さて、話は前後しますが、10月20日の餃子パーティの続きです。
★この記事のつづき
〈10月20日の餃子パーティでの出来事⑤〉
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この日、お昼に始まった餃子パーティーは、例のごとく終電で帰る生徒さんたちもいて、23時半ぐらいまで、実に12時間近くも続きました。
雑談をする間もなく、ず~っと解放ばかり。笑
その最後の解放は、カオさんのご実家の「血筋解放」です。
カオさんの母方のご実家「○○家」の解放となりました。
いきなり凄惨な光景が視えました。
私:ひとりの男性。田畑を掘って殺した人を埋めている。
自分の所有する田畑を広げるために、近所の人たちを殺して埋めている。その人たちは行方不明になったことになっている。
男性はその田畑を全部奪い、自分の土地を広げていっている。
カオ:そういえば、昔は実家の土地はすごく広かったって聞いている。他人の土地を通らずに駅まで行けるほどだったって。
私:あるとき、事件が起こる。男性の娘が殺された。
彼の行為を見るに見かねた複数の人たちが、復讐のためにその事件を起こした。
私:彼は改心するどころか怒りを募らせ、人でなしのように片っ端から周りの人を殺していく。
そのうち殺すのが面倒になって、斧で片足だけとか、片腕だけとかを切り落としている。
そうやって体を不自由にして、田畑の仕事ができないようにしている。
私:彼はいつも寝込みを襲うので、目撃者がおらず、皆には犯人がわからない。
きっと彼が犯人だとみんな思っているけど、追求しても本人は否定し続ける。
私:体が不自由になって働けなくなった人たちの田畑も自分の所有にしているけど、そこで収穫した作物のうち、最低限食べるのに必要な分だけは本人たちに渡している。
私:殺した人たちを自分の土地に埋めていたので、その土地で育った作物を食べることで、一族の血がどんどん汚れていった。
私:ある時、親戚のひとりが役人に密告する
役人が事情を聞きに来たけど、賄賂を渡して事なきを得る。
私:役人のお咎めを逃れたけど、皆の不満が募り、絶対にあいつが犯人だと、ある時、村人たちが男性に詰め寄る。
逃げ場を失った彼は、皆に殺されるぐらいならと、妻と共に自ら命を絶つ。
書き換えを見ます。
私:役人に賄賂を送って事なきを得るまで同じ。
その後、殺された娘が夢に現れるようになる。
母親の夢にも、父親の夢にも。
夢の中の娘の顔は、父親が人を殺すときの人でなしの顔になっている。
小刀を手に持ち、無表情で自分の体をグサグサと刺し、血まみれになっていく。
まるで父親が人々を刺したり、斧で傷つけたりしたのを再現して見せるかのように。
父親が傷つけた人たちは、娘の横に一列に並んでいる。
来る日も来る日も夢の中で同じことが繰り返される。
娘が己の体をグサグサと刺して血まみれになっていくのは、まさに地獄絵図。
もう許してくれ、勘弁してくれ。
父親と母親はその姿を見て涙を流し、深く反省する。
その後、男性はすべての田畑を元の持ち主に返す。
そして、犯人は自分だ、申し訳なかったと詫び、自分たちの家土地もみんなに使ってくれと差し出す。
男性と妻は死ぬつもりでいたが、田畑を全て返却し終わった日、白い着物を着た娘が夢に現れ、「私が導く場所に来てください」と言う。
それは山の奥深い場所だった。
ふたりは殺めてしまった遺体を掘り起こし、すでに白骨化していた骨を集め、お墓を作った。
細々と自給自足をしながら人生が終わるまで弔い続けた。
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書き換えはこれで終わったのですが、その後、不思議な出来事が起きました。
翌朝、カオさんに1本の電話が入りました。
母方のおじさんからです。
仕事で上京しているので、少しだけ会えないかとの内容だったそうです。
たまに帰省したときくらいにしか会うことはないので、突然電話がかかってきて、カオさんは驚いたそうです。
しかも、出張で毎月東京に来ているのに、今回に限って電話をしてきたのだそう。
実はさきほどの過去世の男性は、このおじさんに転生しているのです。
私:きっと、(魂レベルで)カオさんに解放のお礼を言いたかったんだろうね。
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これまでのように、ひとりの人の過去世の出来事を視て、当時の感情を解放したとしても、それとは別に古い先祖まで遡っていくと、その血は脈々と子孫に受け継がれているわけです。
その「血筋の解放」が必要ということでしょうか。
このような解放が始まったのは10月になってからです。
(つづく)
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