(つづき)
4年前に「上」から見せられたヴィジョンを思い出しました。
森の中を歩いて行くと、道の右側にずらりと白い狐、左側にずらりと黒い狐が並んでいます。その中を進んでいくと、奥に神殿が見えてきます。
神殿は白、黒、白、黒と交互に点滅するように光を放ちます。
白く光った時は白狐が神殿へ入っていき、黒く光った時は、黒狐が入っていきます。
どちらの狐も自分たちの神殿だと思い込んでいますが、本当は全く同じ場所。
神殿の中は宇宙空間になっていて、白狐と黒狐が一緒に飛び交っているのです。
白狐には黒狐が見えません。
黒狐には白狐が見えません。
それぞれ異なる周波数の領域に存在しているため、互いを認識できないのです。
その姿はまるで、あの「集団行動」の体操のよう。
左右から大勢が行進してきても、決してぶつかることなく、スッスッとすれ違っていく――そんな光景を連想させます。
ところが、あるときからすれ違うことができず、ぶつかるようになります。
それは、「歪み」が生じたからです。
先ほどの神殿でいうなら、宇宙空間に小さな裂け目ができて、たまたま黒狐の一匹が、白狐の世界を見てしまう……。
黒狐は、自分たちとは異なる周波数が存在することに気がつくのです。
ひとりが気づくと、あの「百匹目のサル現象」みたいに一気に広がっていく。
たくさんの黒狐がそのことに意識を向けるようになり、「別の周波数がある」という認識が生まれます。
こうして裂け目は広がり、これまでの「秩序」が崩壊していくのです。
なるほどなあ。
空に向かって、「なぜ陰陽に歪みが生じたの?」と尋ねると、降ってきた言葉は「経年劣化」。
思わず笑いそうになりました。
ええっと、これはどうすればいいのかな?
白黒の二つの小さい丸をぎゅううっ…と強く締め直すと、エネルギーの漏れが止まりました。
しばらく空を見ていると、さっきまでぶつかり合いながら右往左往していた行進者たちが再び、スッスッとすれ違いながら歩き始めました。
これで大丈夫そう。
黒いモヤの原因はほかにもあるのかな?
すると、黒狐と白狐が互いの存在に気づき、「あっちの世界を見てみたいなぁ」という「想い」を抱いたことで、「黒と白を繋ぐ架け橋」が作り出されているのが見えました。
まさに「想い」が現実を創っているのです。
橋をバラバラに崩し、光の粒子に戻します。
これで完了のようです
3日ぐらい前から急に気になって来てみたら、何かを授かるのかと思いきや、な~んだ、浄化だったのね。
……と思ったら、「マサコ、いろんな人がこういうこと、やってるよ」ってメッセージがきました。
だろうな~。
きっと古今東西、さまざまな人達がなんらかの形で「浄化」をやってきたんだろうなあ。
私が知らなかっただけで。
さて、その後、本殿に参拝してお預かりしたのは、「金の玉」でした。
帰り道、氏神様に届けに行くと、玉は、すうっとご神鏡に吸い込まれ、鏡の中でくるくると回りながら曇りを拭い去り、最後に統合されました。
鏡もまた、お疲れだったのかもしれません。
今日も不思議な1日でした。
半信半疑だけど。笑
妄想ごっこをしているんだろうか?と思ったり。
でも、ま、面白いから、いっか!!
……って。