今日もアイデアの出し方の考察で、書いてみようと思います。
前回までは、どちらかというとアイデアを出すヒントというか、元となる素材の見つけ方に近いものが
あったでしょうか?
今日は、どうしてもアイデアを出さなければならない時に、強引にアイデアを絞り出す方法として、
「締め切り」について書こうと思います。
「罪と罰」や、「カラマーゾフの兄弟」で非常に有名なドフトエフスキー。
彼は、かなり無理な締め切りの中で「罪と罰」、「賭博者」などを書いたと言われています。
あまりのスケジュール過密さのため、作品は口述筆記で行われたそうです。
やはり何より驚くのは、あの「罪と罰」ですら、熟考に熟考して生まれた作品ではなく非常に短期間で、
しかもお金に困った末に生まれた作品だということ
(借金を返すために、何本も書かなければならなかったようです。)
それは、ドフトエフスキーが天才だからだろ!
読んでくれている方々は、そうおっしゃるかも知れませんね。
確かに、ドフトエフスキーは天才です。
ただ、締め切りに追われてもいい作品が作れるという発想は、私たちにも共通する事かも知れません。
それは、なぜか?
ここで一つ自分に問いかけてみてください。
アイデアを出す時に、一番時間をかけている部分はどこですか?
それは、「何をアイデアとして出すか?」という部分ではありませんか?
そこさえ決まれば、後は意外と早かったりしませんか?
そう。
きっとそうだと思います。
私たちは、アイデアを出す時に、一番悩むのは「何を」の部分なんです。
しかし、残念ながらアイデアの結果として表に出るのは、「何を」の部分ではなく、
そのアイデアを「どう実行するか?」なんです。
「何を」で悩んでる時というのは、ロスでしかないんですね。
そこで、強引な「締め切り」を与えてやる。コレが効果を発揮してきます。
私たちは、「何をアイデアとして出すか?」と悩むとき、既にいくつかの候補が上がっている事が多いですよね。
まず、その候補が決めきれずに悩む。最適解はどれなのか?と
ただ「締め切り」に追われ、圧倒的に時間がない場合は違います。
一つアイデアの候補浮かんだら、それに進むしかないんです。
悩んでる暇はないんです。
コレが効果を発揮するんですね。
なぜか?
私たちが決めきれずに悩むいくつかの候補は、所詮どんぐりの背比べです。
どれも候補段階では、凄いの良いものなんてなくて、育ててこそ大きくなるものばかりです。
大きな木が、早く欲しいのにいつまでも「種売り場」で、「これはどんな木になるだろう?」と
そっくりの種を並べて悩んでるようなものです。
そんなことより、早く種を決めて育ててやったほうが大きな木になるのは目に見えてます。
人間は、アイデアの種を見つければ、ある程度まで大きくするのは結構得意なものです。
ですから、アイデアを出す時は締め切りを決めてください。
もう少し考えて出てきたアイデアの種が育った木は、この前考えたアイデアの種でも同じくらいの大きさに
なったかもしれません。
だから、もうちょっと待てば。というよりは、今見つけたら、即決定してください。
たとえ、もしダメになっても、また別のものをはじめる時間が残ってるのは、先に行動した方です。
というわけで、強引にアイデアを出す方法としての「締め切り」について書きました。
もっというと、自分を納得させるために時間的に追い込んでしまえ。
という事です。
皆さんも強引に締め切りを作ってみるとよいかもしれませんよ。
またまた長くなってごめんなさい。
では、また明日。