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1月6日は我が家にとって大切な日でした。↓
スイスでもこの日は祝いの日。
『東方三賢者の日』と言われる日なんです。
生まれたばかりのキリストの元に、東方から三人の賢者が贈り物を持ってやって来たのだとか。
実はこの三人、キリストが生まれる前にキリストの誕生を予言していたそうなんです。
「予言」ってさ。。。
「貴方たちのうちの誰かが父親ちゃうのん？」
・・・という非常に低俗な考えが浮かんでしまいます。
性交もしたことないのに勝手に子供をお腹の中に入れられ、赤ちゃんがまだ生まれたばかりで大変な時にアポなしで3人のオッサンの突撃訪問を受けるなんて、マリア様はさぞかし大変だっただろうな。。。
私なんてペマタマ産んだ後に、「今から出発するから」と、こちらが承諾してないのに勝手に義両親が来ただけでも発狂寸前でしたもん。
同じ母親として、マリア様をリスペクトせずにはいられません。
なんなら、キリスト様よりも崇められてもいいんじゃないのか。。。
・・・と、毎年この日になると思うのです。
スイスではこの日、『Dreikönigskuchen（三人の王様のケーキ）』と呼ばれるパンを頂きます。
このパンの中に一つだけフェーヴと呼ばれる小さな人形が入っており、これを引き当てた人は、その年1年幸せが続くそう。そして、その日は王様として冠を頭に載せて祝福します。
フランスではパンではなくてこれを食べるんですって。
（写真クリックでHPへ）
↓フェーヴの写真あります。5年前のお話です。
早速、王様の座（フェーヴ）を賭けて熱い戦いが繰り広げられます。
第一回目。
ペマタマ・私・ダンナ様の四人でパンを食すもハズレ。
どうしても引き当てたいペマタマ。
お腹いっぱいなのにもう一つ食べるとゴネます。
私は辞退。
残りの一つはダンナ様が翌日食べるということになりました。
一生懸命食べたのに外れたペマタマ。
なんと、5年前と同じく王様を引き当ててしまったダンナ様。
「わーい！！パピが王様！！」
『サイの王様』だそうです。口コミに「自分のはやたら細いサイになった」とありましたが、それはご自身の問題でしょうね。
（写真クリックでHPへ）
そんな父親を、
恨めしそうな顔で見つめるペマタマ。
・・・空気読めや、ダンナ様。
去年はペマコ、その前の年は私が引き当てたと記憶しています。
なぜかなかなか引き当てられない、お誕生日ボーイのタマオ。
8年の人生で1度しか引き当てたことが無いのです。。。
「タマオはもう当たらないって分かってるから。。。」
と、これから何十年にも渡るであろうこのパンの勝負に、諦めモードのタマオ。
喜びが大きい子供のうちに、タマオにはまたフェーヴを引き当てて欲しいものです。
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