マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング




子育てと食事の関係


~将来を見据えた食育の考え方〜

子育てにおいて、「食事」はただ栄養を摂るだけでなく、将来の生活スタイルや自由度にも関わる大切な要素です。

将来の暮らしに合わせた食育
子どもが将来どう生きたいかによって、食育の方向性も変わってきます。

家から出ない・近くに住む場合

もし子どもが将来も親元で暮らすことを希望するなら、

親の食事を中心に食べさせることが安心です。
遺伝的に合った和食中心の食生活は、身体作りにも負担が少なく、味覚や消化にも優れています。 

世界中で羽ばたく自由を望む場合

一方、子どもが将来遠くの地域や海外に行くことを望むなら、

少し成長した段階で和の食材を使った洋食や各地域の料理にも慣れさせておくことが重要です。
そうすることで、慣れない食べ物を大人になってから食べて体調を崩すリスクを減らすことができます。

多くはその中間の道を歩く

実際には、多くの子どもは「国内や海外、いろいろな地域の間で自由に行き来する」ような生活を選ぶことが多いでしょう。

だからこそ、子どものうちからいろんな地域の食べ物に慣れておくことが大切です。
味や食材に幅を持たせておくことで、将来どこに行っても体調を崩さず、楽しんで食べられる力が育ちます。

どの道を選んでも大丈夫
もちろん、どちらの道を選んでも安心してください。
子どもが親元で安心して暮らす場合も、遠くの地域で暮らす場合も、
「食べる楽しさ」「味覚の幅」「身体の基礎作り」 はどちらでも大切にできます。
ポイントは、成長段階に応じて段階的に食事の幅を広げていくことです。

食育のポイント


食事は将来の生活スタイルに合わせて考える
・小さい頃は身体作りに合った和食中心
・成長に合わせて味や食材の幅を広げる
・高校生くらいからは本格的な調味料や食材に挑戦して、料理のコツを学ぶ

高校生向けクッキングレッスン


:ガレット作り
今回は 高校生が子どものママが参加 です。
 地域的に入手しにくい食材も多いですが、 本格的なガレット作り に挑戦します。

1️⃣ 発想の逆転:日本食風だけど味は違う料理を学ぶ

まず、海外で作られる「見た目は日本食っぽいけど味は全然違う料理」を調べました!
それを 和食らしくするコツ としてまとめました
逆の発想として、今回は フランスらしさを出すコツ も学びます

2️⃣ フランスらしさを出すコツ(今回使う材料で)

材料

生地:そば粉+豆乳
中身:大豆ウインナー、玉ねぎまたはじゃがいも、きのこ、ほうれん草
添え物:人参ラペ

ポイント

1️⃣ 生地
そば粉はふるいにかけて滑らかに仕上がります。
豆乳で作ると軽めなので、少し塩と油を加えるとコクと照りが出ます。
生地は薄く広げ、端がカリッとするとフランス風で本格的です。

2️⃣ 中身
具材は炒めて水分を飛ばす → ガレットがしんなりせず、食感◎
玉ねぎは薄くスライスし、軽く炒めてキャラメリゼ風にすると香りがフランス風
じゃがいもは薄切りにして軽くソテーするとブルターニュ風
ほうれん草は軽くソテーして鮮やかに、ガレットの端に見せると映えます。

3️⃣ 盛り付け・見た目
ガレットは四角く折るか、丸く端を折り込むとフランス風
人参ラペは彩りとして添えます。

4️⃣ 仕上げ
生地に軽く油をひいて焼くと香ばしさアップ
仕上げに黒コショウやハーブ(パセリやタイム)を散らすと香りが本格的です。
豆乳だけでも、塩やコショウで調整すればチーズなしでも味が締まリます。

💡 まとめ

生地は薄く広げて端をカリッと
具材は炒めて水分を飛ばす
玉ねぎはキャラメリゼ、ハーブで香りを補う
添え物(人参ラペなど)で彩りとフランスらしさを演出します。

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ひまわり講話

食べ方は生き方


   ― 東洋の知恵に学ぶ食のこころ ―





1. 人間の食事


私たち人間の食事は、実は進化の過程と深く関わっています。
動物の歯の形や本数を見ると、どんな食べ物に適応して進化してきたかがわかります。
草食動物は、草をすりつぶすための歯が発達しており、前歯も多くあります。
肉食動物は、肉を引き裂くための犬歯(牙)が発達しており、その本数も多いです。
穀物を主に食べる動物は、穀物をすりつぶすための臼歯が発達していて、本数も多くなっています。

では、人間の歯はどうでしょうか。
私たちの歯は全部で32本。内訳は臼歯20本、前歯8本、犬歯4本です。
この割合を比率で表すと、臼歯:前歯:犬歯=5:2:1となります。

つまり、身体が穀物を中心に、植物性食品や動物性食品をバランスよく摂ることに適応して進化してきたことを示しています。

言い換えれば、穀物5:植物性食品2:動物性食品1の割合で食べるのが、私たちの身体に自然な食事といえるのです。

2. 東洋の食事


東洋の伝統的な考え方、特に中医学では、人間も自然の一部として捉えられています。
約5000年にわたる観察の中で、健康でいるための食事のあり方が説かれてきました。

中医学では、病気になってから治すのではなく、病気になる前に食事で整えることが最も重要とされ、これを「上医」と呼びます。

基本の順序は次の通りです。

①穀物

穀物を主に食べる

②野菜と野草

穀物で足りない栄養は野菜や野草で補う

③果物

穀物、野菜野草で不足する栄養は果物で補う

④動物性食品

最後に必要に応じて動物性食品で補う

この順番に沿った食事は、自然のリズムに沿い、身体を無理なく整える知恵です。

3. 日本の食事


日本では昔から「ハレの日」と「ケの日」という考え方で、食事を分けてきました。

ハレの日:お正月や節句、お祭りなど特別な日。

たくさんのごちそうを用意し、家族や地域の人々とともににぎやかに楽しみました。

ケの日:普段の暮らしの日。

基本は一汁一菜や一汁二菜で、少し豪華にする時は一汁三菜が一般的でした。

「一汁二菜」は、主食・主菜・副菜・漬物の構成です。
主食という概念がない国もありますが、日本人にとって炊いたお米は体質的にも合った食べ物でした。

また、昔のごはんは精白された白米ではなく、玄米に近い分づき米が主流でした。
当時は精米技術が発達しておらず、もみ殻を取り除くだけの米しかなく、1分づき〜9分づき、あるいは2分づき〜8分づき程度が一般的だったと考えられています。


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食べ方は生き方


   ― 東洋の知恵に学ぶ食のこころ ―

今回から、食べ方と生き方の関係についての講話でした。



食事を7つのテーマに分けて整理してお話ししました。

7段階の流れ(全体像)


1·人間の食事:進化と歯の形から見る、身体に合った食べ物の比率

2·東洋の食事:中医学の知恵と、病気になる前に整える食事の基本

3·日本の食事:ハレとケの考え方、一汁一菜から一汁三菜まで

4·陰陽の食事と男女の違い:食べ物の性質と体質の関係

5心に合わせた食事:固定観念にとらわれず、心に沿った食べ方


6·社会的・季節的な食のあり方:成長期から高齢期まで、季節と人生に合った食事

7·まとめ食べ方は生き方:全体の整理と、自然と調和する生き方としての食



ブログではシリーズでお伝えしていきますね。

皆さんの食生活、健康に助けになれば幸いです。

長いけれど読んでくださいね。