「印象派 モネからアメリカへ」展を訪れて(上) | 松原湖高原☆風だより

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四季折々の朝風

今朝は、一昨日(31日(水))に

 

訪れた表題の美術展について。

 

かなり長くなったので、

 

上下2回に分ける。

 

 

(パンフレット)

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

つい先日まで上野の森美術館にて

 

開催していた「モネ 連作の情景」展は、

 

遂に行かず仕舞いに終わった。

 

理由は、入場料が余りにも高かったから。

 

   (参考 一般:平日 2800円、

          休日3000円)

 

 

その代わりと言っては何だが、

 

先月27日(土)から東京都美術館にて

 

開催が始まったばかりの

 

表題の美術展に足を運んだ。

 

こちらは、高齢者割引(注)があるので、

 

年金生活者にはありがたい。

 

  (注:一般2000円のところ、

     65歳以上は1500円。)

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

本美術展の正式名称は、

 

印象派 モネからアメリカへ

  ー ウスター美術館所蔵 ー』。

 

ウスター美術館は、アメリカは

 

マサチューセッツ州ウスター市

 

に所在する美術館。

 

ちなみに、ウスター市は、ボストンに

 

次ぐ同州第2の都市らしい。

 

同美術館は、1898年の開館。

 

古代エジプト、古代ギリシャ・ローマの

 

美術から、ヨーロッパやアメリカの

 

絵画・彫刻、世界各地の現代美術まで、

 

およそ40,000点のコレクションを誇る、

 

とのこと。

 

なお、モネの代表的作品である

 

連作『睡蓮』の一つを最初に買い取った

 

美術館だそうな。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

一昨日の9時半過ぎ自宅を出た。

 

大寒にしては暖かい。

 

渋谷にて散髪と早いランチを済ませ、

 

山手線で上野へ向かった。

 

駅を出ると、平日にも関わらず

 

結構な人出。

 

(上野駅公園口にて)

 (注:人が写り込まないように狙った。)

 

 

すぐ右手にある国立西洋美術館は、

 

常設展や「もう一つの19世紀 - ブーグロー、

 

ミレイとアカデミーの画家たち」展を

 

開催中の筈だが、入ってゆく人は

 

少ないようだった。

 

その先少し右に入った国立科学博物館では

 

特別展「和食」を開催中。

 

これには興味があり、機会があれば

 

行ってみたい。

 

国立博物館前の広場は、

 

”JAPAN Hot Cocktail Fair” という

 

イベントを開催中。

 

お酒やおつまみ等を売るお店が

 

多数出店、大いに賑わっていた。

 

 

 

 

更に進むと正面に上野動物園が、

 

そのやや右手寄りに東京都美術館が

 

ある。

 

都美術館に向かう人の数は、

 

動物園に向かう人よりも多かった印象。

 

 

(美術館手前の案内板)

 

 

 

              <つづく>

 

 

 

<参考①> 美術展の概要

 

★ 名称:印象派  モネからアメリカへ

     ーウスター美術館所蔵ー 

★ 見みどころ:

   ① モネ、ルノワール、カサット 名だたる

    画家たちの作品が集結

   ② 海を越えて花開いた”アメリカ印象派”

   ③ 日本初公開!ウスター美術館コレ

    クション

★ 会場:東京都美術館(東京・上野公園)

★ 会期:開催中~4月7日(日)まで

★ チケット:

   一般 @2200

   65歳以上 @1500

   大学生・専門学校生 @1300

   高校生以下 無料

   身体障害者等と付添の方(1名) 無料

★ その他:

   土日・祝日及び4月2日以降は日時指定

   予約制

 

 

<参考②> 展示の構成

 

★ 第1章 伝統への挑戦

 トマス・コール『アルノ川の眺望、

 フィレンツェ近郊』、コンスタンス・

 トロワイヨン『リンゴ採り、ノルマンディー』、

 コロー『幸福の谷』、ドービニー『ヨンス川の

 橋(夕暮れ)』 など11作品。

 

★ 第2章 パリと印象派の画家たち

 ブーダン『工事中のトゥルーヴィルの橋』、

 モネ『税官吏の小屋・荒れた海』、同『睡蓮』、

 セザンヌ『オーヴェールの曲がり道』、

 シスレー『洗濯場』、ピサロ『ルーアンの

 ラクロワ島』、モリゾ『テラスにて』、

 ルノアール『アラブの女』、メアリー・カサット

 『裸の赤ん坊を抱くレーヌ・ルフェーヴル(母と子)』

 チャイルド・ハッサム『花摘み、フランス式

 庭園にて』  など12作品。  

 

★ 第3章 国際的な広がり

 

 ホイッスラー『「バラ色と銀:陶器のための

 姫君」のための習作』、アンデシュ・レオナード・

 ソーン『オパール』、ジョン・シンガー・

 サージェント『コルフ島のオレンジの木々』、

 黒田清輝『落葉』、久米桂一郎『秋景』、

 など18作品。

 

★ 第4章 アメリカの印象派

 

 ウィリアム・メリット・チェイス

 『ウィリアム・クラーク夫人』、フランク・

 ウェストン・ベンソン『ソリティアをする

 少女』、ジョセフ・H・グリーンウッド

 『リンゴ園』、ジョン・ヘンリー・

 トワックマン『滝』、チャイルド・ハッサム

 『コロンバス大通り、雨の日』 

 など13作品。

 

★ 第5章 まだ見ぬ景色を求めて

 

 セザンヌ『「カード遊びをする人々」の

 ための習作』、シニャック『ゴルフ・ジュアン』、

 ブラック『オリーヴの木々』、

 ジョージ・イネス『森の池』、ドワイト・

 ウィリアム・トライオン『秋の入日』、

 デウィット・パーシャル『ハーミット・

 クリーク・キャニオン』 など14作品。

 

 

   (以上、本美術展公式サイト、

    パンフレット、展示作品リストより)

 

 


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Fair内ひと巡りして美術展へこの日の我は団子より花

 

          詠み人:樺風

 

 

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