(つづき)
N子:そういえば、この間の新年会のときに「人間は嫌い」って言ってたでしょう?
★そのときの記事
N子:なんで人間が嫌いなんだろうと思っていたら、明け方に夢を見たんです。
玉がたくさん出てきたんだけど、どうも、それが人間みたいで。
玉を開けると、中が黒くてドロドロしていて、(わー、汚い、やだやだ)って。
人間が嫌いなのは、開けたら中が汚いからなんだと思った。
N子:開けなければ綺麗というか、自分が我慢できる範囲だから、外側だけをふわっと触っていればいいかなとも思ったんだけど。
どうしたらいいんだろう?と思いながら玉を開けたら、今度は玉の中に「しるし」があることに気付いた。
N子:ああ、そうなんだ、私がやるべきものはちゃんとわかるようになっているんだって。
で、一個一個玉を開けながら、これは私がしなきゃいけない、これは別の「しるし」だから、他の人がやるんだ、だから私はやらなくていいんだと分別していった。
私:N子さんがやらなくてはいけないものは、みんな同じ「しるし」なの?
N子:夢の中ではそれだけだったんだけど、今日講座に来る電車の中で夢を反芻しながら、ああ、そう、「しるし」がついてるよね、夢の中でこれ見たよねと思ったら、その「しるし」が「M(エム)」に見えて、なんでMなんだろう?って。
私のイニシャルは「N」なのにって。
私:それ、「マサコ」の「M」では?
私と一緒にやることになっているのでは? 笑
N子さんはいつもニコニコと笑顔で人当たりもソフトなのですが、人の内面・本質を見ようとせず、うわべだけに視点を向けているのを不思議に思っていました。
その理由もここからきていたのかもしれません。
*そのことについても、一週間後にこんな話を聞きました。
N子:過去世が出てきました。
ヨーロッパの昔の貴族の女の人で、泣いてるんです。
なんで泣いてるの?って聞いたら、「笑顔で戦うのが当たり前だった。夫や子供や家のために社交界で笑顔で戦ってきた。一生懸命頑張ったのに、それがいけなかったの?」って。
笑顔で隙を見せない、そんな生き方をしてきたのにって。
N子:で、解放しました。
解放ではマリーアントワネットのように、自分の秘密の家を持っていて、そこではとてもダラダラと過ごしていた。
それでバランスが取れていた。
(つづく)
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