そうそう、忘れていました!
「すっごくいい話だから、ぜひブログに書かせて!」とお願いして、ご本人から了承を得ていたのに。
なにしろ、毎日毎日ミラクルが起こるので、記録しようと思っても、ブログが追いつかない…笑
これは、先日、公園での屋外講座の日の話です。
★このときの記事
この日の朝、外での講座を希望していた「ちーさん」からキャンセルの連絡がありました。
腰痛に加え、立ちくらみ・動悸・頭痛の症状とのこと。
ちーさんのLINE。
「気圧・体内の水分コントロールが上手くいかない季節に加えて、先一昨日、ネガティブエネルギーを大量に浴び、中庸に戻すまでの二日間、すごい脳みそと精神をフル稼働させたので疲れが出たのだと思います」
そのネガティブエネルギーを大量に浴びた出来事は、職場で起きたそうです。
以下はちーさんの記録。
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【Aさんの生きているパラレルへ足を踏み入れそうになった話】
20日、火曜日。
新人のBさん(50代)に対して、教育係の先輩Aさん(60代)が、私も一緒にいる部屋で5時間怒り狂っていた。
Aさんの怒りのエネルギーを浴び、自分の中に持っている怒りが目を覚ます。
(空間を汚すな! 他人をサンドバッグにするな!「怒鳴っちゃってすいませんね」って私に言うけど、それってBさんへの攻撃は自己肯定してますよね?
Bさんに「50代にもなって、そんなこともわかんねーのか!」って言うけど、お前はアンガーマネジメントも出来ずに、その概念に気付くことすらなく、60代まで何考えて生きてきたんだよ!)
1年半前。新人研修を経て、私の仕事デビューの日、先輩として同行したのがAさんだった。緊張でガチガチなのに、Aさんの気遣いのないキツい言い方に、仕事が終わるころにはフラフラになり、会社に戻ってきたら緊張の糸が切れて、陰に隠れて泣いた。
別の先輩が慰めてくれ、なんとか涙を引っ込めて自分の席に戻ると、Aさんが「今日は疲れましたか?」と声を掛けてきた。
その一言で、「あー、この人は他人の緊張も、自分の発した言動で他人が萎縮してしまうことも、私がいま泣いていたことも、ぜーんぶ分からないんだ!つまり、悪意とかないんだ!」と瞬時に理解した。
そしたら、自分が泣いていることが可笑しくなった。
私はなんで泣いていたんだろう?と自分に問いかけた。
そんな言い方しなくてもいいのに、と相手が気遣ってくれないことへの悲しさか。
これは被害者意識か…
これまでの概念が通用しない『Aさん』というジャンルをインストールして、他人軸で感情を揺さぶられることの無意味さに気付く。
今では周りから『猛獣(Aさん)使い』と言われるほど、Aさんとは良好な関係が築けている。
……という経緯があったが、Bさんへの罵倒を聞き、あの私の初日のことがフラッシュバックした。よく自分、あれを許したな〜、と思いながら、久しぶりに湧いてくる怒りをひとまず棚卸し。
今度また私の前で怒りを撒き散らすようなことをしたら、その時はただではおかない! この棚卸しした怒りの武器を磨きあげておいて、戦いの準備だ!
と思っていたのが、翌21日、水曜日。
22日、木曜日。
2日ぶりにAさんと仕事で同行。
朝、身支度をしているときにぐるぐると思いが巡る。
なんか怒ってるの、疲れちゃったな〜。
怒りには怒りを、ってAさんの土俵じゃない?
怒りがコントロール出来ないのはAさんの問題であって、私の問題じゃなくない?
そもそも私の怒りってなに?
この一年半で築いてきた私の世界を汚されたこと?
それって被害者意識?
私は被害者じゃないよ。
私の世界は変わらない。
そうか!私の世界じゃない!
Aさんのパラレルで私の世界を見てしまっていたんだ!
そして、自分で気付けたということは、パラレルの移行は自分の自由意志ということ。
外的要因から引き摺られるものではない。
『揺さぶり』は起きるが、そのことによって得られる気づきがシナリオ。操縦桿は他者に任せてはいけない。
いざ一緒に出掛けてみたら、一昨日のことはどこへやら?
いつも通り平穏に、おしゃべりして笑って。
Bさんの話題にもなったが、感情的にもならず。「あはは!そーゆー人だよね」って。
おかえり!私の世界!
Aさん、また気づきをありがとう!
AさんはAさんの世界を生きてくれ!
私の世界にいる時は楽しくやろうではないか!
ちーちゃんおつかれ!
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なんか、すごくないですか?
まだ講座を始めて2か月ですよ?
さらに!
(つづく)
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