もう一つの物語 | おじょーず!Life☆in スイス

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スイス人ダンナ様(日本語ペラペラ&ちょっぴり乙女系)&2人の子供達とのスイスライフを綴って行きます♪

昨日は、1月6日の息子タマオ・3歳の誕生日のお話でした。
(昨日の記事はコチラ
みなさま、たくさんの「いいね!」などありがとうございました。

この1月6日という日。
我が家ではタマオの誕生日なのですが、ダンナ様によるとスイスでは『王様の日』なのだそう。

なんだかよく分からないので、ネットで調べると、キリスト関係の行事とのこと。

『王様の日』は一般的には『東方三賢者の日』と言われているようで、キリストの誕生を知った東方の三人の賢者がやって来て祝福したのだとか。

…知らないオッサン3人が、出産祝いに遠方からやって来る。。。
どんな状況なのさ。

産後は産後鬱で「触るもの皆傷つけた」と言っても過言ではないぐらいイライラしていた私。

もし、私がマリア様だったら、見知らぬオッサン三人衆の突撃訪問に激怒したことでしょう。
そこは、ソツなく対応されたであろうマリア様。
さすが聖母です。

話はそれましたが。。。

この『東方三賢者の日』に、スイスでは、『Dreikoenigskuchen』(三人の王様ケーキ)と呼ばれる物を頂きます。

『Dreikoenigskuchen』の『kuchen』とはドイツ語で『ケーキ』を意味するんですが。。。




どう見てもパンだよね。

このパンの1つに、一体だけ小さな王様の人形が入っているんです。
この王様を当てた人が、1日王様になれるんだそう。

早速、子供達と私がそれぞれパンをちぎります。
(お誕生日ケーキを食べすぎて、パンが食べれなくなったダンナ様は不参加)
こういうのって、できたら子供に王様を当てさせてあげたい。

果たして、第一ラウンドの結果は!

誰も王様当たらず。

残った4つのパンは、お腹いっぱいだったため、翌日に持ち越しです。

そして翌日第二ラウンド。
私はお腹いっぱいだったために不参加。

子供達とダンナ様がそれぞれパンをちぎります。

各々パンを割ると。。。

誰も王様当たらず。

どうやら、誰も食べない最後の一個に入っていたようで、

「だったら、王様の人形はタマオがとって、王冠はペマコがつけたらいいね!」

と、ペマコが『ペマタマ平等案』を発表したその時です!

「やだぁぁぁぁ!」

家族の平和なひと時を引き裂くようなダンナ様の声が。

何ごとぞ?!

「ボクのパンに王様が入ってた!」

なんと、手でパンを割っても見えない角度で、ダンナ様のパンに王様が入っていた模様。



王様だよ

ペマコの平和的平等案は可決されることなく。。。



『King of 大人げない』

人形も王冠も取って、王様になってしまったダンナ様。

「パピ、良かったね。。。」

と、大人対応なペマコ。

何が起こっているのか分からず、ポカンとしているタマオ。

パンに人形が入っているというだけで、ドラマを生む『Dreikoenigskuchen』。
来年は誰が引き当てるのでしょう。
来年は子供達に当たりますように!

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