いつものように、雑貨屋の店先に車を停める。
降車と同時に洗車を生業として日銭を稼いでいる子どもたちが寄ってくる。
子ども①:「車、洗うよ!」
子ども②:「車、見ておくよ!」
わたし:「いや、どっちもいいから。ありがとねー」
買い物を終えて店から出てくると、待ってましたとばかり
またしても子どもたちが寄ってくる。
子ども①:「車、洗ってるよ!」
(これ見よがしにタイヤを薄汚れたスポンジでこすっているが、他は全然洗ってなどいない)
わたし:「いや、頼んでないから」
子ども①:「お腹がすいたよ~」
わたし:「はいはい」
子ども②:「車、ちゃんと見てたよ!」
(私が見えるとどこかから走ってやってくる=全然、見ていない)
わたし:「いや、それも頼んでないから」
子ども②:「じゃあパンを買うから10MT(約30円)ちょうだい」
わたし:「今度ね」
私が車に乗り込み、エンジンをかけてもなお諦めずに
首をかしげて然も空腹でひもじいという顔をしてアピールしてくる子どもたち。
大勢に寄ってたかられると全員に平等に小銭を渡すことが
困難になったり、我先にと子ども同士の喧嘩が始まるので、
そういう時はそのままその場を離れるが、幸い今朝は
3人しかいなかったし、小銭もちょうどあったので1人に
5MT(約15円)ずつ渡すことにした。
3人に順番に渡すと2人は笑顔で「ありがとー!」と洗車に戻ったのだが、
そのうち1人はにこりともせず、不服そうに文句を垂れる。
子ども:「10MTって言ったのに」
わたし:「今日は5MT!」
子どもたちともそのうち顔見知りになってくるので、
挨拶を交わすだけの時もあるし、道の反対を歩いていても
笑顔で手を振ってくれる子どももいる。
やっぱり子どもは可愛いし、その状況(学校に行くこと叶わず
働いて家計を助けているとか、体が不自由な親の体の一部となって
物乞いをして1日中歩くとか)は彼らの責任ではないので、
できる限りの範囲で少しでも役に立てれば、それは嬉しい。
