訪問日:2024/1/1
2024年最初のお城訪問は徳島県の天守(模擬)がある3城です。先ずは元旦と言えば初日の出、初日の出を拝んで新たな一年の幸せを祈ります。
徳島県美波町大浜海岸からの初日の出です。ここはウミガメの産卵地としても有名です。
毎年800人程の人が訪れています。近くに大きな臨時駐車場(無料)があって早くから多くの車で埋まってました。
初日の出を拝んだ後、お城訪問開始です。
2024年最初のお城訪問は大浜海岸の近くにある日和佐城です。
続続100名城No.55日和佐城
【場所】徳島県海部郡美波町
【築城年】1500年代初め頃
【築城者・改修者】日和佐肥前守
【城郭様式】山城
【主な城主】日和佐肥前守
【見所】①模擬天守
【廃城年】1585年
【御城印の有無・販売場所】
なし
【アクセス】
JR日和佐駅下車徒歩20分
【駐車場情報】
頂上付近に無料駐車場有り
【周辺観光施設】
大浜海岸、薬王寺
日和佐の豪族であった日和佐肥前守が長宗我部氏の阿波国南部侵攻を防ぐために築きました。その後、四国征伐によって蜂須賀家政公が阿波に入国した際に廃城となった為、お城に関する詳細な資料は残っていません。現地建てられている天守は昭和53年(1978年)に建てられたものです。
標高65mの城山に建てられています。
駐車場からの眺め
正面入口、日和佐勤労者野外活動施設として利用されています。
続続100名城No.56川島城
【場所】徳島県吉野川市川島町
【築城年】1572年
【築城者・改修者】川島惟忠
【城郭様式】平山城
【主な城主】川島惟忠、林能勝
【見所】①模擬天守
【廃城年】1638年
【御城印の有無・販売場所】
なし
【アクセス】
JR川島駅下車徒歩10分
【駐車場情報】
天守前に無料駐車場有り
【周辺観光施設】
川島神社
三好家の家臣であった川島惟忠公によって築かれました。川島惟忠公没後、四国征伐によって阿波国に入国した蜂須賀家政公が阿波九城の一つとして重臣であった林能勝公を城番としましたが、一国一城令によって廃城となりました。
現在建てられている天守は昭和56年(1981年)に建てられたものです。
川島城天守の眺め
案内板
川島城天守、勤労者野外活動施設として利用されています。
続続100名城No.57撫養城(むやじょう)
【場所】徳島県鳴門市撫養町
【築城年】不明
【築城者・改修者】益田正忠
【城郭様式】平山城
【主な城主】益田正忠、小笠原氏
【見所】①模擬天守②石垣
【廃城年】1638年
【御城印の有無・販売場所】
なし
【アクセス】
JR鳴門駅下車徒歩25分
【駐車場情報】
頂上付近に無料駐車場有り
【周辺観光施設】
妙見神社
小笠原氏の居城であったと伝わってますが詳細は分かってません。小笠原氏の後は、三好氏家臣の四宮氏が城主になってましたが、長宗我部元親公の阿波国侵攻によって元親公家臣の真下飛騨守が守備することになりました。その後、四国征伐によって阿波国に入国した蜂須賀家政公が阿波九城の一つとして家臣であった益田正忠公を城番としましたが、一国一城令によって廃城となりました。現在建てられている天守は昭和40年(1965年)に建てられたものです。
標高61mの妙見山に建てられています。
登城口の階段
案内板
撫養城天守、平成28年に「トリーデなると」としてリニューアルされた後は市の防災拠点及びシンボルとして利用されています。
妙見神社の裏手に残されている当時の石垣
鳴門市内の眺め