さて、そのミクさんの不思議な人生のシナリオ。
先日、今住んでいる場所にまつわる話をしたときのことです。
私はもともと田舎育ちで、田舎が大好き。
できることなら、自然に囲まれた場所で自給自足生活をしたいと思っているくらいなのですが……
意に反して、今はなぜか都心に住んでいます。
そして、その場所は15年前、「上」が伝えてきた場所なのです。
当時、住んでいた家を急に出なければならなくなり、途方に暮れていたころのこと。
仕事で移動中、駅のホームで電車を待ちながら、「私はどこに住むんだろう?」とぼんやり考えていたら……
その瞬間、目の前に漢字3文字が〇〇〇と現れたのです。
ええっ、〇〇〇?
そんな都心に住めるはずがないわ!
結局、別の場所に物件を借りました。
それから、相棒だったワンちゃんが亡くなり、子どもが自立して家を出るなどして、10年が経ち、再び新たな住まいを探さなければならなくなったとき、(「上」から)呼ばれたのが、今住んでいる場所なのです。
手続きの際、「あれ? これって10年前に、あの駅で見せられた町名だわ!」と気づき、驚きました。
そうか、あのとき、「私はどこに住むんだろう?」と問いかけたので、10年後に住むことになる場所が降ってきたのでしょう。
潜在意識には時間の概念がありませんから。
もし「次に住む場所は?」と考えていたら、違う答えが降りてきたかもしれません。
という話をミクさんにしたところ、「それを聞いて、私も思い出したことがあります」と。
20年以上前、ミクさんがニュージーランドに滞在していたころ、ある霊能者から「あなたにはいくつかの”片づけ”がある。そのうちのひとつは、片づけるのに20年近くかかるでしょう」と言われたそうです。
それを聞いて、「あっ!」と青ざめた私。
私:ミクさん、それって……
ミク:(ニコニコ笑いながら)それが何だったのか、いまだにわからないんですけどね~
私:それって、“あの彼”のことじゃない?
「片付け」って、「清算」のことだと思う。
9年前、ミクさんが私の講座にいらしたとき、彼女は片思いの彼のことで悩んでいました。
今回、再受講に来られた際、「実は好きになったのはもっと前で、15年くらい忘れられなかったんですよ」と言っていました。
出会いはさらにその4年前だったそうなので、通算で19年!
ミク:あ……! わ~、鳥肌鳥肌、全身鳥肌!
ミクさんとは、本当に不思議なご縁です。
9年前に講座にいらした頃、私はヒプノセラピーを改良した解放のツール、「ミラクルセラピー」を教えていました。
その後、様々な生徒さんがやってきて、私と生徒さんたちのガイドから宇宙の仕組みや人生の仕組み、波動や量子力学に至るまでたくさんのことを教えてもらいました。
ミクさんと再会したのは3年前です。
そう、リカちゃん、カオさんと第1回目「ミラクルズ」をスタートした時です。
このときの目的地は、高尾山でした。
高尾山に詳しいミキさんのことを思い出し、声をかけて4人で一緒に登ることに。
急な山道を登りながら、ミクさんが「まだ彼のことが頭から離れないんです」と話していたとき、ふと、彼女と彼の大きな過去世が浮かびました。
「これ……言っていいのかな?」とためらいながらも、伝えたところ、ミクさんは号泣。
でも、それをきっかけに、彼への想いは少しずつ薄れていったそうです。
今では「なんであんなに執着していたんだろう」と言っていますが、20年近くを費やす「清算」ってすごいし、ニュージーランドで聞いた預言は、見事に的中していたことになります。
今回、私が断捨離に押しかけたのは、この「清算」が終わったからだと思います。
ミクさんの持ち物ひとつひとつに、彼女自身のエネルギーが宿っています。
それらのエネルギーを断捨離することで、ミクさん自身をリセットし、次のステージへと進むため。
私は、そのお手伝いに行ったのだと感じました。
「ミッションコンプリート」と言われた通り、生徒さんたちの清算も次々に完了しています。
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