2024年1月に詠める Vol.1<基本>
ブログ記事に添えたものです。
例によって、今後手直しの
可能性が大です。
なお、必要により見出しを
付けています。
(八ヶ岳遠望)
(2024.01.04撮影。再掲。)
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<<短歌>>
(新年)
元旦はお節と雑煮二日鍋三日はケンチン汁の正月
(渋滞怖い)
乗る前か下りた後かで諍いに強行突破すランチは都内
(文豪ゆかりの温泉地)
今以つて曇るだらうか浜の月一月十七日はもうすぐ
(N響オーチャード定期)
ゆつくりと歩く渋谷の雑踏を背後の杖の音確かめながら
(お題:「消」)
永遠(とこしへ)に見ずに済みさう悪相を黒いニヤリは飯(メシ)不味くする
(Vin blancの心)
ひとり飲むワインは白と決めている白の心はずつと君へと
(YouTube三昧)
今日も見る美形ソリストらの動画「黄金の間」すら放つておいて
マッスルな前腕なのにアナスタシア柔らかさうな胸のふくらみ
皺増えしアンネ=ゾフィーよ今もなほ衰へ無きはエレーヌ・グリモー
目を閉ぢれば妙技が更に飛翔するジャンプ台のごとヒラリーの鼻鬼気迫る力強さと微笑みとヴィヴァルディ弾くジャニーヌ・ヤンセン
際立つて真つすぐどんな動画でもユリア・フィッシャー鼻の稜線
アマゾネスに倣ひたいのと思ふかもハンドクロス時オルガ・シェプスは
オーチャード定期で聴きたいブルッフをシモーネ・ラムスマ
北の明星
【番外】
YOUTUBEに誰か動画を載せて欲し未見のカタリーナ・トロイトラーを
(株トレード)
サーフィンはずつと不得意期待株遅乗り早降り散々な出来
(直下型地震マグニチュード4.8)
如何ほどの本震来こようか開け放ち階下へ走る幸ひにして
<<俳句>>
(正月に)
年明けて大災二つ声も無し
(散歩)
痕跡を雪に残して栗鼠消えぬ
(断酒月の効用)
頬弛み失せてイケメン小正月
(洗車して)
洗濯すワックス袖のセーターを
(ド●ールにて)
席を立つ習慣(ならひ)毎五時日脚伸ぶ
(大寒入り)
投稿を終えて点眼寒の朝
(義母と面会の日に)
寒卵カーテン越しの陽に力
富士見ゆるホームの庭や水仙花
(運転免許返納)
早梅や訪ふ人多し警察署
<以上>