(つづき)
それは昨年、12月17,18日の京都行きのこと。
8月から通い始めて5回目です。
いつも一泊で訪れます。
初日は昼間に整体を受け、夜は京都在住の生徒クウさんと一緒に夕食、翌日はクウさんと観光に出かけ、夕方の新幹線で東京に戻る、というスケジュールです。
本来の目的は整体を受けることです。
足の痛みから歩行がつらくなっていたときに、クウさんから良い整体の先生がいると聞いて、最初に行ったのが8月。
私を見た瞬間、先生は「骨盤が1㎝ずれてる」と。
クウさんは「3ミリずれてる」と言われ、通院して背骨のゆがみも治ったそうですが、一目見ただけで、「1センチ」とか「3ミリ」とか、どうしてわかるんだろう・・・?って。
その施術方法が驚くべきもので、基本は「揺らす」。
柔道整復師と針鍼灸の国家資格をお持ちで、カイロプラクティックもやっていらっしゃるのですが、「ただ者ではない」感じがします・・・。
「人間」の肉体をとことん研究し尽くしているような・・・。
何を聞いても知識が豊富で、こちらが納得するまで説明してくださいます。
施術中、「この先生、何者なんだろう?」とリーディングしてみたら、「宇宙人」でした。笑
「揺らす」施術が気になったので、その後の講座で生徒Ricaさんがいらした際、誘導してガイドに聞いてもらいました。
私:手をかざすのと、体を揺らすのとでは何が違うの?
ガイド:細胞レベルで考えると、かざす場合は、エネルギーを細胞に届けている。光を与えて、細胞の弱っている所に栄養を与える感じ。
揺らす場合は、細胞も揺れるので、その振動で、細胞の形が正常に戻っていくイメージ。
なるほど!
たとえば、背骨が歪んでいる場合、そもそもは筋肉が歪み、その筋肉に引っ張られて骨が歪むのだそうです。
ですから、筋肉が正しい位置に戻れば、背骨も元の位置に戻るわけです。
ざっくりしたイメージでいえば、
揺らすことで体全体の変形している細胞が正常な形に戻れば(へこんだマヨネーズの容器に空気を入れて膨らませ、元のぷっくりした形に戻すような?)、体の筋肉が元の位置に戻るということでしょうか。
私:では、「かざす」と「揺らす」を両方組み合わせるのが良いのですね?
ガイド:そう。
私:頭の場合は?
ガイド:頭は揺らして治すものではない。
揺らしたり、強い衝撃を与えると、(かえって)悪くなる。
お互いが攻撃しあって弱るから、(細胞の)配置はそのままで、栄養だけ与えるのが良い
なぜ、「頭」のことを聞いたのかというと、生徒のRicaさんはこの半年前に突然OLをやめて、「ヘッドマッサージをやる人になりたい!」と転職した方だからです。
「頭」にだけ興味があるのだそうです。
転職して2ヶ月経った頃(7月)、講座にいらして、
「頭を揉むのは違う気がする」と。
実際に自分がマッサージを受けると、頭痛がすることがある、とも。
「揉むのではなくて、頭に手をかざしたり、触れるだけでよいという気がする」と言うのです。
「特に高齢者の人は、加減にもよるけれども、触れずに手をかざすだけの方がいいかも」と。
そのときもガイドに聞いてみたのです。
なぜ、Ricaさんがそう思ったのかを。
私:頭の中も個々に振動していて、揉むことで、そこに歪みを与えるからですか?
ガイド:頭の中をスノーボールに例えるなら、その球体の中に現象が起きているのに、そこに外から圧力をかけることで歪ませしまう。だから、痛みが起きる。
本来は揉んだりしなくていい。自然体でいい。
だけど、現代では、揉むことによってほぐれると思っている人もいる。
私:では肩の痛みとかも、揉まないほうがいいの?
ガイド:手でさすったり、手を当てるだけでいい。
外から圧力をかけるのは自然ではない。
私:針鍼灸は?
ガイド:針はオーケー。圧力ではないから。
こういうやりとりがあったので、今回、頭についても質問したのです。
実はRicaさん、霊能者なのです。
なので、直感はおそらく当たっているはずだと思ったのですが、やはりそうでした。
さて、今回の5回目の施術中、
思わず涙する出来事がありました。
整体の先生との過去世が浮かんだのです。
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