スーパーなマーケットは、お店のオーナーがインド系なので、
インドで売られているスナックや香辛料が豊富に揃う。

その香辛料の中に「ゴマ」(
UAEの会社が出しているもの)がある。
見つけた時は嬉しかったのだけれど、このゴマ、どうも香りがしない。
日本でよく見るのは「煎りゴマ」だということに気付き、
その後自宅でその生のゴマを煎ってはみたものの、
これがちっとも香りが出ない。

以降、うちでは主に「雰囲気出し」のためにのみ利用している。
例えば、緑の葉物のおひたし的なものの上にふりかけてみるとか。

このゴマという植物、起源はサバンナ地帯である
スーダン東部であろうと言われており、アフリカ大陸には
30種の野生のゴマ科植物が生育しているそうだが、
栽培ゴマ発祥は紀元前
3,500年頃のインドであるらしい。


ゴマの花


2012
年のゴマの世界総生産量は約400万トンであり、
上位
3か国(ミャンマー、インド、中国)でその約半数を占める。
以下、タンザニア、スーダン、ウガンダとアフリカ勢が
名を連ねる中、モザンビークは第
9位にランクイン。

現在モザンビークのナンプラ州ナカラ市街地には、
アフリカ大陸で第
2の規模を誇るゴマ生産処理工場の
建設が予定されている。その投資額たるや約
6億円である。

新聞にはアジア資本の
ETG社が投資したとしか
書かれていなかったのだけれど、調べてみるとこの
エタニティ・グランド・ロジティクスという会社は
元々タイの物流会社であったが、
2011年に
日立物流の完全子会社になっているではないか!

ちなみに日本ではゴマを
99.9%輸入に頼っており、
国内生産量は年間約
200トン(ほとんどが鹿児島の喜界島産)にとどまっている。
世界の総生産量の約
4%にもなる約16万トンを輸入する
日本としては、工場に投資した方が将来的には安くあがる
ということもあるのであろうか。

ふーむ、モザンビークと日本、まだまだ知らない繋がりがたくさんありそうです。


ゴマのさや


【参考】
・201464日付けNotícias
http://www.jornalnoticias.co.mz/index.php/main/16956-nacala-porto-processa-gergelim

・FAO
Food and Agriculture Organization of the United Nations
ゴマの生産量ランキングhttp://www.fao.org/home/en/

・ウィキペディア:
http://goo.gl/imoA2W

タイトルは「افتح يا سمسم 」
秘密の洞窟の扉を開ける掛け声です。

いつものように、雑貨屋の店先に車を停める。

降車と同時に洗車を生業として日銭を稼いでいる子どもたちが寄ってくる。

子ども①:「車、洗うよ!」

子ども②:「車、見ておくよ!」

わたし:「いや、どっちもいいから。ありがとねー」

買い物を終えて店から出てくると、待ってましたとばかり
またしても子どもたちが寄ってくる。

子ども①:「車、洗ってるよ!」
(これ見よがしにタイヤを薄汚れたスポンジでこすっているが、他は全然洗ってなどいない)

わたし:「いや、頼んでないから」

子ども①:「お腹がすいたよ~」

わたし:「はいはい」

子ども②:「車、ちゃんと見てたよ!」
(私が見えるとどこかから走ってやってくる=全然、見ていない)

わたし:「いや、それも頼んでないから」

子ども②:「じゃあパンを買うから
10MT(約30円)ちょうだい」

わたし:「今度ね」

私が車に乗り込み、エンジンをかけてもなお諦めずに
首をかしげて然も空腹でひもじいという顔をしてアピールしてくる子どもたち。

大勢に寄ってたかられると全員に平等に小銭を渡すことが
困難になったり、我先にと子ども同士の喧嘩が始まるので、
そういう時はそのままその場を離れるが、幸い今朝は
3人しかいなかったし、小銭もちょうどあったので1人に
5MT(約15円)ずつ渡すことにした。

3
人に順番に渡すと2人は笑顔で「ありがとー!」と洗車に戻ったのだが、
そのうち
1人はにこりともせず、不服そうに文句を垂れる。

子ども:「
10MTって言ったのに」

わたし:「今日は
5MT!」

子どもたちともそのうち顔見知りになってくるので、
挨拶を交わすだけの時もあるし、道の反対を歩いていても
笑顔で手を振ってくれる子どももいる。

やっぱり子どもは可愛いし、その状況(学校に行くこと叶わず
働いて家計を助けているとか、体が不自由な親の体の一部となって
物乞いをして
1日中歩くとか)は彼らの責任ではないので、
できる限りの範囲で少しでも役に立てれば、それは嬉しい。

ナカラはモザンビークの首都マプトから約2,000km離れている。
それはちょうど東京から沖縄ほどの距離である。

中心部から離れているということは、物流面においても
首都よりも不便なことが多いということである。
雑貨や日用品、衣料品などはだいたいが南アフリカか
タンザニア、中国から入ってくるものが多く、
その他に中古のものがヨーロッパから入ってきている。

中古は、何も衣料品に限らず、フライパンやザル、ボウルなど
キッチン用品の中古も道端で売られているから驚く。

しかも中古であるにも関わらず、
そこらの商店よりも
3倍以上もする値段で売られている。
よって、誰も買わないのだけれども。

しかしナカラにもお金持ちはいるもので、自らのルートを使い
南アフリカなどから物を仕入れ、お商売をしている人や
綺麗に着飾っている人もひと握りだけれどいる。

なぜならお隣の国、南アフリカで購入する方が
半分から
3分の1近く安く済むからである。

そしてその南アフリカよりも物が豊かであろう日本という国では、
もっと安くたくさんの物が買えるのであろうと皆に思われている節がある。

私が日本に一時帰国する際には、色んな人から物を頼まれる。
日本メーカーのデジカメやパソコンなどの電子機器はもちろんのこと、
マニキュアや化粧品の類、日本車の部品とか、
輸入手続き含む車そのものとかとかとか。
もちろん断るものもある。

今一番頭を悩ませているのが「義足」である。
膝から下に義足を装着しているおじさんがいるのだが、
その義足にヒビが入ってきているので、日本で見て来て欲しいという。
そして値段を確認して、南アフリカよりも安かった場合は購入してきてほしいという。

私はこの大役を果たせるのだろうか。


ナカラでも毎日行き交うコンテナ船


「はっ、あーた誰ですの?」


「いや、だから、誰ですの?」


「むむ、見かけない顔ね」


「あっしはお外が好きですの」


「いつでも出られ…う…今日はやめとくわ」


「ふん、なんかくれるのでしょうね?」


「何もないならあーたに用はないのよッ」

先日、車検をしに初めて一人でナンプラまで車を走らせた。
片道
187km(東京から那須高原ぐらい)ってちょっと長いけれど、
運転は嫌いではないので楽しかった。

無事に車検を終えたのはよいのだけれど、前回の
車検時には
車が古いので、次回は半年後ですと言われたのに
なぜか今回の車検後は、次回は
1年後ですと言われた・・・
なんで?

写真のネコ氏は、中華料理屋の娘。


ナカラにはない岩山がナンプラにはたくさんある

大家さんの奥さん:「あのすみません、携帯の画面に貼るシートを探してるんだけど」

ある店の店員:「どの携帯?」

奥さん:「これです」

と、何やらうっすい
GALAXYを取り出す。

店員:「それのはうちにはないから、あっちの店で聞いて」

奥さん:「あっち?」

店員:「そう、あっち」

あっちっていったいどの店よ?と
奥さんは独り言ちながら指さされた方面に歩き出す。

わたし:「携帯、変えたんだ?」

奥さん:「うん、まあね」

わたし:「いくらだった?」

日本では
5~6万円ほどしそうな携帯だったので、
やっぱり金持ちは違うなァと思いながら聞いてみた。

奥さん:「あー…彼氏がくれたのよ」

昨年
12月末に旦那さんを亡くした奥さんには彼氏がいる。
医療や救急に関する様々なものが整っていないここ
モザンビークのしかもナカラほどの地方になると、
病気や事故で配偶者を亡くすことは珍しくない。
そしてその後に再婚するケースがほとんどである。
しかもその間が
1年と開かないことは稀ではない。

わたし:「へぇー!私にはないの?」

何ともモザンビーク人的な発言である。

そして
小さな店がいくつもひしめき合っている「あっち」の方向へ進んでいく。
どの店がその店か分からないので奥さんも困り果て、
そこら辺の人をつかまえようとした時にちょうど知り合いが通りかかった。

友人:「やあ、おはよう」

奥さん:「あ!おはよう、元気?ちょっと今、店を探してるんだけど、
     携帯の画面に貼るシールを売ってる店はどこかしら?知ってる?」

友人:「あーどうかな、ちょっとおじさん!
    携帯の画面に貼るシールを売ってる店ってどこかな?」

おじさん:「あー…そこじゃないかな?」

だいたい朝は
8時半頃から開店するのだけれど、
朝も
9時半だというのに閉まっている店を指す。

友人:「(その隣の店先を掃除しているおじさんに)
    ちょっと、隣のご主人はどこ行ったの?
    まだ開いてないの?」

隣の店のご主人:「さあね、知らんよ」

友人:「『さあね』って隣で店やってんだから何か知らないの?」

隣の店のご主人:「さあね、知らんよ。死んだんじゃないか?がっはっは!」

まったくどいつもこいつも始終こんな感じである。
なんやかんやとやっていると、お目当ての店のご主人が現れた。

友人:「あ、来たね。じゃあ俺はこれで」

みな基本的にはとても親切で、本当に適当な、愛すべき人たちである。

いえ、釣ってはいませんが、

先日久しぶりにマーケットに魚介類を物色しに行ったところ、
なんと
2mほどのカジキが水揚げされているではありませんか。

2m
ですよ。カジキですよ。

あの口がぴゅーっと長く尖っていて、
尾びれがびゃーっとジャバラになっている、あのカジキです。


これです


2m
ほどのまんまるとしたマグロは揚がっているのを
見かけることは何度かあったのですが、
さすがにカジキはこの
2年でお初にお目にかかりました。

わたし:「わーッ!カジキ!カジキだよ!!」

旦那さん:「オォォ!」

わたし:「すみません、写真撮ってもいいですか?」

売り子:「何?写真?
150MT(約150円)払うなら撮ってもいいよ」

わたし:「はい?」

売り子:「だから、写真
1100MT!(約300円)」

わたし:「はぁ?払うわけないでしょ、しかも値上ってるし」

なんという商魂のたくましさ!
100MTあったら、パンが何個買えると思ってるんだ、まったく。
50個買えます)

地元民が来るような市場であんなに大きなカジキを
誰が買うのか分かりませんが、
3体ぐらい揚がっていた
カジキの皆さま。

カジキはさすがに手が出ませんので、
その隣のスペースにあった
40cmほどの魚を刺身狙いで購入、
開いてみると臭くもないし、握ってみました。


後々、インターネットで調べてみるとヨロイアジの仲間、
インドカイワリだということがなんとなく判明。


凛々しい、インドカイワリ


ついでに買ったイカでイカスミパスタ

引き続き、食べることが娯楽です。

ロウレンソ・マルケス。

1544
年に現在のモザンビーク首都地方を初めて探検した
ポルトガルの貿易商人の名前であり、彼にちなんで
1907年にモザンビーク植民地の首都名となった
現在のマプトのことである。
1975年の独立後、首都は現在の首都名マプトに改名された。

先日所用があり、マプトに
23日で滞在した。
ナカラに暮らしていると、国外に渡航する場合は
ナンプラから直接、南アフリカのヨハネスブルグに
飛ぶことが多いので、なかなか上京する機会がない。
今回は約半年ぶりの上京であった。
最終日は夜の飛行機だったので、
初めてマプト市内を観光することができた。


北朝鮮から寄贈されたという
初代大統領サモラ・マシェル氏の銅像


100年以上の歴史を誇るマプト中央駅


もちろん現役で使用されている車両


駅舎の硝子に掘られていたモザンビーク港湾鉄道公社のロゴ


現在よく見るロゴはこちら

マプト中央駅から数ブロック先にある市場にも入ってみた。


入口からして立派過ぎる

 
ナカラでは到底手に入らない
様々な生鮮食品(ねぎとか白菜とか大根とか!)が整然と並ぶ



肉屋の中に堂々とおられた牛の頭

その後はさらに数ブロック離れたところにある大きな中華商店の
陳列棚で「お煎餅」を見つけて感動のあまり発狂寸前になり、
その隣の中華料理屋で久しぶりの中華に舌鼓を打ち、
日本食材が手に入るミニスーパーにも顔を出し、
韓国人経営の日本食料理屋で寿司にもありつけた
大満足のマプト滞在となった。


スーパーの内装が可愛すぎた

 
ナプキンが舟!(日本料理屋)

首都万歳!

いま、首都マプトに来ています。

ナカラから首都マプトまでは、距離にして2,000km、飛行機で約2時間ほどかかる。

感覚としては普段は沖縄の離島で暮らしている人が、東京にやってくるといった感じである。

今回は、



ナカラの市街地を出たところで道路の穴に引っかかり、運悪くホイールが割れたために左前のタイヤがパンクした。

後に、



車に積んであったスペアタイヤに交換したが、がタクシー運転手からするとあまりにも心細かったらしく、



別のタクシー仲間を呼びつけ、タイヤを横取り。



旦那さんも手伝い、(気持ち的には)F1のタイヤ交換並みのスピードでタイヤを交換、飛行機に乗り遅れることもなく、しかし待つ時間もなく、無事に離陸することができた。

首都マプトに暮らす方は「ここには何にもない」と言うが、私にすれば「ここには何でもある」と思う。


石焼ステーキ!


日本国大使館で見つけたクールジャパン

最近はナカラでもTATAHYUNDAIKIAなどのアジアの車や
AUDIMERCEDES BENZなどのヨーロッパの車をしばしば
見かけるようになってきたが、まだまだ断トツで日本車が多く走っている。

メーカーを問わず、売られている車はほぼすべてが中古車である。
仕事で使われているような四駆のピックアップから
町乗りの小型車まで様々な車種が走っているが、中でもトヨタの車が多い。

そしてこちらに来て初めて見たのだけれど、
ヨーロッパの高級車によく見られるように車の鼻先に
ピッカピカのトヨタのエンブレムが立てられている車もある。

2013
年の中古車輸出統計を見ても、全体の輸出台数約100万台のうち、
16,000台(前年比約50%増)はモザンビークに輸出されており、
国別のランキングにすると
18番目となる。

そんな人気の高い日本車の、さらに
TOYOTAともなると
その
TOYOTAのロゴやエンブレムがよく盗難に遭う。
盗難防止のためにここではほとんどの車が、すべてのロゴや文字を鋲打ちしている。
さらにさらに、すべての窓ガラスやライトカバーなどには
これまた盗難防止のためにナンバーを彫り込んで場合が多い。

レストランで見かけたTOYOTAテレビ
(恐らく車のロゴを自作で貼りつけたもの・・・)
トラックの後ろに明らかな手書きでTOYOTAと書かれた車もたまに見かける


リスボンで見つけたモザンビーク路地



モザンビークカフェ


ポルトガルの中で見つけた「モザンビーク」たち。
移住している人たちもいるのだろうが、出会った中では
アンゴラ(同じくポルトガル語圏)の人が多かった。


コンビニと駄菓子屋のあいのこみたいな小さなお店
「スーパーマリオ」


ポスターにいたポルトガルおじさんにはチーバくんの影を見た


こちら千葉県をかたどった
マスコットキャラクターのチーバくん


港を見てなぜか興奮状態に陥った旦那さん


立派な橋も先進国ならでは、です


イワシ!


ナカラでは高価なオリーブもこれでもかとばかりに出される


干し鱈の塩漬けを一晩水で戻して調理するバカリャウ料理


バカリャウ、ポルトガルのスーパーでは
1尾分約6ユーロ(約870円)だけれど、
ナカラで買おうとすると5千円ぐらいに跳ね上がる…


ケーブルカー(坂がとっても多いです、ポルトガル)
2分ぐらいしか乗らないのに500円ぐらいかかるので
もっぱら観光客用


無印良品もあるだなんて!


偉大な詩人カモンエスの広場のモニュメントも
鳩にはちょうどいい休息場らしい


働くチワワ
(小銭を入れてもらう籠をくわえてじぃーっと座っていた)


石、なネコ


アート、なネコ


柱、なネコ


ウサギ、な人


ロゴ、な鳥


カステラの原型であるパオン・デ・ロー
(軽くてふわふわ、いくらでも食べられるー)


素敵な街です


大航海時代のポルトガルから見た日本


南アフリカで見つけたファッションブランド
「Superdry.極度乾燥(しなさい)」


はァ、楽しかったー