●7月12日(金)

 

手術日翌日。

 

せん妄のような状態は、明け方と共に和らいでいきました。

もうほとんど、自分がどのような場所にいて

どんな状態なのか、把握ができる。

 

そして、痛い。

とてつもなく痛い。

 

肩が昇天

 

 

昨夜同様、腹部の痛みは硬膜外麻酔のおかげで、ほぼ感じない。

痛くなるのが怖くて、夜中、何度もPCA装置を押したのもあるのかなグッ

 

 

朝、先生方の回診があり、寝たままレントゲンとエコー検査。

 

ベッド上で専用の板に挟まれてレントゲン。

 

エコーは傷口付近にむぎゅむぎゅ押し込みながら診察。

いたい・・・無気力

 

おなかの中での膵液漏れは現時点では確認されず、綺麗とのこと。

ほっイエローハーツ

ただ少し、ドレーンから流れ出る膵液が多いかな?と…

 

改めてT先生から

「昨日は長時間お疲れ様でした。脾臓も残せたから安心してね。

 その分、時間は長くなっちゃったけど。脾臓に血流も確認できてるし大丈夫。

 おなかの中の状態もいいからね。」とお声かけ。

 

神・・・泣き笑い飛び出すハート

本当に本当に本当にありがとうございます!!!

脾臓が残った。夢じゃなかったんだ。

 

T先生、第一印象から決めてました目がハート

貴方におまかせして本当に良かったですーーーーーキラキラ

 

そして、手術日を迎えるまでに掛けていただいた励ましの言葉や

祈ってくれていた、想いを寄せてくれていた方々の顔を思い浮かべながら

今は亡きおじいちゃんおばあちゃん、ご先祖様…

御守りとして頂いた神様仏様からのパワーを感じながら

たくさんの力に守られて

無事、しかも最高の形で手術を終えられたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

 

お昼前には手術着からパジャマに着替えさせてくださり

下着も、もうこの段階でおむつから普通の下着にお着替えあんぐり

尿管はついたままでした虹

 

お水も飲んでOKだと

ゆっくり、ゆっくり、いただきました。

 

一般病棟用のベッドへスライド移動気づき

身体にはなんの衝撃も痛みもなくスムーズでしたスター 感謝感謝グリーンハーツ

ICUから一般病棟へはエレベーター移動のため、マスク装着。

 

「今日はきっと歩き始めることになると思うから、がんばってくださいね!」

と看護師さんグラサンハート

 

本気、ですよね・・・

「ははは…」と乾いた笑いの相槌が精いっぱい泣き笑い

噂には聞いていましたが、その試練ももれなくやってくるようで。

 

個室がまだ空いていないため、手術前にいた4名部屋に帰還。

 

 

その後、しばらくすると外科のN先生がやってきて

「今日は歩いてもらうつもりだったけれど、ちょっと大事を取って

 今日だけ1日ベッド上で安静にしていてくださいね。

 でも念のためで、問題はないから安心してゆっくりしてくださいクローバー」と。

 

この身体で歩くことなんて想像できなかったので、少しほっとしつつ、

でも歩く練習をする方がほとんどなのに、それができないとは・・・

安心したような、残念なような、

大丈夫とはおっしゃるけれど…少しだけ不安なような。

 

まぁ仕方ないよね、大事を取ってだからー

考えても仕方ないので、とにかく今日は安静にふとん1

 

家族も面会にきてくれる予定だったけれど

コロナの影響で大部屋での面会はできない時期。(談話室か個室ならOKでした)

5分くらいなら…と看護師さんが教えてくださいましたが

自分自身もそれどころでもないので、面会は明日以降に。

 

LINEはなんとかできたので、その旨を母に連絡。

すると、すでにT先生からもお電話があったようニコニコ

 

理学療法士さんも覗きにきてくださり、また明日からがんばりましょう!と。

 

 

ただただ、眠るだけの1日。

 

たまに水を飲んで

目覚める度に時間を確認してPCA装置を押す。

 

 

そして、手術前夜同様

お隣のおばあちゃん①②の看護師さんとのやりとりと咳を聞きながら大あくび

 

 

▼家族や親友、職場の方からいただいた御守りたち。

入院期間中はずっと身に着けていました。不思議と大丈夫な気がしてくる!