●7月13日(土)
世間は3連休の初日ですね
今日は病棟もこころなしか静か。
午前中、個室に移れるとのニュース
1番気がかりだった時期をなんとか乗り越え
今からだと少しもったいないかなーと思いながらも、せっかくなのでまずは移動
(後々、このタイミングで良かったと思いました♩)
理学療法士さんとのリハビリは、この日から始まって
そろりそろりでしたが、思いのほか歩けました
そして、尿管も抜きますよと
尿管は「息を吐いてー、はい抜けましたよ」とすんなり。
新しい下着に履き替え、
マスク下のお口周りのネバネバ汚れを ぬぇばぁーーーと拭き取り
(白い粘膜みたいなものが・・・すごかったんです)
お鼻の中のお掃除もついでにしてみると
なんだかすんごく、とてつもないスッキリ感
本当、一気に生き返ったような感覚
麻酔の影響で尿管を抜いたあと、おしっこが出づらいことがあるとのこと。
ちゃんと出ました
けれど出しきる時、臓器がギュッと絞られる感じで痛い…
これが毎回となるとつらいなぁ
そして、このタイミングで生理がきた
手術日を調整する時から懸念していたこと。
なんとか自分で動けるタイミングで良かった。。。
予測しながら入院グッズとして準備した、初めてのショーツタイプのナプキン。
これ、良かったです!!!
(…尿管あたりから赤裸々すぎてすみません笑)
安心感もあるし、生理中そして術後の敏感になっているお肌にも優しい
紙ショーツなので使用後はサイドを破って脱ぐことができて、
そのまま捨てられます
素晴らしい商品を開発していただいてありがとうございます
そしてそして、ガスもでました
朝昼夜、毎日、看護師さんに「ガスでました?」と聞かれていましたが…
私の腸もやっと目を覚ましたようです
ふと
主治医がT先生じゃなくなっていることに気がつく。笑
入院初日に「僕も明日一緒に入ります」とご挨拶にきてくれたN先生なんだ
そうですよね
T先生は肝胆膵外科の部長さん
手術日を決める時も、この期間は学会で不在で…とのお話もあったし
日々、不安を抱える多くの患者さんを最前線で診察してらっしゃる
N先生も肝胆膵外科医長さんで、とても親身になってくださるし
T先生は、それでもよくお顔を見せてくださるし
私はT先生に手術を大成功させてもらえただけで大満足
でもこの病院…
他にも消化器内科の担当の先生、看護師さんから理学療法士さん、
検査技師さん、事務員さん、、、
接する人、誰もが本当に優しくて温かくて感じが良くて
T先生との出逢いをはじめ、病院のイメージがガラリと変わるほどでした
術後2日目、お昼から食事が出ました
「膵 極軟菜食」と書かれたお食事で、主食は五分粥でした。
食べられるのか半信半疑しつつも、少しずついただく。
液体さえもよく噛んで。
どれもほんのひと口つけるだけで、ほぼ食べられませんでしたが口に運びました。
そして夕方。
もこもこもこ…とした、あの感覚。
ついに便が出たー
絶対、手術前に下剤で促したやつ!!
勝手に出てなくてよかったーーー笑
腸にも元気が戻ってきてる。
看護師さんに報告したら、いいねの嵐
まだヨタヨタだけれど、少しずつ快復しているのがわかる。
傷口を見ていただくと
どうやらテープかぶれによる水泡(みずぶくれ)ができちゃっているとのこと
まだ割れてはいないけれど、痛くなるかも…と
この日、せっかくの個室初の夜なのに身体が安定しなくて全く眠れず。
看護師さんに横向き体勢にしてもらったのですが(肩の位置は大丈夫でした笑)
しばらくすると、なんだか胸がむかむかしてきてしまって
点滴から吐き気止めを追い注入していただきました。
それでも眠れず
時計と窓の外を見ながら朝焼けをひたすら待つ、長い長い夜でした。
▼術後初ごはん(昼・夕)
▼肌ざわり良く包み込んでくれます!とても安心感がありました!