市場に行くと、ちょうど1mほどのキハダマグロが解体されるところだったので、
その4分の1ほどの身を購入した。
何より寿司が大好きな旦那さんが、率先して
そのマグロをさらに分解し、にぎりを作ってくれた。
回を重ねるごとに寿司屋のそれに
近づいている気がする「にぎり」
今にも沈みそうな1人用の小舟がほとんどのナカラで、
どのようにしてマグロを釣り上げているのかは分からないが、
とにかくわりと途切れることなく毎日マグロは揚がっている。
モザンビーク沖には、モザンビーク海流がモザンビーク海峡を
通り抜けてから海岸沿いにアフリカ南端のアラガス岬まで達する
アラガス海流という大小さまざまな渦流が存在する流れがあり、
マグロの漁場にもなっている。
(日本のマグロ漁船もここでマグロを延縄漁を行っている)

ある瞬間の海流
(参考:Tsugawa, M., and H. Hasumi (2011): Generation and growth mechanismof the Natal Pulse, Journal of Physical Oceanography, 40,1597-1612.Journal of Physical Oceanography, 40,
1597-1612.)

延縄漁業
(参考:一般社団法人責任あるマグロ漁業推進機構HP)
そしてついに、ナカラにマグロ加工工場が設置される予定であるという。
その新聞記事によると、すでにモザンビーク水産庁には
マグロ漁業を目的とした15のプロジェクトが国内外の投資家
(企業)から提出されており、それらが始まればナカラでも
大きな雇用を生み出すことになるという。
(ここの新聞は何かというと「雇用が生み出される」を
繰り返す。それほどに失業問題は大きい)
それらの企業のうち、海外資本の企業はすでに豊富な経験を
有するインドネシア、中国、韓国、ポルトガルからであり、
その先の市場はもちろん日本が大きいのであるから、
とても他人事とは思えないのである。
(日本は世界のマグロ生産量の4分の1を消費しており、
約60か国から輸入している)
これらの新規参入により、モザンビーク政府の試算としては
200万米ドル(約2億円)の国家収入の増大が期待されている。
日本人がマグロを食べることで、モザンビークが豊かになる。
なんとも、なんとも。
参考記事(7月1日付けNotícias紙):http://goo.gl/ZskhjF



