「無念な魂たち」の救済に涙した日(1) | 聖なる樹のセラピー日記

聖なる樹のセラピー日記

こんな面白いこと、だまってられない!

過去世を書き換えると、
人生が変わる!
楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

さて、今回7人が集合した際に聞かれたことのひとつが、「今までで、一番印象的だった過去世は?」というもの。

 

 

たくさんあるのですが…

ふと浮かんだのは、降霊術師の過去世です。

 

 

★そのときの記事

 

 

一部転載します。

 

 

2年ほど前、「1day講座」にいらしたAさん。

 

 

ヒプノを受けたことがあるとおっしゃったので、

「その時どんなふうに見えましたか?」と聞くと、

「イメージが見えると言うよりも入り込んでくるんです。入ってきて、イタコのようになるんです」と。

 

 

「入ってくる」の意味がよくわからないまま、講座をスタートし、潜在意識を視るためのイーメージング練習になると…。

 

 

Aさんが、イメージを思うように見ることができないと言います。

 

 

A:間違ったらどうしようと。間違うことにとても恐怖がある。

 

 

私:「正しいイメージ」なんてないから、視えたままを言ってくれれば大丈夫ですよ。

 

 

A:でも、間違うのがこわい

 

 

私:ふうん? それ、なんだろう?

ヒプノを受けたときは何かヴィジョンが見えましたか?

 

 

A:降霊をやっている人が出てきました。生き埋めにされたんです。

 

 

そのとき。

床に描いた円の真ん中に立つ魔術師が見えました。降霊を行っているようです。その周囲をぐるりと取り囲むように人々が座り、見つめています。

 

 

でも、何か大変なことが起こったようです。

失敗したのかな? 

それで生き埋めにされたのかな?

 


「間違ったらどうしよう」という恐怖心は、この過去世から来ているんだわ。

 

 

このときはまだAさんの過去世だと思い込んでいました。

 

 

イメージング練習を中断して、先にこの過去世を解放することにしました。

 

 

エンプティーチェアでやってみようと思い、Aさんの向かい側に椅子を置き、魔術師をイメージしてもらいます。

 

聖なる樹

 

 

その魔術師に、「あなたはAさんの過去世の人?」と聞くと、突然、頭や両腕をゆらゆらと揺らし始めたかと思うと、全身を小刻みにぶるぶると震わせ、

「私は間違ってない! わたしは……ちゃんと視た!」

と泣き叫び始めたのです。

 

 

まるで何かに取り憑かれたのようです。

さきほどまでのAさんではありません。

 

 

そして、このあと大変なことになりました!

 

 

 

 

(Aさんに入り込んでいる魔術師が)ぶるぶると震えながら、

「私は…私は……ちゃんと視た!」

 

 

気が狂ったように「おおおっ」と背中を丸めて泣いたり、私に取りすがって、「助けてください、助けてください!」と叫んだり。

 

 

魔術師:わ、わたしは……間違って…いない、私は……ちゃんと…やった…。

 

 

ぶるぶると体を震わせ、大声で泣き叫んでいます。

 

 

ああ、やっぱりさっき視えたヴィジョンの通りなんだわ。

ちゃんと降霊できたのに何かが起きて、この人は生き埋めにされたんだわ。

だから、自分はちゃんと視たのに!と訴えているのでしょう。

 

 

魔術師:はや…く、はやく…。わた…しは…ちゃんと……やった。

 

 

大きな目に涙をいっぱいに溜めて、私に取りすがってきます。

 

 

「分りました、分りました。ちゃんと解放するから」

そう言って背中をとんとん叩きながら、レイキの光を入れますが、効果があるのかないのか、ぶるぶると大きく震え続けています。

 

 

私:えっと、視るね。あ、やっぱり降霊している。

(先ほどの、床に大きな円を描いて降霊している場面が視えます)

ええっと、何があったのかな…。

皆があなたの周りに円陣を描くように座って見ている。

 

 

すると、魔術師が突然、椅子から転げ落ちるように床に突っ伏し、号泣しながら、「わたしは…わ……わたしは……ちゃんと…やった…」

 


私:うんうん、あなたはちゃんとやった。待って、解放するから。えっと…

 

 

魔術師は横にごろんと転がり、膝を抱え、エビのように背中を丸めてぶるぶると揺れ続けながら、

「はやく…はやくここから……はやく…出してくれ……」

とわめくのです。

 


ああ、これ、埋められたときの姿勢なのでしょう。

体をくの字に曲げた上体で両手足を紐で縛られ、生き埋めにされたのです。



過去世を視ようとするのですが、

「はやく…はやく……助けてくれ!」

と、のたうち回り、大声で泣きわめくので集中できません。

 

 

暴れ回るとまではいきませんが、じっとしていられないのでしょう。

 


「まあまあ」と肩をとんとん叩きながら、

「ちゃんと解放するから、静かにしてね。大丈夫だから」

 

 

それでも、「はやく……はやく! 助けて……」と号泣しながら、「わ……わたしは……まちがって……いない!」

 

 

次の瞬間、ぱっと上体を起こしたかと思うと、かあっと目を見開いて、私を睨みつけました。

これはもうAさんの目ではありません。
当時の魔術師の目です。

 

 

ぞっとしました。

こわかったからではありません。

魔術師の「目」が、死に物狂いで真剣に訴えていたからです。

 

 

Aさんの目の奥に、魔術師の目が視えます。

涙でいっぱいの、その目の奥から、言いようのない悲しみや絶望感や怒りが、私の胸になだれ込んできました。

 

 

私:(驚きながら)わかったわかった。私が解放できるのね?

 

 

魔術師:だから……頼んでいる……。

 

 

荒い呼吸をしながら、血走った目で私を見ています。

 

 

私:(は? なんかちょっと上から目線? まあ、いいや)

えっと、視るから静かにしてね。ちょっと落ち着いてね。でないと、気が散ってリーディングに集中できないから。


 

リーディングを続けます。


(つづく)

 

 

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