんちゃって一員として、
彼女たちとお揃いのカプラナとレンソ(頭に巻く用の布)を巻き、
イベントに参加させてもらっていた。


よく見るとマンチェスターユナイテッドのシャツ着用のお姉さん


皆さん、上は青で揃えている女性たち


・・・の中に一人、少年が紛れている。


日本語で「スーパーサイヤ人」ってでっかく書いてある!!


ちなみに観覧席のペンキは塗りたてでした
(案の定、ペンキがつきました)

というわけで、式典自体は1時間ほどで終了し、
あとは各々レストランなどでみんなで食事をし、
日が暮れるまで踊りまくるわけです。


12時集合なのに、全員が揃い食事にありつけたのは
15時少し前という時間感覚


食後はもちろん踊ります


みんなでノリノリで踊ります


輪の真ん中に置いたビール瓶の上に腰を落とし、
艶めかしく腰を動かし、キャーキャー言います


もちろんDJもいます


いい具合にアルコールも入り、腰を動かしまくります


女性のお祭りなので、被害者になるのは男性です
(おばちゃんたちに前後から密着して挟まれ、腰を動かされまくる)

いやァ、楽しかった。

先日、ナカラ市街地から経済特区方面に空高く昇っていた
黒煙の原因が、数日後の新聞に掲載されていた。

やはり経済特区にある工場で起きた火災であった。

新聞記事によると、建設中の工場に保管されていた
販売予定のモーターバイク
5,000台(!)と建設用銅鉄材および
セメント、フリーザーに加え、オイル精製工場建設用資材も
焼失したとあり、出火の原因は工場の警備員曰く、
30mの高さから蛍光灯が落下したはずみで燃焼し、
それがモーターバイクに引火したことによるという。

この日、私は猛スピードで現場に向かう
1台の消防車と
すれ違ったのだけれど、人口
20万人を抱えるナカラ郡が
所有している消防車は実はこの
1台のみであると新聞にあり、
さらにこの
1台しかない消防車は機能に問題があるという。

なんていこったい。

人口
20万人と言えば、だいたい西東京市や熊谷市、
荒川区、松江市、渋谷区などと同じ数である。
そこに消防車
1台とは何とも驚異的である。

もちろん消防士も不足しているので、
企業の職員グループからの支援を受けて消化活動を行った。

そしてこの宵の口に起きた火災が消火されたのは、午前
0時頃であった。
その数時間の間に工場の屋根は焼け落ちてしまったという。

火災現場にいたナカラ郡の議長は
「現状を見直す契機となった。消防車をもう
1台購入する」
と新聞記者のインタビューに答えている。

問題を抱えている
1台と(今後購入するであろう恐らく)
中古の消防車もう
1台では、まだ不十分だとは思いますけれども。


港の入口


船の向こうに沈む夕陽


うちのまめ子

家の敷地内には大きなマンゴーの木が2本植わっていて、
気持ちのいい木陰を作り、家の中が直接見えないよう
目隠しの役割にもなっている。


その木から、近頃なんだか肉や魚の骨や内臓
(人がゴミで出したもの)が降ってくるようになった。

うちのお犬さまたちは特に決まったエサの時間が
あるわけでもないので、その天からの恵みを大変嬉しそうに食べ、
しまいにはその木の下をうろつき、エサを待つようになった。
観察していると、どうやらカラスがそれらを落としに来るではないか。

カラスは賢いと言われるが、犬に餌付けをしたりするのだろうか。
しかし、何のために・・・


おさまりのいい場所がお好みのようで


近頃めっきり肥えてきた

普段、野菜は生鮮市場で買うことが多いのだけれど、
都市部のスーパーマーケットに売ってある野菜たちと比べると
いささか形や大きさがまちまちであるし、切ってみたら中に
先客(虫など)がいることもままあり、風貌はより野性的である。

国内で獲れているものもあれば、
南アフリカなどから輸入されているものもあるよう。
日本に比べると、特に葉物と根菜の種類が少ない。

玉ねぎ、じゃがいも、人参、トマト、ピーマン以外の野菜は
時期によって、市場に出たりでなかったりするのだけれど、
根菜は人参と生姜、じゃがいもぐらいしかない。
ほかに大根やごぼうがあると嬉しいのだけれど。

こちらで売られている葉物の中では、断トツに高価なのが
レタス(丸くなっておらず、しかも時期によっては
売られていない)で、次にキャベツ、ケール(葉キャベツ)があり、
あとは「メインは実ですが、とりあえず葉もあるので
売っています」という雰囲気の(何か分からない)豆の葉、
かぼちゃの葉、キャッサバの葉などがある。

実がメインの葉物はレタスやキャベツに比べると
10分の1ほどの値段(ビニール袋いっぱいで10円しないぐらい)
なので、家計にやさしい。


奥がかぼちゃの葉(ほんのりかぼちゃの香り)、
手前が何かの豆の葉(ほんのり豆の香り)

豆の葉は癖がなく、湯がいても意外としっかりしているので、
おひたしでも天ぷらでも美味しくいただける。

そう考えると、雨期に入りぐんぐんと伸びてきた家の周りの
様々な葉っぱも食べられるかもしれないと期待に胸を膨らませたのだが、
家の中からどれが食用できるかと観察していると、皆が
あちこちで立小便をしているものだから、やっぱりやめておこうと思った。


 
豆の葉は天ぷらにして、茎はご飯に混ぜて炊いてみた

こちらに来るまで私は一度も実家を出たことがなく、
料理もしてこなかったので、まさに今、遅すぎる
花嫁修業(OJT?)中のような思いでいるのだけれど、
旦那さんから「これなんで茎の緑色が飛んじゃってるの?
先に茹でてから炊き上がりに混ぜればいいんだよ」と
お小言(助言)をいただいた。精進せねば。

新しい商品の仕入れを積極的に行っている
ハイパーなマーケットは、日に日に取扱い品数も増え、
冷凍ケースなども増やし、レジカウンターも増設、
儲ける努力を惜しまないのである。


イタリアからやってきました、アンチョビ!
業務用しか売っていない(1650g)


タイからやってきました、たけのこの水煮!
やほー

ここに暮らし始めた1年半前に比べれば、格段に暮らしやすくなっている。
今思うと、あの頃は何を食べて生き延びていたのだろうと思うほどに。



素敵風カフェだってあります。
メニューにあるピザはいつ行っても機械が
故障しているため、一度も食べたことがない


看板・・・「A」が富士山にしか見えない

嗚呼、ナカラにも中華料理屋できないかなァー。

ここのところ、ナカラでは雨がよく降る。

昨年と比べても雨期よろしく雨が降る。
ここでは季節は雨期と乾期の
2期であるから、
常日頃から水不足と言われ続けているナカラで
雨期に雨がたくさん降ることはいいことなのである。
しかしそれにもやはり限度というものがある。

ナカラと州都ナンプラの間に作られた新しいダムの
貯水量はすでに満水になってしまったそうである。

詳しい勤務状況は分からないけれど、ほぼ毎日
大家さんのところに来ているお手伝いさんが、
昨日はお休みだった。

わたし:「昨日はお休みだったみたいだけど、具合でも悪かったの?」

お手伝いさん:「いえいえ、雨で家の壁が崩れちゃったから、
        旦那と二人で壁を作り直してたのよ」

わたし:「雨で!?家の壁が崩れたの!?」

お手伝いさん:「そうなのよ~」

わたし:「はァー、それは大変でしたね。で、もう(修理は)終わったの?」

お手伝いさん:「とりあえずね、あと細かいところは少しずつやるわ」

うちでは雨が降って、家のあちこちの床から水が染み出てくることと、
テレビのケーブルをつたって雨が漏れ入ってくるぐらいで、
毎回ギャースカ言っていたけれど、上には上がいるものである。

 
雨が降ると雨水がそのままシャワーになるが、
人によってはちゃんとシャンプーを使って頭を洗っていたりする


水不足で隣町から水を運んできたこともあったが、
ダムができて乾期の状況が改善されるだろうか


まぶしい。燃えるような夕陽


港の向こうに陽が沈む


夕陽が沈んだあと。何かが燃えていた


もくもくもく。黒煙があがる先には経済特区がある

オイル工場の方だなァ。けが人など出ていなければいいが。

ホロホロチョウとは、キジの仲間でアフリカの草原や
森林に分布する
50cmほどの鳥である。


胴体は黒い羽毛に覆われ白い斑点が入る。
この斑点具合がとってもキュートで好きな鳥の一つである。

地表棲だが、排卵中のメスを除いては樹上で眠る。
年末に訪れたタンザニアのサファリでは、
このホロホロチョウが横一列になってジャッカルから
逃げている様子が、(本人たちは必死なのであろうが)
とても可愛かった。


フランス料理などにも用いられることが多く、
野鳥に似た歯ごたえで癖がなく、美味であるらしい。

日本ではあまり食用として用いられていない(焼き鳥ぐらい)が、
和歌山や岩手などに研究機関・農家の牧場があるという。

この可愛らしいホロホロチョウ、ヨハネスブルグの空港で
ナウなキッチン雑貨を見つけてから好きになり、
私は年末にタンザニアのサファリで動くホロホロチョウを
生で見れて本当に感動したのだった。

そして今日、いつも通り旦那さんを迎えに行くために
住宅街を徐行していたところ、私の車の前を
あのホロホロチョウが横切るではないか!

決して長くはない右足と左足をせっせと前後に動かし、
意外と早いスピードで私の車に轢かれまいとして、
ちょこちょこちょこと走り去ったのである。

なにいぃぃーーー!!!と、
私は心の中で叫ばずにはいられなかった。

こんな近くにいただなんて・・・


もうすぐひな祭り


先日テレビで映画「予言」がやっていた
のりピーを久しぶりに見た

117日に運輸通信大臣がナカラ港を視察に来ていたらしい。

新聞記事によると、これから始まるナカラ港の改修工事費用は
3億ドル(約300億円)と見積もられており、年間の一般貨物
取扱量を
600万トンまで、そのうちコンテナ取扱量を75万個まで
向上させることを目的としているらしい。

大臣によれば、この工事が終了すれば、ナカラ港は今後
4年間のうちに国際水準に達した港湾となるだろうとのことである。


ナカラ港の今年の目標は一般貨物取扱量約
200万トン、
そのうちコンテナ取扱量
10万個としているが、
これは世界から見ると決して大きくはない。

改修工事が終了し、仮に一般貨物取扱量が
600万トンまで向上したとして、
それは日本でいうと下関港の取扱量とほぼ同じである。

それは日本の取扱量ランキングでは
70位に位置しており、
さらに世界のランキングでは日本のランキング
1位の
名古屋港(年間取扱量約
2億トン)ですら18位に位置している。
ちなみに世界ランキング
1位は上海で、年間取扱量は約6億トンである。

そんなナカラ港であるが、この改修工事は日本政府と
モザンビーク政府の共同出資で行われており、
大型船の荷役作業の安全性確保や必要な機材調達、
適切な環境整備などが主な事業内容となっている。

確かに、現在は荷役作業中の作業員がコンテナから
落下するなどして死傷する事故もたまに聞くし、
船と港の縁の間には古タイヤが緩衝材となっていたり、
桟橋の柱も劣化が進んでいるようである。

また、記事にはさらに港の作業員と税関スタッフ間の
連携システムがうまくいっておらず、荷積み作業や
船の出向に遅延が出ているとある。

確かに、港の外にまで毎日溢れてしまう多くのコンテナトラックや、
職員の静止を振り切って我先にと港に入ろうとするトラック運転手、
車線も何もなく、一般車とコンテナトラックの出入口も
一緒くたになっているため、港内が渋滞でどうしようもなくなってから
交通整理にあたる税関職員たちの光景は日常的に見受けられる。

大臣によれば、日本側のお役所的な手続きの遅さにより
当初の計画より遅れをとっているとあるが、
手続きの遅さに関して言えば、日本側だけが遅い
ということはないのではないかと個人的には思うのであった。

記事
notícias online):
http://www.jornalnoticias.co.mz/index.php/economia/10302-nos-proximos-quatro-anos-porto-de-nacala-sera-de-referencia-internacional

統計資料
国土交通省):
http://www.mlit.go.jp/statistics/details/port_list.html