術後、後追いで始めたブログなので
早々にリアルタイムに追いつくためにも、まずは入院日以降の事から
なぜ腫瘍が見つかったのか
入院日を迎えるまでの出来事は、また後々綴りたいと思います。
私の手術日は、2024年7月11日(木)に決定しました
罹っていた病院は、手術日前日の午後から入院手続きとのこと。
当日シャワーが混み合うかもしれないから
お風呂はご自宅で入ってきてくださいねとのお話でした。
●7月10日(水)
朝から家族で氏神神社さんへお詣り。
(もうできる限りいろいろなパワーをお借りしたい心境…)
茅の輪(※)が設置されていて、この時期の参拝は初めてだったので
生で見たのも初めて
八の字にくぐって抜け、続けていつものお詣り。
ご利益アップな気がしてちょっと得した気分でした♡笑
手水舎にも夏らしい風鈴がたくさんつけられていて、ザァーっと一気に風が吹くと
とても綺麗な音で癒してくれました
そして母に「病気怪我快復御守」を贈ってもらいました!
厄除け等の御守りって人からいただく方が効果がアップするとか…?!
入院前に会った友人から、たまたまそんなお話を聞いて
出発までの時間も限られていたので
急いで帰宅して念入りにお風呂。
お昼ごはんを食べて、お仏壇に手を合わせて、いざ出発!!!
13:30入院手続き。
手続き前に院内コンビニで必要準備物のおむつを購入。
ドラッグストアだと大容量入りしか取り扱っていないところが多いので
院内で1枚単位で買えたのはありがたかったです
入院前、周りの手術経験者数名から個室推しをされて
お部屋は個室希望を出しました。
…が、入院のタイミングでは空いておらず4名部屋にご案内~
ま、割とどこでも寝られるタイプだし大丈夫!
だと思っていたのですが
この夜、その意味を理解することに…笑
お部屋に入ってからは
可愛い看護師さんが「本日担当します○○です。下のお名前同じです♩」と
ご挨拶してくださってほっこり
その後は、とにかく直前検査!検査!検査!そして準備!
ご挨拶!ご挨拶!ご挨拶!…
怒涛のように過ぎていきました。。。
採血、血圧、検温、酸素濃度、血糖値測定
口腔内洗浄、おへそのおそうじ
リハビリ担当の理学療法士さんとの軽いお散歩とその後の血圧や酸素濃度測定
麻酔科の先生、一緒に手術に入ってくださる外科の先生、消化器内科の先生等々…
あ、コロナの検査もしました。
お鼻ぐりぐりのやつです
いろんな検査しましたけど、私、これが一番嫌かもしれない。。。
術前であることと、感染者と濃厚接触してしまったこともあったからか
過去イチぐりぐりが強くて長くて…苦しくて勝手に涙がぽろぽろ
数分後、陰性結果の報告を受けてひと安心
ICUの看護師さんも来てくださり、身体の肉付きの確認。笑
「長時間同じ姿勢になるからねー、お肌が弱いとかはない?」と聞いてくださり
たまに荷物を持つと内出血することがあると念のため伝えると
お肌に負担が大きくなく優しいものを用意しておくとのこと
そんなところまで気を配って手術の準備をしてくれるんだと感動…
18:00前、主治医のT先生がご挨拶に来てくださって
「今やっと外来終わったよー、遅くなってごめんなさい」と。
お疲れさまです
このT先生との出逢いこそ、私に迷いなく「手術を受けよう!」と思わせてくれた
きっかけでした。
とても丁寧に目を見て説明をしてくださる、人情味のある素敵な先生なのです
今回の手術は「ロボット支援下膵体尾部切除術」というもの。
大きく開腹するのではなく、おなかを膨らませて8ヵ所程の穴から施術される。
膵臓の尾の部分(左側)に6cm弱の「のう胞性腫瘍」があり、それを切除する。
造影CT等の結果、隣の脾臓を圧迫し癒着しているようにも見え
膵臓の体尾部と共に、おそらく脾臓も一緒に摘出になるとのお話だった。
脾臓に繋がる血管なども膵臓に絡みついていて
残そうと無理に剥がすと大量出血に繋がる恐れもあり、非常に危険だと。
安全第一で執り行うため、他にも何かトラブルがあった場合は開腹するとも。
脾臓は免疫を司る大切な臓器。
今は摘出後の対策もあり、他の臓器が役割を補填してくれるとはいえ、
できれば残してほしい。。
そのお話の中で、脾臓の核?を取り除いて
埋め込んだことは過去の経験として何度かありますよと。
副脾として育つ可能性に懸けて埋め込むのだと…!
(このお話はまた改めて詳しく書くつもりです)
前日のご挨拶では、それはどうしますか?と希望の最終確認。
私は少しでも可能性があるならとお願いしました
育つ保証はないけれど、0か1なら1だ!
デメリットもなさそうだったので
手術前最後のお食事は病院で。
21時以降は絶食、お水は当日6時までならOKとのこと。
美味しくいただきましたが、前情報では
きっとこのあと下剤を飲んですべて出すことになるんだろうと思い完食せず。笑
20:00、もれなく下剤が配布されました
血糖値測定と情報通りの下剤を飲み、
翌朝、必ず水を飲みたいから6時前に起こしてくださいと看護師さんにお願いして22:00消灯。
実感がないからなのか、心境は穏やかです。
明日、意識は無いけれど、きっと体力勝負。よく眠れますように。。。
さて夜中。
同室のおばあちゃん①が少し認知症も患われているようで
夜中に身支度をして帰ると言い張る。主人がもう迎えにくるからと。
ご主人は夕方、お見舞いに来ていてまた明日ねーとおっしゃっているのが
聞こえていましたよーーー笑
しばらくして落ち着いたものの、お手洗いに何度もナースコール。
耳が遠いため、看護師さんも声を張らざるを得ない状況。。。
そして同室のおばあちゃん②は大丈夫なのかなと心配になるくらい
ずっと咳き込んでる・・・
もう退院も決まっているそうだけど・・・
そんなこんなで少し寝ては覚め、寝ては覚めした前夜でした
割とどこでも寝られるタイプのはずだったんだけどなぁ笑
無意識に神経も緊張して敏感になっていたのかもしれません。
想定外なこともあるので、気になる方は大事な短期間だけでも個室希望をオススメします
別料金が痛いですけどね…
【※茅の輪くぐり】-------------------------------------------------------------
茅で編んだ直径数メートルの輪をくぐり、心身を清めて厄災を払い
無病息災を祈願する夏越の祓を象徴する行事で
茅の輪は6月25日前後に設置されるとのこと。
茅の輪をくぐると、半年の間に身についた厄災や穢れが落ち
心身が清らかになり、次の半年も無病息災で過ごせるといわれているそうです!