先日、首都マプトの洗練された土産物を視察して、
さらに色々なご意見もいただき、
とっても刺激を受けたので新作を作ってみました。


きんちゃくズ(リバーシブル)

今後もバリエーションを増やしていきたいなァ。


こちらはマプトで売られているモザンビーク人形

当初、9月に日本に帰る予定でいたが、何を血迷ったのか
来年の始めまでナカラで暮らすことになった。

ということで、新しいパスポートの受け取りにマプトに馳せ参じた。

来月にはナカラで初めての中華料理屋が開店するからなのか、
中国人が増えてきたからなのか、先日、いつも行く
ハイパーなマーケットにて大根が売られていたので、
腰を抜かせつつ買い占めた。

なので、マプトに行くと言ってももう買うものはなかろうと
思っていたのだけれど、いやはや他にもナカラで手に入らない
野菜はあるもので、今回はスーツケースいっぱいに
チンゲン菜を入れて帰ってくることとなった。

他にもおせんべいを求めて、中華系の大きな
スーパーマーケットにももちろん向かった。
(たくさんの商品は見ているだけでも楽しい)


なんでもある


麦わら帽子とか造花とか寝袋とか


家電とか楽器とか


強そうなおじさんも買えます


これなんだっけ…ひざ当てかな


顔、怖すぎだよ

楽しい時間は過ぎるのが早い。
マプト滞在もあっという間にナンプラを経由して
ナカラまで帰ってきてしまった。


ナンプラでは路上でテントが買えるらしい


そしてナンプラ空港ではベルトコンベアが故障中のため
荷物のコンテナから直接荷物を受け取る始末
(こういう時にだけ発揮される協調性のおかげで荷物は難なく受け取れた)

都会はいいなァ。

北欧(スカンジナビア)デザインとは、
北欧のスカンジナビア諸国(ノルウェー、スウェーデン、
デンマーク)およびフィンランド、アイスランドにおける
デザインの総称であり、それらのデザイナーにより
195060年代に家具、食器やファブリックなどの日用品を中心に
戦略的に売り出され、アメリカを先駆けとしたブームで
世界を席巻した優れたデザインのことである。

赤道を挟み、約
9,000km離れたここモザンビークの田舎町
ナカラで、そんな北欧デザインに出あうとは夢にも思わなんだ。

市場のそとっぺりに所狭しと並べられたカプラナ(腰巻布)の中に、それはいた。

それもナンプラの特産物、カシューナッツが
デザインされていたものだから、これはもはや買うしかない。

これさえあれば、家のテーブルも一気に北欧デザイン風である。


ほら、北欧です


ほらほら、北欧でしょ


ただ、旦那さんにはこれの可愛さが理解されず、挙句の果てに「北欧デザインって何?」という始末。残念でならない。


同じカプラナとはいえ、
隣の国タンザニアのものは一味違うものである


参考:
Wikipediahttp://goo.gl/TkSDag

artscapehttp://goo.gl/kQkCJG

市場に行くと、ちょうど1mほどのキハダマグロが解体されるところだったので、
その
4分の1ほどの身を購入した。


何より寿司が大好きな旦那さんが、率先して
そのマグロをさらに分解し、にぎりを作ってくれた。

 

回を重ねるごとに寿司屋のそれに
近づいている気がする「にぎり」

今にも沈みそうな1人用の小舟がほとんどのナカラで、
どのようにしてマグロを釣り上げているのかは分からないが、
とにかくわりと途切れることなく毎日マグロは揚がっている。

モザンビーク沖には、モザンビーク海流がモザンビーク海峡を
通り抜けてから海岸沿いにアフリカ南端のアラガス岬まで達する
アラガス海流という大小さまざまな渦流が存在する流れがあり、
マグロの漁場にもなっている。
(日本のマグロ漁船もここでマグロを延縄漁を行っている)


ある瞬間の海流
(参考:Tsugawa, M., and H. Hasumi (2011): Generation and growth mechanismof  the Natal Pulse, Journal of Physical Oceanography, 40,1597-1612.Journal of Physical Oceanography, 40, 1597-1612.


延縄漁業
(参考:
一般社団法人責任あるマグロ漁業推進機構HP


そしてついに、ナカラにマグロ加工工場が設置される予定であるという。

その新聞記事によると、すでにモザンビーク水産庁には
マグロ漁業を目的とした
15のプロジェクトが国内外の投資家
(企業)から提出されており、それらが始まればナカラでも
大きな雇用を生み出すことになるという。
(ここの新聞は何かというと「雇用が生み出される」を
繰り返す。それほどに失業問題は大きい)

それらの企業のうち、海外資本の企業はすでに豊富な経験を
有するインドネシア、中国、韓国、ポルトガルからであり、
その先の市場はもちろん日本が大きいのであるから、
とても他人事とは思えないのである。
(日本は世界のマグロ生産量の
4分の1を消費しており、
60か国から輸入している)

これらの新規参入により、モザンビーク政府の試算としては
200万米ドル(約2億円)の国家収入の増大が期待されている。

日本人がマグロを食べることで、モザンビークが豊かになる。
なんとも、なんとも。


参考記事(7月1日付けNotícias紙):
http://goo.gl/ZskhjF

近頃、大家さんの奥さんもポルトガル語の家庭教師である
Lurdesも、やる気が出てきて、カプラナで作る様々な商品の
作り方を積極的に聞いてきては、自主練などもしている。

営業宣伝部長殿(友人)たちの心強い頑張りもあり、
口コミで少しずつ販路が広がってきている。


カプラナ(腰巻布)でリメイクしたサンダル


ストラップ付バージョン


ギフトセットもやってます


昨年生まれた先生の2人目もめでたく1歳に!

たくあんがぁっっっ!!!


中華商店で売られていました。
もちろん中国製ですが、大根すら手に入らないここナカラで、
たくあんにありつけることはまずない。

背に腹はかえられません。

ご丁寧に日本語でもその美味しさがパッケージに綴られていました。


「味は超いいです。背中合わせにします」


背中合わせ・・・?


冷凍庫に保管しておいたルーの箱の中からこんにちは。
もちろん凍死です。

大家さんの奥さん:「ちょっとー、mdkさァーん!」
自宅にいると中庭の母屋から大家さんの奥さんに呼ばれた。

わたし:「はいはい、なんでしょう」

奥さん:「明日ナンプラに行くから、カプラナ(腰巻布)が
        23枚入るような小さなかばん貸してくれない?
     肩に掛かるのがいいんだけど。戻ってきたら返すから。
     あたし大きいのしか持ってなくて」

わたし:「いいですよ、ちょっと待ってね」
家の中に戻り、小さな肩に掛かるかばんを探しに行く。

わたし:「これは?」(
25cm×15cmほどの小さいトートバッグ)

奥さん:「うーん・・・ちょっと小さすぎるかなァ。もう少し大きめでいいんだけど」

わたし:「あらそう?ちょっと待ってね」
家の中に戻り、大きめの小さな肩に掛かるかばんを探しに行く。

わたし:「これは?」(
30cm×50cmほどの円柱型の肩掛けかばん)

奥さん:「うーん・・・ちょっと長すぎるかなァ。縦長じゃないものがいいんだけど」

わたし:「あらそう?ちょっと待ってね」
家の中に戻り、縦長でない大きめの小さな肩に掛かるかばんを探しに行く。

わたし:「これは?もう他にはないよ」
(折りたたむと
iPadminiほどの大きさになるエコバッグ)

奥さん:「うーん・・・今回はいいわ、自分の(いつも使ってる)小さいポシェットで行くわ」

このやり取りから、ドラえもんのすごさを感じずにはいられなかった。


寄り掛かり癖




こうなると、




避けられない事態




水色の部分がっぴがぴ


散髪




「特に構いませんので、肉だ肉!」





犬って、清々しい。

月曜日の早朝、暑すぎてうなされ目が覚める。

今、こちらは冬なので朝晩は
20℃をきる寒さ(昼間は35℃を超える暑さ)。
何事や!と起き上がると、どうやらお熱がある模様。
むくむくとベッドから這いずり出し、体温を測ると
38℃もある。

数日前からちょっと風邪引くかな~という感じだったのだが、
この日は来客があったのでひとまず薬を飲んで、外出。
するも途中で薬が切れてしまい、自力で運転して帰ること叶わず、
旦那さんに送ってもらう破目に。
車内で歯がガッチガチするぐらい震え、思わず漏れる頼りない声。

家で
1~2時間休むとふと目が覚めた。
熱がまだ下がっていないようだったので
もう一度体温を測ると
39.6℃!こりゃあまずい。

さすがに
39℃を超えたらマラリアを疑わねばならん。
ということで、またしても(1年ぶりぐらい?)自分で
自分の指を(画鋲ほどの)針でブッ刺し、
血を抜きマラリア簡易検査キットに垂らす。
(この行為、素面なら絶対に怖くてできないが、高熱に加え、
本当にマラリアだった場合、放っておくと死ぬので
その危機感も加わり、自分で針をブッ刺せるようになる。)


次に付属の水を隣の穴に垂らして待つも、キットの使用期限が
半年余り過ぎていたためかうまく検査できず、
2個目のキットでようやく結果が出るもその検査キットは
いけしゃあしゃあと「あなたはマラリアです」言い切る。
(ただの陽性反応)

もちろん簡易検査キットが間違うこともある。
だけれども、この時点ではこの結果がすべてである。
もしナカラでマラリアになった場合は自己負担で首都マプトまで
7万円をかけて上京、さらにはおそらく入院ということになるであろう。

いや、でも待て、こいつを信用してはならん。
と、朦朧とした頭で考える。

こういう時はあれだ、セカンドオピニオンだ。
ということで、次の日の朝は一番にナカラでただ一つの私立クリニックに行った。
この時点で熱は微熱に下がっていたので、
通勤途中だということもあり自力で行くことができた。


医療費が基本的には無料なこの国で、
大勢の人にとっては高額な医療費がかかるので、
いつもわりと空いているクリニック


カネを払えばいろんなサービスが受けられます


受付でマラリアの検査を受けたいと伝え、
検査料
100MT(約300円)を払い(群立病院では無料)
小さなマラリア検査専用部屋に案内された。

半畳ほどのスペースには歯医者にあるような立派な椅子と
これから私の指に容赦なく針をブッ刺すであろう男性技師。
ちょうど前の人が終わって出てきたところで、
入れ替わりで私が椅子に座らされた。

検査は自分でやるものとほぼ同様で、
彼は慣れた手つきで何のためらいもなく、針で私の指先を
容赦なく刺し、血をガラス板に擦りつける。
あとはそれを顕微鏡で覗くと、マラリアかどうかわかるというものである。
待っている間も次から次へと(ほとんどは外国)人が
マラリアの検査を受けにやってきていた。

10
分ほど待っただろうか。
受付のお姉さんが奥から歩いてきて、私に白い封のされた封筒を渡す。

私はその検査結果をその場で開ける。

・・・?
もう一度、目をかっぴらいて、見る。


・・・???
やはり何が何だかさっぱりわからん。

そういう人は多いのであろう。
受付のお姉さんが貸してごらんなさいというので、
言われるがままにその検査結果の用紙を渡す。

お姉さん:「ネガティブ(陰性)よ」

わたし:「え?」拍子抜けだ。

お姉さん:「だから、あなたはマラリアにはかかっていません」

わたし:「あァ、そうですか?本当に?だいじょぶ?
     でも昨日自分で簡易検査キットをやったら陽性だったんだけど…」

お姉さん:「陽性だったの?でも今日の検査結果は陰性だから。
      簡易検査キットならここでも買うことができますけど、
      どうしますか?
480MT(約1,440円)ですが」

・・・たっっっけぇー!!!
何度も例えに出すが、パンが240個も買える金額である。

わたし:「いえ、いいです。ありがとうございます。ではこれにて」

ということで、晴れてマラリアではないということが
明確になり、その後も熱はあがらず、今は元気にしています。


その日のお客さまにいただいた緑茶、
緑が眩しくとても美味でした
VIVA★日本茶

ガシャーンッ!!という物音と同時に、3頭の犬が吠えて異常を知らせる。

その物音から、錆びて穴だらけの車庫のトタン屋根から猫が落ちたか、
はたまた盗みに入ろうとした泥棒がトタン屋根を突き破って車庫に落ちたか、
そのどちらかだろうと思った。

家の中から車庫方面を覗き見ると、人影や猫の姿はない。
ひとまず泥棒ではなさそうなので、勝手口から車庫に出た。

車庫に近づくと、先日、安全のために追加でこさえた
ブロッグ塀がひとつ、崩れ落ちていた。
そのブロック塀があったであろう場所を見上げると、
塀の向こう側で丸太の先がまだ動いていた。


どうやら、誰かが意図的にうちのブロック塀を破壊しているらしい。

そのブロック塀が落ちた場所は、いつも犬が気持ちよく
昼寝をするところでもあり、そんな時に
2mの高さから
ブロック塀が落下してきたとすればひとたまりもない。

ちょうどそのブロック塀を追加で高くしてくれた
おじさんが他の作業をしていたので、慌てて呼びに行き、
今見たことを伝えると
「あ~、隣の奥さんが塀を高くするのを嫌がっていたからなァ」
とあっさり言う。

にしても!

人の家の塀を勝手に破壊していいものでしょうか。


破壊された塀の残骸