●7月13日(土)

 

世間は3連休の初日ですねにっこり

 

今日は病棟もこころなしか静か。

 

 

午前中、個室に移れるとのニュース飛び出すハート

 

1番気がかりだった時期をなんとか乗り越え

今からだと少しもったいないかなーと思いながらも、せっかくなのでまずは移動看板持ち

(後々、このタイミングで良かったと思いました♩)

 

理学療法士さんとのリハビリは、この日から始まって

そろりそろりでしたが、思いのほか歩けましたあしあと

 

そして、尿管も抜きますよとひらめき

 

 

尿管は「息を吐いてー、はい抜けましたよ」とすんなり。

 

新しい下着に履き替え、

マスク下のお口周りのネバネバ汚れを ぬぇばぁーーーと拭き取り

(白い粘膜みたいなものが・・・すごかったんです)

お鼻の中のお掃除もついでにしてみると

なんだかすんごく、とてつもないスッキリ感キラキラ

本当、一気に生き返ったような感覚泣き笑いラブラブ

 

麻酔の影響で尿管を抜いたあと、おしっこが出づらいことがあるとのこと。

 

ちゃんと出ましたスター

けれど出しきる時、臓器がギュッと絞られる感じで痛い…

これが毎回となるとつらいなぁ昇天

 

そして、このタイミングで生理がきたオエー

手術日を調整する時から懸念していたこと。

なんとか自分で動けるタイミングで良かった。。。

 

予測しながら入院グッズとして準備した、初めてのショーツタイプのナプキン。

これ、良かったです!!!100点

(…尿管あたりから赤裸々すぎてすみません笑)

 

安心感もあるし、生理中そして術後の敏感になっているお肌にも優しいおすましペガサス

紙ショーツなので使用後はサイドを破って脱ぐことができて、

そのまま捨てられますパンツ

素晴らしい商品を開発していただいてありがとうございます飛び出すハート

 

そしてそして、ガスもでましたダッシュ

 

朝昼夜、毎日、看護師さんに「ガスでました?」と聞かれていましたが…

私の腸もやっと目を覚ましたようですキメてる

 

ふと

主治医がT先生じゃなくなっていることに気がつく。笑

入院初日に「僕も明日一緒に入ります」とご挨拶にきてくれたN先生なんだあんぐり

 

そうですよね

T先生は肝胆膵外科の部長さん花

手術日を決める時も、この期間は学会で不在で…とのお話もあったし

日々、不安を抱える多くの患者さんを最前線で診察してらっしゃるお願い

 

N先生も肝胆膵外科医長さんで、とても親身になってくださるし

T先生は、それでもよくお顔を見せてくださるし

私はT先生に手術を大成功させてもらえただけで大満足ニコニコニコニコニコニコ

 

でもこの病院…

他にも消化器内科の担当の先生、看護師さんから理学療法士さん、

検査技師さん、事務員さん、、、

接する人、誰もが本当に優しくて温かくて感じが良くて目がハート

T先生との出逢いをはじめ、病院のイメージがガラリと変わるほどでした気づき

 

 

術後2日目、お昼から食事が出ましたあんぐり

「膵 極軟菜食」と書かれたお食事で、主食は五分粥でした。

 

食べられるのか半信半疑しつつも、少しずついただく。

液体さえもよく噛んで。

どれもほんのひと口つけるだけで、ほぼ食べられませんでしたが口に運びました。

 

 

そして夕方。

 

もこもこもこ…とした、あの感覚。

 

ついに便が出たーよだれ

 

絶対、手術前に下剤で促したやつ!!

勝手に出てなくてよかったーーー泣き笑い

 

腸にも元気が戻ってきてる。

 

看護師さんに報告したら、いいねの嵐ニコニコ

 

 

まだヨタヨタだけれど、少しずつ快復しているのがわかる。

 

傷口を見ていただくと

どうやらテープかぶれによる水泡(みずぶくれ)ができちゃっているとのことタラー

まだ割れてはいないけれど、痛くなるかも…と真顔

 

 

この日、せっかくの個室初の夜なのに身体が安定しなくて全く眠れず。

看護師さんに横向き体勢にしてもらったのですが(肩の位置は大丈夫でした笑)

しばらくすると、なんだか胸がむかむかしてきてしまって

点滴から吐き気止めを追い注入していただきました。

 

それでも眠れず

時計と窓の外を見ながら朝焼けをひたすら待つ、長い長い夜でした。

 

 

 

▼術後初ごはん(昼・夕)

 

▼肌ざわり良く包み込んでくれます!とても安心感がありました!

 

 

●7月12日(金)

 

手術日翌日。

 

せん妄のような状態は、明け方と共に和らいでいきました。

もうほとんど、自分がどのような場所にいて

どんな状態なのか、把握ができる。

 

そして、痛い。

とてつもなく痛い。

 

肩が昇天

 

 

昨夜同様、腹部の痛みは硬膜外麻酔のおかげで、ほぼ感じない。

痛くなるのが怖くて、夜中、何度もPCA装置を押したのもあるのかなグッ

 

 

朝、先生方の回診があり、寝たままレントゲンとエコー検査。

 

ベッド上で専用の板に挟まれてレントゲン。

 

エコーは傷口付近にむぎゅむぎゅ押し込みながら診察。

いたい・・・無気力

 

おなかの中での膵液漏れは現時点では確認されず、綺麗とのこと。

ほっイエローハーツ

ただ少し、ドレーンから流れ出る膵液が多いかな?と…

 

改めてT先生から

「昨日は長時間お疲れ様でした。脾臓も残せたから安心してね。

 その分、時間は長くなっちゃったけど。脾臓に血流も確認できてるし大丈夫。

 おなかの中の状態もいいからね。」とお声かけ。

 

神・・・泣き笑い飛び出すハート

本当に本当に本当にありがとうございます!!!

脾臓が残った。夢じゃなかったんだ。

 

T先生、第一印象から決めてました目がハート

貴方におまかせして本当に良かったですーーーーーキラキラ

 

そして、手術日を迎えるまでに掛けていただいた励ましの言葉や

祈ってくれていた、想いを寄せてくれていた方々の顔を思い浮かべながら

今は亡きおじいちゃんおばあちゃん、ご先祖様…

御守りとして頂いた神様仏様からのパワーを感じながら

たくさんの力に守られて

無事、しかも最高の形で手術を終えられたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

 

お昼前には手術着からパジャマに着替えさせてくださり

下着も、もうこの段階でおむつから普通の下着にお着替えあんぐり

尿管はついたままでした虹

 

お水も飲んでOKだと

ゆっくり、ゆっくり、いただきました。

 

一般病棟用のベッドへスライド移動気づき

身体にはなんの衝撃も痛みもなくスムーズでしたスター 感謝感謝グリーンハーツ

ICUから一般病棟へはエレベーター移動のため、マスク装着。

 

「今日はきっと歩き始めることになると思うから、がんばってくださいね!」

と看護師さんグラサンハート

 

本気、ですよね・・・

「ははは…」と乾いた笑いの相槌が精いっぱい泣き笑い

噂には聞いていましたが、その試練ももれなくやってくるようで。

 

個室がまだ空いていないため、手術前にいた4名部屋に帰還。

 

 

その後、しばらくすると外科のN先生がやってきて

「今日は歩いてもらうつもりだったけれど、ちょっと大事を取って

 今日だけ1日ベッド上で安静にしていてくださいね。

 でも念のためで、問題はないから安心してゆっくりしてくださいクローバー」と。

 

この身体で歩くことなんて想像できなかったので、少しほっとしつつ、

でも歩く練習をする方がほとんどなのに、それができないとは・・・

安心したような、残念なような、

大丈夫とはおっしゃるけれど…少しだけ不安なような。

 

まぁ仕方ないよね、大事を取ってだからー

考えても仕方ないので、とにかく今日は安静にふとん1

 

家族も面会にきてくれる予定だったけれど

コロナの影響で大部屋での面会はできない時期。(談話室か個室ならOKでした)

5分くらいなら…と看護師さんが教えてくださいましたが

自分自身もそれどころでもないので、面会は明日以降に。

 

LINEはなんとかできたので、その旨を母に連絡。

すると、すでにT先生からもお電話があったようニコニコ

 

理学療法士さんも覗きにきてくださり、また明日からがんばりましょう!と。

 

 

ただただ、眠るだけの1日。

 

たまに水を飲んで

目覚める度に時間を確認してPCA装置を押す。

 

 

そして、手術前夜同様

お隣のおばあちゃん①②の看護師さんとのやりとりと咳を聞きながら大あくび

 

 

▼家族や親友、職場の方からいただいた御守りたち。

入院期間中はずっと身に着けていました。不思議と大丈夫な気がしてくる!

 

 

 

「わかりますかー? 今ね、20:30でICUに居ます!」

看護師さんらしき声。

 

そして馴染みのあるT先生の安心する声。

「手術はちょっと長くなったけれども、予定通り上手くいったからね!」

 

「お母さん達にも、もう連絡したからね!」

 

「あとね、脾臓は残せたよ!」

 

 

 

脾臓は残せた・・・?

 

朦朧とする意識の中で、ひとまず手術は無事に終わったんだ、と安堵。

 

 

その後、すぐなのかどうなのか

身体中の悪寒、ガクブルが止まらない。

 

こんなになることないよという程、大きくガタガタと震えているのがわかる。

電気毛布を掛けるからね!と、ずっしりとしたものに包まれている感覚。

足には血栓防止用のフットポンプが取り付けられていて

シューッ、シューッと、ずっと圧迫を繰り返している。

 

 

・・・20:30?

 

18:00じゃなくて? 

 

11時間・・・半?

 

 

朦朧としているけれども思考はちゃんと動いてる。

でも言葉を発せられる気もしないし、正直なんでもいい。

 

 

そんな中で右手にナースコール

左手にPCA装置(追い硬膜外麻酔でしょうか…)を握らされ

説明となにかあったら知らせてね!と。

 

で、できる…の……?!!驚き

 

 

目を開けると、ちょうど目線の先、ナナメ上に時計がある。

 

長く眠っているような感覚だけはあるのに、15~30分毎に目が覚めてる悲しい

 

それと、事前に聞いていた「せん妄」という症状なのか

ベッドで真っ直ぐ横たわっているだけなのに

大きな波に揺られているような、フットポンプの圧迫に合わせて

身体全部を深く押し込まれたり、押し上げられたりするような、

それとも砂の中に沈み込んでいくような…? 変な感覚。

 

色のイメージも、現実に居る白の無機質な部屋ではなく

なぜかピンクっぽい空間の中で、紺色の大きな物体に包まれて

大きく揺られながら横たわっている感じ。

目が覚めた自覚がちゃんとある時だけ、白に戻る。

 

 

だんだんと息苦しくなってきて、でもハッキリと原因はわからない。

熱い…のか…?

右手でナースコールを押してみる。(…押せた!)

 

わからないながらも

「く…るしい… あつ…い…?」と言ってみる。(…声も出た!)

 

か細い声でも、さすが看護師さん泣き笑い

すぐにわかってくれて「電気毛布、一旦取りますね!」と。

 

身体が軽くなり、息がしやすくなる。

 

「電気毛布、もう外しておきましょうか?」と聞いてくれたけれど

「・・・」答えられない。

 

苦しい原因が本当にそれだったのか、あのガクブルがまたくるのか、

何もわからなくて答えられませんでした。

 

すると、察してくださったのか

「さっきは直後で手術のために身体もかなり冷やしてたから震えたけど

 もうこのあとは、あんな風にはならないと思うよー」と。

 

うなずいて、電気毛布は外していただきました。

「体勢も辛かったら横向きにとかできるから言ってねー」と。

 

少し眠りやすくなったかと目を閉じたけれど

気づいたらまた、30分程度しか経っていない。

 

繰り返し、繰り返ししているうちに

仰向けがしんどいかも・・・と思い、ナースコール。

 

左側はドレーンなども出ているから比較的、管が少ない右向きに変えていただく。

 

 

しかし。

 

変えていただいたものの、角度がしっくりこない。

背中にお布団を入れ込んで、何度か調整したものの全然しっくりこないもやもや

 

特に左腕の置き位置が全く定まらず、

右手側に重ねてみたり、左側に開いてみたり、腕用にクッションを入れてもらったり

管を気にしながら安定する位置を探っていたところ

「グキッ」

 

肩をやりました・・・泣き笑い

 

 

しばらくしたら、その肩がじんじん痛くなってきて激痛。

情けなくて我慢していたけれど、あまり感じたことのない痛みに

これは・・・やばいかもしれない・・・無気力

と、またナースコール。

 

経緯を説明して

「冷やすか温めるか湿布か、なにかした方が良さげかもです…」

と伝えると

看護師さん達もやや困惑凝視(そうですよね笑)

 

腕を上げてみると上がりはしたので、脱臼ではないかー…

ちょっと先生にも相談してきます!

と、戻ってきたら湿布を貼ってくれました昇天(お騒がせしました焦)

 

 

腹部の痛みは強い麻酔のおかげで、ほぼ感じない。

 

なのに。

 

予想外の激痛に耐えるハメになった手術当日の夜でした。。。

 

 

肩の痛みには硬膜外麻酔、効かないみたいです魂が抜ける

 

 

 

●2024年7月11日(木)

 

いよいよ手術当日。

6:00前、看護師さんのお声かけで起床。

 

「昨夜は騒がしくて本当にごめんなさい、眠れましたか?」

と聞いてくださりました泣き笑い

熟睡ではなかったけれど、短時間で深く眠れたみたいで調子は良いにっこり

 

歯磨きをして、手術前の最後のお水を大切に飲みました。

 

朝からも関わってくださる方々が次から次へとご挨拶に。

こちらこそ今日は何卒よろしくお願いいたします看板持ち

理学療法士さんも成功を祈ってますと応援に駆けつけてくれました。

 

手術は9:00スタート。

所要予定時間は9時間とのこと。

ロボット達?の準備も含めて、とのことですが

長い手術時間です。

 

先生方、もぐもぐタイムとかあるのかなーバナナ

 

血圧や検温、血糖値、酸素濃度などを測っていただき問題なし。

体調よし。顔色よし。

 

でも、私は少し焦っていました。

 

便がでない…

 

下剤が優しいタイプだったのか、食べる量が少なかったのか

便意がこないのです。。。

 

しかも、なんとなくきそうな気配だけはあるという中途半端な感じタラー

 

そこにT先生、登場拍手

 

便が出ていないことをお話すると

「そうかそうかー、まぁ大腸の手術とかだったら必ず出してもらうんだけど

 今回のは、出なくてもとりあえず大丈夫よー」と気づき

 

そっか安心泣き笑い

 

この安心感でもしかしたら時間までに出てくれるかも?!と

淡い期待を持ちつつ

8:30なったので、手術着セットにお着替え。

 

ワンピース型の、肌あたりはタオルケットみたいな服と

着圧ソックス。

 

着圧ソックスは前日にふくらはぎの太さを測って用意してくださったものです。

 

かなり履きづらいと伺ってましたが、普段からそれ系のものを履くことも多いので

意外とすんなりイエローハート

 

着替えちゃうと、いよいよ感が増します…

 

家族と術前最後のビデオ通話。

コロナ禍の為、直接は見送られない、術後すぐ手を握ってももらえない状況で。。

エイエイオーと明るく送り出してくれましたグー笑

 

ついに移動の時間になり、看護師さん案内の元

徒歩で手術室へあしあと

 

これも前情報通りだったけど、なにも知らなかったら

「え、ベッドで運ばれるんじゃないんですね?!!」ってなったと思う。

前日いただいた資料にも、ちゃんと書かれていましたがにっこり

 

手術室に向かう。

緊張感は、まだない。

それより、、、便のほうが気になってる昇天

 

出さなくてもいいなら中途半端な気配も無くなっちゃえばいいのにドクロ

 

手術室の前室のような空間で、ヘアキャップを被り

名前・生年月日・手術の場所をオペ看護師さんに伝える。

肌が弱い可能性があると伝えたからなのか、クリームを渡してくれて

顔全体にまんべんなく塗ってくださいとパック

 

それが完了したら、いよいよ手術室へ移動。

 

 

前室を出ると、まっっっしろな空間。

廊下も、お部屋も。

 

その短い道中も便の事が気になり、オペ看護師さんにお話。

「そうなんですねー、大丈夫ですよ。うふふ♡」と、にっこり。

 

本当に、あと10分もあればすっきりできそうなんだけれど・・・

 

すっきりを待っていただくことは1ミリもない様子で

勝手に出ちゃうとかあるのかなともよぎったけれど聞ける暇もなく

 

もう、信じるしかない。笑

 

本日の手術室に入る。

ドラマで見るやつ!!

そしてこれがダヴィンチ(ロボット)か!!!

 

とりあえずダヴィンチの姿とT先生が操作されるであろう場所を確認して

手術台上へ。

 

さぁ

まな板の鯉、です。魚しっぽ魚からだ魚あたま

 

手術着ってマジックテープでいろんな箇所を開けられるようになっているようで

ベリベリと手際よく剥がして色々なものが取り付けられる中、

すこーしだけ、もしかしてまだご経験が浅いですか?と感じるスタッフさんが

点滴用?の針を刺す。

 

のを先輩スタッフさん2名が手を動かしながら鋭い視線で見守ってる。笑

 

そんな様子を見ながら、いよいよだなぁと思ったら

何故か ツーっと涙がこぼれました 赤ちゃん泣き

 

硬膜外麻酔のために身体を横向きにしたと同時に

酸素マスクを取り付けられ「眠くなるお薬入りますねー」と。

 

 

 

その後は全く記憶が無いので

前情報で痛いとおっしゃっていた方が多かった硬膜外麻酔の痛みを

私は感じませんでした。

 

後半へ続きますふとん1ふとん2ふとん3

術後、後追いで始めたブログなので

早々にリアルタイムに追いつくためにも、まずは入院日以降の事から看板持ち

 

なぜ腫瘍が見つかったのか

入院日を迎えるまでの出来事は、また後々綴りたいと思います。

 

私の手術日は、2024年7月11日(木)に決定しましたふとん1ふとん2ふとん3

罹っていた病院は、手術日前日の午後から入院手続きとのこと。

当日シャワーが混み合うかもしれないから

お風呂はご自宅で入ってきてくださいねとのお話でした。

 

●7月10日(水)

 

朝から家族で氏神神社さんへお詣り。

(もうできる限りいろいろなパワーをお借りしたい心境…)

 

茅の輪(※)が設置されていて、この時期の参拝は初めてだったので

生で見たのも初めて指差し

 

八の字にくぐって抜け、続けていつものお詣り。

ご利益アップな気がしてちょっと得した気分でした♡笑

手水舎にも夏らしい風鈴がたくさんつけられていて、ザァーっと一気に風が吹くと

とても綺麗な音で癒してくれました風鈴風鈴風鈴

そして母に「病気怪我快復御守」を贈ってもらいました!

 

厄除け等の御守りって人からいただく方が効果がアップするとか…?!

入院前に会った友人から、たまたまそんなお話を聞いてニコニコ

 

出発までの時間も限られていたので

急いで帰宅して念入りにお風呂。

お昼ごはんを食べて、お仏壇に手を合わせて、いざ出発!!!

 

13:30入院手続き。

手続き前に院内コンビニで必要準備物のおむつを購入。

ドラッグストアだと大容量入りしか取り扱っていないところが多いので

院内で1枚単位で買えたのはありがたかったですお願い

 

入院前、周りの手術経験者数名から個室推しをされて

お部屋は個室希望を出しました。

…が、入院のタイミングでは空いておらず4名部屋にご案内~グラサンハート

 

ま、割とどこでも寝られるタイプだし大丈夫!

だと思っていたのですが

この夜、その意味を理解することに…笑

 

お部屋に入ってからは

可愛い看護師さんが「本日担当します○○です。下のお名前同じです♩」と

ご挨拶してくださってほっこり飛び出すハート

 

その後は、とにかく直前検査!検査!検査!そして準備!

ご挨拶!ご挨拶!ご挨拶!…

怒涛のように過ぎていきました。。。

 

採血、血圧、検温、酸素濃度、血糖値測定

口腔内洗浄、おへそのおそうじ

リハビリ担当の理学療法士さんとの軽いお散歩とその後の血圧や酸素濃度測定

麻酔科の先生、一緒に手術に入ってくださる外科の先生、消化器内科の先生等々…

 

あ、コロナの検査もしました。

お鼻ぐりぐりのやつです真顔

いろんな検査しましたけど、私、これが一番嫌かもしれない。。。

術前であることと、感染者と濃厚接触してしまったこともあったからか

過去イチぐりぐりが強くて長くて…苦しくて勝手に涙がぽろぽろ無気力

 

数分後、陰性結果の報告を受けてひと安心昇天

 

ICUの看護師さんも来てくださり、身体の肉付きの確認。笑

「長時間同じ姿勢になるからねー、お肌が弱いとかはない?」と聞いてくださり

たまに荷物を持つと内出血することがあると念のため伝えると

お肌に負担が大きくなく優しいものを用意しておくとのこと

そんなところまで気を配って手術の準備をしてくれるんだと感動…スター

 

18:00前、主治医のT先生がご挨拶に来てくださって

「今やっと外来終わったよー、遅くなってごめんなさい」と。

 

お疲れさまですニコニコ

このT先生との出逢いこそ、私に迷いなく「手術を受けよう!」と思わせてくれた

きっかけでした。

とても丁寧に目を見て説明をしてくださる、人情味のある素敵な先生なのです飛び出すハート

 

今回の手術は「ロボット支援下膵体尾部切除術」というもの。

大きく開腹するのではなく、おなかを膨らませて8ヵ所程の穴から施術される。

膵臓の尾の部分(左側)に6cm弱の「のう胞性腫瘍」があり、それを切除する。

 

造影CT等の結果、隣の脾臓を圧迫し癒着しているようにも見え

膵臓の体尾部と共に、おそらく脾臓も一緒に摘出になるとのお話だった。

脾臓に繋がる血管なども膵臓に絡みついていて

残そうと無理に剥がすと大量出血に繋がる恐れもあり、非常に危険だと。

安全第一で執り行うため、他にも何かトラブルがあった場合は開腹するとも。

 

脾臓は免疫を司る大切な臓器。

今は摘出後の対策もあり、他の臓器が役割を補填してくれるとはいえ、

できれば残してほしい。。

 

そのお話の中で、脾臓の核?を取り除いて

埋め込んだことは過去の経験として何度かありますよと。

副脾として育つ可能性に懸けて埋め込むのだと…!

(このお話はまた改めて詳しく書くつもりです)

 

前日のご挨拶では、それはどうしますか?と希望の最終確認。

私は少しでも可能性があるならとお願いしました赤ちゃんぴえん

育つ保証はないけれど、0か1なら1だ!

デメリットもなさそうだったのでにっこり

 

手術前最後のお食事は病院で。

21時以降は絶食、お水は当日6時までならOKとのこと。

 

美味しくいただきましたが、前情報では

きっとこのあと下剤を飲んですべて出すことになるんだろうと思い完食せず。笑

 

20:00、もれなく下剤が配布されました昇天

 

血糖値測定と情報通りの下剤を飲み、

翌朝、必ず水を飲みたいから6時前に起こしてくださいと看護師さんにお願いお願いして22:00消灯。

 

実感がないからなのか、心境は穏やかです。

明日、意識は無いけれど、きっと体力勝負。よく眠れますように。。。

 

 

さて夜中。

 

同室のおばあちゃん①が少し認知症も患われているようで

夜中に身支度をして帰ると言い張る。主人がもう迎えにくるからと。

ご主人は夕方、お見舞いに来ていてまた明日ねーとおっしゃっているのが

聞こえていましたよーーー笑

しばらくして落ち着いたものの、お手洗いに何度もナースコール。

耳が遠いため、看護師さんも声を張らざるを得ない状況。。。

 

そして同室のおばあちゃん②は大丈夫なのかなと心配になるくらい

ずっと咳き込んでる・・・

もう退院も決まっているそうだけど・・・

 

そんなこんなで少し寝ては覚め、寝ては覚めした前夜でした無気力

割とどこでも寝られるタイプのはずだったんだけどなぁ笑

 

無意識に神経も緊張して敏感になっていたのかもしれません。

想定外なこともあるので、気になる方は大事な短期間だけでも個室希望をオススメします手

別料金が痛いですけどね…

 

 

【※茅の輪くぐり】-------------------------------------------------------------

茅で編んだ直径数メートルの輪をくぐり、心身を清めて厄災を払い

無病息災を祈願する夏越の祓を象徴する行事で

茅の輪は6月25日前後に設置されるとのこと。

茅の輪をくぐると、半年の間に身についた厄災や穢れが落ち

心身が清らかになり、次の半年も無病息災で過ごせるといわれているそうです!

 

 

 

 

はじめまして花

 

今まで比較的、身体は強い方だと変な自信を持ちながら過ごしてきた

私(女性)ですが

39歳の春の結びに「膵粘液性のう胞腫瘍の疑い」と診断されました。

 

血液や尿検査の値に全く問題はなく、健康には違いないが

CTの結果、なにかが写っていると。

 

診断されてからの怒涛の検査の日々や心境などは、また改めて書きたいと思いますが

情報収集する中で、こちらで同じ体験をされた方々のブログに出逢い

手術日を迎えるまでの間、本当に心構えや支え、大きな励みになったので

私の体験を綴ることで、少しでもどなたかの参考に

そして恩送りができればと思い

手術を無事に終え、文章を書けるまでになった今から

後追いで体験談を残していこうと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします看板持ち