(つづき)
当時の生徒Hさんから、
「気になることがあるからリーディングして欲しい」というLINEがきました。
聞けば、1年位前から「金縛り」にあっている、それも決まって夜中の3時半過ぎに起こるというのです。
しかも2日前の金縛りのときは、女性の声で、「ℒℱ℄ℂℓℳℤℰ・・・・・・」
と意味不明の言葉を長々と告げられた言います。
頭の中にダイレクトに入ってくるので、
「聞いてはいけない!」
とシャットアウトしたけれど、一体何が起きているのでしょう?と。
リーディングをしてみると……。
白い着物を着た、長い黒髪の女性が現われました。
一瞬怖い顔に見えたのですが、呼吸を整えなおしてよく視ると、無表情にも視えます。
そして、「伝えたいことがある」と言います。
Hさんに直接伝えたいようなので、電話をかけて私がHさんを誘導し、本人に視てもらいました。
すると……。
どうやらHさんは生まれる前に、「今生ではこれをやろう!」と
決めてきたことがあるようです。
ところが、機が熟したにも関わらず、なかなか腰を上げようとしない。
そのことに業を煮やした女性がHさんの背中を押すべくやってきたようなのです。
ふたりで対話をしてもらって一件落着となったのですが……。
そのあと、ふと私がこう言ったのです。
「今度は私を誘導して? 何か今見るべきものがあるかしら」
誘導ではよく「森の風景」を使います。
Hさんが、
「ではマサコさん、森をイメージして下さい」
と言った途端……。
ああ!
また出てきた、「白きつね」!
「どうぞこちらへ」と案内されて森の奥へついていくと、そこには「祠(ほこら)」がある……。
Hさんに(潜在意識へ)誘導してもらうと、たいていこのパターンなのです。
今回は祠の下に階段が現れ、地下へ降りていくと過去世へとつながっていました。
京都の山奥に住む女狐が、人間に化けたままキツネに戻れず、人間に捕まり、町の屋敷に監禁されているのです。
それを心配して多くのキツネたちが集まってきていました。
私に「助けて下さい」と懇願してきます。
過去世をリーディングし、書き換えることで解放しました。
でも、なぜこの過去世が出てきたんだろう?
登場人物の中に私はいませんでした。
これって……。
私ではなくて、Hさんに関わる過去世ではないかしら。
そもそもHさんが私を潜在意識へ誘導すると、なぜいつもキツネと祠が出てくるのか。
リーディングしてみると、Hさんは日本の古い時代に神様的な立場にいたようです。
そして、多くのキツネたちが眷属として彼女に仕えていたのです。
試しにHさんを誘導してみると、「弁天様のような恰好をした神様が出てきました」と。
やっぱり!
神様は私に「ありがとう」と。
とても可愛がっていたキツネたちに起きた過去の様々な出来事を解放してあげたくて、たびたび私に依頼してきていたのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・
という感じです。
ですから、むやみやたらに不可思議な現象を「霊障」だの、「何か悪いものが憑いてる」だの、「何かのたたり」だの、「先祖供養が足りない」などと恐れないで下さい。
だってみなさんは楽しくハッピーに生きたいから、このような勉強をしているんでしょう?
それなのに、片方で「恐い」「不安」な話を聞いて、その世界の虜になってしまったのでは、本末転倒ですよ~!と生徒さんたちにはお伝えしています。
もちろん、選択は自由ですが。笑
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