★この記事の続き
さて、この日、急に「ベッドを用意しなくちゃ」と思ったのは、ハナさんのぎっくり腰を予知したからではありません。笑
ハナさんへの施術が一通り終わったあと、思い付いたことを言ってみます。
私:イシさん、今度はもみほぐすのではなくて、「揺らして」みて?
もみほぐすのではなく、揺らす。
なぜそう言ったのかというと、2年前、私は京都の整体に通っていたのですが、その凄腕の先生の施術方法が「揺らす」だったからです。
長年の間に体が歪み、ついに歩けなくなって困り果てていたとき、たまたま京都からいらっしゃった生徒さんの紹介で、藁にも縋る思いで足をひきずるように向かった京都の先生。
初対面でぱっと私を視た瞬間、「骨盤が1センチずれてるね」って。
その後の30分の施術で普通に歩けるようになったのです!
柔道整復師と針鍼灸の国家資格をお持ちで、カイロプラクティックもやっていらっしゃるのですが、施術のほとんどが「揺らす」。
★そのときの記事
施術中、「この先生、何者なんだろう?」とリーディングしてみたら「宇宙人」でした。笑
きっと体のエネルギーが視えている(あるいは感じられる)のだろうなと思い、ユウさんにもタロットで聞いてもらったら、
「あの先生は全て見えています。波動調整ももちろんですが、筋肉や骨の位置を全て元に戻せます。なんなら内臓系も出来るはずなのです。揺らす事によって元の位置に戻しています」とのことでした。
後日「宇宙人Rikaちゃん」の講座のときに「手をかざすのと、体を揺らすのとでは何が違うのか」をリ-ディングしてもらうと・・・。
Rika:細胞レベルで考えると、
かざす場合⇒細胞にエネルギーを届けている。細胞の弱っている所に光を注入して栄養を与える感じ。
Rika:揺らす場合⇒細胞も揺れるので、その振動で細胞の形が正常に戻っていくイメージ。
とのことでした。
たとえば背骨が歪んでいる場合、そもそもは筋肉が歪み、その筋肉に引っ張られて骨が歪む(=骨の位置がずれる)そうです。
なので、ざっくりしたイメージでいえば、
揺らすことで体全体の変形している細胞が正常な形に戻る
⇒すると筋肉が正しい位置に戻る
(へこんだマヨネースの容器に空気を入れるとぷっくりと元の形に戻るような感じ?)
⇒すると背骨も元の位置に戻る
なので、「かざす」と「揺らす」を両方組み合わせるのが良いとのことでした。
そして、ちょうどこの頃、講座生のサトさんが同じようなことを言っていたのです。
彼女は普通のOLさんですが、習ったわけでもないのに、誰かが「腰が痛い」「肩が痛い」等と言うと、勝手に手が動いて施術できるそうです。
たとえば「腰が痛い」人がいると、左手を(自然と)背骨の上に置き、「右手の平のツボ」を尾てい骨にカチッと併せて横に揺らすのだと。
★そのときの記事
このことを思い出し、
私:ねえねえ、イシさん、サトさんのようにやってみて?
(イシさんが揺らすのを見ながら)
私:ハナさん、さっきまでのもみほぐしてもらっているときと、何か違う?
ハナ:振動
私:揺らすと振動がくるの?
ハナ:はい
私:振動って、何の(ための)振動ですか? 周波数を調整してるの?
ハナ:周波数調整
私:たとえば腰が悪いとするじゃない?
腰を揺らすと振動が来ますよね?
その振動がどのような作用をするんですか?
どんなふうに腰に影響していくの?
ハナ:施術者を経由して(周波数が)整っていく
私:じゃあ、揺らし方は激しくとかゆっくりとかって、あんまり関係ない?
ハナ:施術者による。施術者が感じた通りに揺らす
私:さっきのは、背骨のところに手を置いて、仙骨の上に手のひらを置いて揺らしたけど、あの背骨に置いてる手は何なんだろう?
あれはなくてもいいの?
ハナ:あったほうがいい
私:何の役にたつ?
ハナ:支点
私:エネルギーの通り道に置いているの? 支点て何?
ハナ:施術者の意識の支点
私:ああ、あそこに意識を置いてるんだ。揺らしている方の手じゃなくて。
ハナ:揺らしている方は、ほぼ5次元
私:その揺らしている箇所に自分の意識も支点も両方置いちゃダメなの? おんなじ場所じゃダメなんですか?
ハナ:できるようになればできるって
私:でも、別々のほうがいいの?
ハナ:うん。
私:そうか! 同じ箇所に意識を置くと、3次元と5次元が混ざるからですね?
過去世を見るときに目を閉じるのと同じなんだわ。
別に目を開けたままで視えるけど、目を閉じてやったほうが5次元に焦点を合わせやすい。
なぜなら目を開けている(3次元でいる)ときに活発に動くのは後頭部にある「視覚野」で、
潜在意識を視る(5次元にいる)ときに脳波がアルファ波になるのも、主に後頭部だからです。
つまり「同じ場所」なので、両方が働くと集中できない、だからどちらか一方にした方がやりやすいのです。
私は(今は)目を開けたままでも過去世を視ることはできますが、それは目を開けていても「見る」ことをしていないからです。
目の前の3次元に焦点を当てていません。
ピンぼけ状態にしています。
そして、この世界はさまざまな次元が重なっていますので)5次元の方に焦点を合わせています。
目を閉じないと視えない世界なのではなく、目を閉じた方が「集中しやすい」だけです。
ですから、この原理を教えてちょっと練習すると、生徒さんたちも目を開けたまま過去世を視ることができます。
私:それと同じ原理ね?
ハナ:うん、やれるならやれるって
私:じゃあ「もみほぐす」ってどうなんですか?
筋膜を剥がすとか、癒着してるからとかいろいろ原理があるじゃないですか? それをやることで体が楽になるでしょ?
ハナ:揉みほぐすのは、まさに「3次元の体」そのもの。
私:揺らすのは? 振動は?
ハナ:エネルギーの調整
私:じゃあ、両者を組み合わせたらいいってことね?
体はもみほぐしたけど、エネルギーは調整されてない。
エネルギーは調整したけど3次元の体は癒着したまま。
どちらかだけだと足りないってことね。
今、ハナさんの施術はまず体のほうをもみほぐして、最後に揺らしてエネルギー調整したでしょ? ああいうのはどお?
ハナ:あれはとてもよいって。
私:揺らすのは最後がいいの? それとも先にやるのが良いの?
ハナ:最後が良い
私:さっきは(以前)サトさんが教えてくれた方法でやったけど、別に手はあの場所じゃなくてもいいの?
振動させるのは、自分がここが必要かなぁって思うところを揺らして整えればいいの?
ハナ:うん
私:京都の先生はもみほぐさないで揺らすだけだけど、あの人はなぜそれだけでできるんだろう?
ハナ:効率的なポイントを理解しているから。
私:なるほど。あの先生は骨格調整をしているものね。
この日、なぜイシさんに「揺らす」ことを教えたかったのかというと、イシさんは施術が大好きなのに「年齢とともに体がしんどくなるから、いずれ考えなくちゃ」と言っていたからです。
もみほぐすには体力が必要ですから。
原理からいえば、これから「波動医療」に移行していくわけですから、京都の先生のように「揺らして整える」ことがメインになっていくのではないかと思います。
私たちは肉体ありきで生きていますから、直接「体」を揉んだりほぐしたりしてもらっている方が「治してもらっている」と受け取りやすいのですが、「波動」の原理にフォーカスできる人たちは、この「揺らして周波数を整える」方法へ移行していくのかもしれません。
どんな手法も「受け入れる」「信じる」ことで効果が生まれるからです。
イシさんのもうひとつの課題は、「とにかく長時間施術してしまう」ことです。
私:(ハナさんのガイドに)それはどうしたらいいの?
ハナ:時間をきちんと決めるか、1日にやる人数を決めてしまいなさいって。どうしてももっと手をかけたいと思ってしまうから。
私:どこまでもやってしまうのは、施術が好きだからですか?
ハナ:自分が活躍できることにすごく喜びを見出している
イシ:活躍できる? 笑
私:自分の才能を生かせるから楽しくてしようがないのかな?
ハナ:人のためにしてあげることが心の底から喜び。
私:イシさんがそれこそ今日1日で全部治してあげたいって思うのは、何か過去世があるの?
ハナ:うん、昔はそれを止められてできなかった。
人を癒やす能力があったけど、思うようにできなかったから。
私:誰かに止められたってこと?
ハナ:患者さんを何度も何度も来させるために、一度にたくさん施術してはダメって、そうさせられてたから。
だから、今世では思いっきりできることがすごく嬉しい。
私:なるほどね。でもそれで疲れるほどやっちゃったら本末転倒。笑
ハナ:だから時間を決めるか、人数を決めるかだって。
私:そうか。そのバランスなんだね
それと大事なことは、
なぜ周波数がずれたか
です。
ズレてしまった周波数を治す技ばかりを勉強しても、「原因」がある限りズレを繰り返すからです。
ストレスなどの「想い」「感情」の周波数が、体の正常な周波数を歪めてしまいます。
まさに「病は気から」なのです。
周波数調整というのは、そうやってズレてしまった周波数をチューニングして元の正しい周波数に戻しているのです。
それゆえ、ズレの原因となるストレスを「解放」することも必要です。
この原理がわかれば、施術をしながら「原因」となる「解放」も同時にできるようになります。
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『過去世診療所〈実例集①〉』~2014年度分
『過去世診療所〈実例集②〉』~2015年度分
『過去世診療所〈実例集③〉』~2016年度分
『過去世診療所〈実例集④〉』~2017年度分
『過去世診療所〈実例集⑤〉』~2018年度分
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